朝日小学生新聞を読んでたら、目に飛び込んできたテストの広告。




 

「自分で決断するチカラ」「想像するチカラ」「物事を伝えるチカラ」を育むテストです。国語・算数・科学の3科目。朝日新聞に掲載された記事などから出題します。自分の頭で考え、答えをつくり、相手に伝える。その過程で、世の中とのつながりを感じながら学んでいただきます。

公式サイト原文ママ

 

 

何このテスト!私好みラブ 

しかも3年生限定!

受けるっきゃない!

 

 

3年生チューに「未来をつくる学びテスト」は「将来の夢をかなえるために必要なスキルが身につくよ!受けたほうがよいよ!」とテストを受ける理由をプレゼンして、竹下通りでのショッピングをダシに承諾してもらいました。

 



 

ところでこの「未来を作る学びテスト」、主催は朝日新聞社ですが、問題を作っているのは日能研です。
日能研に一定期間無料で通うことができる、特待生の資格試験を兼ねていて、日能研正規の特待生制度よりも入りやすいんだとか。

 

来年お子さんが3年生になる方、特待生を狙うなら要チェックですよ指差し 試験時期は7月です!

 

 

 

子供が試験を受けている間に、保護者会では出題の意図と解説についての動画を視聴。日能研や新聞の勧誘は一切ありません。

 

保護者会の中で、このテストを3年生に実施する理由についても説明していました。

 

小学3年生は、論理的・抽象的思考ができるようになってくる過渡期なんだそう。他人との違いに気がつく時期だからこそ、自分の考えを言葉にして、自己肯定感を高めることが必要。

たしかに、仲良しグループができたり同調圧力が生まれたりするのも、これくらいの年齢からですよね。

この時期に他社理解と自己表現を学ぶことを目的として、小学3年生という時期に設定しているそうです。中学受験を意識し始める年齢という大人の事情もあるでしょう。

 


その後、科目ごとに出題の意図が解説されます。

国語の問題で印象に残っているのは、4コマ漫画を読んで登場人物のオチの顔が、なぜそうなったのか理由と説明を書くという問題。

確かに、子供って面白かったことの話をしたがるけど、なぜ面白かったのか他人に伝わるように理由をつけて話すのって訓練が必要だもんなあ。

 

算数では、キャッシュレス化についての記事を読んで、お金の計算が上手になるためにどのようなことをしたらよいか、なるべく具体的に書け。という問題が出題。キャッシュレスの利便性と問題については夫婦で議論はしてるけど、子供とはしてなかったわ、、キョロキョロ

 

科学の問題は、町の名産品のいちごを使って町起こしする方法を、様々なデータ参考に考えるという出題など。大人でも難しいんですけど!

 



3時間近いテストを終えて会場から出てきたムスメ、休み時間にさっそく友達を作ったようで意外にも晴れやかです。

ムスメ曰く、「みんな難しいけど、算数と国語は早稲アカのチャレンジテストよりは簡単だった。科学はそもそも問題が意味わかんなくて、読むのに必死で最後まで解けんかったわとのことでした。


人によってテストの感想は違うので、参考までに、ムスメの今の学力はこんなレベルです。


 

問題用紙をチラ見したけど、新聞記事をベースにした大量の問題文・・・これは読みとくだけでも大変だわ。




うちでは朝日小学生新聞を2年生からとっていて、気になる記事や子供が興味を持ちそうな記事を私が選び、トイレに張り出しています。



新聞を交換するときは、子供たちに記事の感想を聞いてから。

今回のテストも事前対策は一切ナシ!ふだんの取組みがどれだけ定着しているか、どこが身についていないのか、穴を知るのが目的だから。


 保護者会で説明していましたが、強いて言うなら本テストの対策法は、新聞から出題されるのでふだん親子で新聞をよみ、話し合うこと。

 

地理の勉強にも子供新聞は役立つよ!



結果がでたら見直し必須で、どんな風に考えたのか?ムスメの思考過程を追って、深掘りしていきます!