アンという名の少女・地理的前情報まとめ。 | えりの言の葉~この世に真実はない、あるのは解釈だけだ!~

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誰かが見ていると思うと続けられるかな?と思い、日記がわりに書いています。

来週から「アンという名の少女」のシーズン2が始まります。


もう楽しみで仕方なく、シーズン1を連続再生で見返しています。


昨年から色々と感想があるので、ついに1話ずつ感想まとめを書くことにしました。


序章として、まずは地理的前情報をまとめてみようと思います。


実在の地名がたくさん出てくるのですが、まったく地理がわからなくて気になってたんですよ。


せっかくなので一通り調べてみました。




カナダhttps://maps.app.goo.gl/Nn17D4mXd1uktPmX7


物語の舞台はカナダです。

カナダって…少なくとも私は赤毛のアン以外であんまり意識したことないかも。

学校の世界史や地理でもあんまり出てこないというか目立たないイメージ。

とりあえずアメリカの上。笑



ノバスコシア州https://maps.app.goo.gl/PTvrnzayjso8x7E2A


アンの生まれがノバスコシア州ということになっているようです。

元いた孤児院もノバスコシア。

一部島も含むようですが、一応本土と陸続きみたいですね。

カナダの東の方。

イギリスが近いってことか。



プリンスエドワードアイランド州https://maps.app.goo.gl/FeH7SZR8Jn4prYMj8


赤毛のアンの舞台としてはこの地名が一番有名なのかな?

私も若かりし頃は「新婚旅行はプリンスエドワード島に行ってみたい」と思ってました。

死ぬまでには行ってみたいですね。

島であり、州。

州というのはおそらく日本でいう都道府県にあたるのかなあ。

大きさから見ても一つの県くらいの島のようです。

けど、アンという名の少女の中ではこの地名を聞いた記憶はない気がする。

本土のことを語ることがほぼないので、自然と島全体の名前を呼ぶことが少なくなるのかも知れません。



アボンリー・ビレッジhttps://maps.app.goo.gl/dcmJaYVocQiRCsnS6


どうやら元々あった地名ではなく、赤毛のアンに出てくる架空の地名が、観光名所として定着したようです。

アボンリーのグリーンゲイブルズという言い方から、一番小さな単位の地名になると思われます。

まあ村ですからね。

そうなると「グリーンゲイブルズ」というのは言わば屋号のようなものでしょうか。



シャーロットタウンhttps://maps.app.goo.gl/fyBzL8EPiCjUKAfE7


プリンスエドワードアイランド州の州都とあります。

つまり県庁所在地ってことかな。

人口約3万人。

少なっ。

やはりプリンスエドワード島自体が田舎なんでしょうね。



この他にカーモディという地名も出てくるのですが、これは架空の地名らしくGoogleマップでは出てきませんでした。


でも、シャーロットタウンよりはアボンリーに近く、アボンリーで手に入らないものを買うのがカーモディという感じでしたから、アボンリーとシャーロットタウンの中間くらいの距離と栄え具合なのかな。


なんとなく、カーモディが最寄りの新幹線の停車駅で、シャーロットタウンが県庁所在地かなとイメージしてました。


それで言うと、もう一つブライトリバー駅という駅名も出てきます。


これはアンとマシューが最初に出会った駅。


これもGoogleマップでは出てきませんでした。


アボンリー村には駅はないようですが、最寄り駅はこのブライトリバー駅になるようです。


つまり日本で言えば電車が走っていない町もしくは村がアボンリーで、徒歩では行けない距離の最寄り駅がブライトリバー、そして新幹線が停まるのがカーモディで、県庁所在地がシャーロットタウン、というイメージでしょうかね。

(プリンスエドワード島の中にいくつ駅があるのかよくわかりませんが)



しかし、それではブライトリバー駅をしょっちゅう利用しているかというとそうではないようです。


この駅が出てくるのは基本的にアンが初めて来た時と、マリラの勘違いから孤児院に返されそうになった時くらいで、あとは全て馬や馬車で移動しています。

(ノバスコシアの孤児院に帰る際はもちろんフェリーに乗っていましたが)


これはたぶん、本当に長距離移動する時以外は、汽車賃がもったいないというか高いんじゃないですかね。


運賃システムがわかりませんけど、少なくともちょっとの距離なら安い、みたいな感じではなさそう。


そもそも、最寄り駅のブライトリバー駅までマシューがアンを迎えに行った際、マリラがレイチェルに「マシューが戻るまで何時間かある」と言ってましたから、アボンリー⇔ブライトリバー間でも早くても3時間はかかると思われます。


となると駅と駅の間はそうとう距離があるんじゃないですかね。


だけど時々はそこに行かなきゃいけない用事もあるとなると、そんな頻繁に汽車に乗ることは難しいので馬車に乗るという感じなのではないでしょうか。


今の感覚で言えば馬車が自動車で、馬がバイクかちょっといい自転車みたいな感じなのかな。


汽車の方がもちろん速いけど、高いから基本的には馬車。


そういえばアンがグリーンゲイブルズに来る時の汽車の乗客たちも、なんかお大尽っぽい人が多かったもんな。


贅沢な行為なんでしょうね、汽車に乗るということ自体が。



こういった場所、土地を舞台に、アンという名の少女は描かれます。