先ずは足廻りから | 風してます!

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16歳の夏にCB250RS-Zから始まったオートバイ生活も、40年を超えました。
カワサキ最初の空冷4発であるZ1と、多分人生最後のオートバイになりそうなゴリパラ号・スーパーバイカーズ仕様のXLR250Rmd22でチープに楽しんでいます。

こんばんは。


今日から、8月です。

8月に入ったばかりの今日、ツクツクボウシの声を聞きました。

台風6号の影響でしょうか、ぼくが知る限り最も早いツクツクボウシの声です。

例年より2週間ほど早いツクツクボウシの声に、異常気象が超異常気象になっている感じがして気が気じゃない風です。


さて、5月14日の日曜日、色々と部品が届いたゴリパラ号の足廻りから弄る事にしました。

朝から向こうの部屋に行き、ゴリパラ号を出します。

こちら⬆️が、届いたタイヤです。

バイアスタイヤは、安くて助かります。

マフラーを外して、フロントスタンドと・・・

リアスタンドで車体を立てたら・・・

サクッとリアタイヤを取り外してチューブを引き出し、エアを入れてエア漏れのチェックの為にタイヤを交換する間放置します。

ビートワックスを塗った新しいタイヤの片側をホイールに取り付けたら捻れない様に少し空気を入れたチューブを入れて、両側のリムとタイヤの間を広げます。

この隙間から手を入れて、エアバルブを穴に入れます。

この後、タイヤの残りの片側をリムに入れる時には、もう少しエアを入れます。

バチンッ!とビートが出るまでエアを入れたら、ホイールをスイングアームに取り付けます。

5年振りのタイヤ交換ってのもあって、作業開始からここまで2時間半の11時45分。

フロントタイヤの交換は、昼食後にする事にしました。

パタパタッと昼食を済ませたら、また向こうの部屋へ。

オフロード用のスタンドでエンジン下を支えて、フロントスタンドを取り外します。

フロントタイヤと同時にフロントフォークオイルも交換するので、フロントフォークのトップキャップを外してスプリングを取り出します。

トップキャップとスプリングの間に、追加するシム(ステアリングベアリングのレース)が見えます。

今回はフロントフォークのオーバーホールはしませんので、フロントフォークを逆さまにしてショックのロッドをオイルが出なくなるまで出し入れして、その後廃油ボックスに逆さまにして立てておきます。

フロントタイヤを交換したら、G10のフォークオイルを525ccずつ入れました。

尚、純正のフォークオイルはG5で513ccです。

インナーチューブを全屈させて、ショックのロッドをエアが出なくなるまで上下させます。

10回ほど上下するとエアは出なくなりましたが、念のために20回ずつ上下させました。

フォークステアリングの上にシムを入れてトップキャップを締め付けて、フロントフォークを組み上げたら車体に取り付けます。

余談ですが、こちら⬆️はこれまでにぼくが交換したタイヤです。

タイヤを取り付けて前後のスタンドを外して、エキパイまで取り付けました。

タイヤのエア圧の調整も、忘れずに行います。

この後、シートに座ったり尻を上げたりして、フロントフォークのスプリングの強さとショックの腰を見ます。

予想通りフロントサスはかなり硬くなったので、フロントフォークの突き出しを大きくとる必要があります。

フロントフォークが硬い時にはフロントフォークの突き出しを増やしてキャスターを立てれば、スプリングに掛かる負荷が増えて柔らかく感じる様になります。

一先ず、フロントフォークの突き出しを15mmに調整しました。

因みに、フロントフォークが純正の状態の時の突き出しは、5mmでした。

後は、試運転をしながらフロントフォークの突き出しを決めていきます。