こんにちは!(^-^)/
今回は交通用語の中で難解のものを一つ紹介しましょう。
「普通自転車」です。
自転車と普通自転車は何が違うか?よくわかりませんよね…
では、解説しましょう!(^O^)
普通自転車っていうのは、
普通の自転車なんですよ~(´0ノ`*)
普通自転車の定義というのがいくつかあります。
1、四輪以下自転車で、長さ190cm以内、幅60cm以内の自転車
2020年11月30日までは普通自転車は「二輪又は三輪の」自転車に限られていましたが、2020年12月1日の法改正で四輪の自転車も含まれるようになりました。(車体の大きさに変更はありません)
2、側車がついてない自転車(補助輪は除く)
ということは、この自転車は普通自転車ではないことになります。
3、運転席以外の乗車装置がない(幼児用の座席は除く)
別名タンデム自転車と呼ばれていて、後ろの座席にもペダルが着いている自転車です。
© 2009 J Storm Inc./Tatsunoko Production
ヤッターマンに登場するドロンボーが乗っているこの自転車は普通自転車でないですね( ´艸`)
4、ブレーキが走行中に容易に操作できる位置にある。
このように競技用自転車だとブレーキがハンドルにないものもあります。
なのでこれも普通自転車ではありません。
この自転車については平成25年12月1日より
警察官による運転中止命令などブレーキ不良自転車に対する指導が強化されました。
警察官は、所定の安全基準を満たしているブレーキ(制動装置)を備えていないと認められる自転車を停止させ、その自転車のブレーキについて検査することができます。
ブレーキの整備不良やブレーキ自体がないことが確認された場合、警察官は、その自転車の運転者に対し、ブレーキの整備などの応急措置をとることや運転の中止を命じることができます。
警察官による停止や命令に従わなかったり、検査を拒否・妨害すると 5万円以下の罰金
所定の安全基準は
(1)前車輪及び後車輪を制動すること
(2)乾燥した路面で、速度が時速10キロのとき、ブレーキをかけた場所から3メートル以内に自転車を停止させる性能であること。
5、突出部がない自転車であること。
これらの条件が1つでもかけていると普通自転車ではありません。
この乗り物をご存知ですか?これは「ベロタクシー」という自転車タクシーです。
これは規定の寸法を超えていて、後ろに座席がついているので普通自転車ではありません。
写真で見てもらった自転車はどれも特殊で普通じゃないですよね…A=´、`=)ゞ
ですから、普通自転車というのは、普通の自転車のことなんですよ!
試験問題でも
「普通自転車」と「普通自動車」の読み間違えをしやすいので注意してくださいね!
最後におさらい問題
この標識が出ている道路で普通自転車以外の自転車は通行できない。
答えは一番下↓
(裕)でした。('-^*)/
↓こちらもよろしくです。(^人^)
答:○