起業を突き詰めれば突き詰める程、「恋愛と似たようなもの」と思えて来ます。
そうなると、恋愛と同じく起業も自己完結出来るかも知れません。
恋愛を解いた方法で起業が解けるなら、それは実際に起業する上で強固な土台になるでしょう。
それは先日述べた「そこにどんな私が居るのか?」という事にも繋がります。
恋愛がそうだった様に、起業も最終的には「私は○○だ」という形になるはずなのです。
起業とは、要は「お金を下さい」という事です。
私の中での起業の定義は「人からお金を貰う為にする事」なので、それでほぼほぼ間違い無いと思います。
「お金が欲しいからする」のではなく、「お金を貰いたいからする」のが起業です。
「だったら雇われでも同じではないか?」と思われるかも知れませんが、それは恋愛で例えるなら同性相手に恋を求めるようなものなのです。
「求めるものはそれに相違無いが、貰いたい相手が違う」という事ですね。
しかし、そうは言ってもビジネスシーンで直に「お金を下さい」とは言いません。
好きな人に好意を伝える時、例え内心それが希望だったとしても、「私を好きになって下さい」とはあまり言わないと思います。
シンプルに「あなたが好きです」と伝えますね。
では、お金を貰いたい相手には何と伝えるでしょうか?
サービスや商品を売りたい人に対して、「恋愛で言うところの告白に当たる言葉は何なのか?」という事です。
その言葉が「私は○○である」の○○に当て嵌まれば、それが私の中の起業となり、売りたいものとなるのです。
…そんな気がします。
誰からならお金を貰えるか?
これは言い換えるなら「誰からならお金を貰いたいと思えるか?」という事でもあります。
恋愛だって誰でも良いわけではありません。
幾ら「恋愛を欲しているから」と言っても、何とも思っていない人から「好意を貰いたい」とは思わないですよね。
最終的には自分自身に対して求めている事に気付くと思います。
つまり、「誰からお金を貰いたいか?」の答えが「自分自身から」という事です。
恋愛がそうなので、もし起業も恋愛と同じならそうなるはずです。
ただ、「自分自身からお金を貰いたい」というのは今のところピンと来ないので、仮にそれが正しかったとしてもそこに至るまで時間が掛かるでしょう。
「時間が有る様で無く、無い様で有る」という状況の中、答えが出るのは出来る限り早い方が有難いのですが…。