こんにちは!(^O^)/
ご無沙汰して申し訳ありませんでした…(;^_^A
今回は車に表示されることがあるマーク(標識)を2回の記事にわけて紹介しましょう。(教本P97)
先ずはこれ↓
これはもうおなじみですよね!初心運転者標識「初心者マーク」です。
では、このマークをつける車はどんな車でしょうか?
当然、初心運転者が運転する普通自動車ですが、
じつは「初心運転者」という言葉では覚えない方がいいんですよ。
普通免許を受けて1年を経過していない人
で、おぼえてください!
理由は、
初心運転者で覚えてしまいますと、原付免許や二輪免許も1年経過していない人を「初心運転者」と呼びます。
しかし、
原付や二輪車にはこの初心者マークを表示する義務はないんですよ。
なので、
普通免許を受けて1年を経過していない人が
普通自動車を運転するときに義務で表示するマーク
で、覚えてください!
普通自動車ということは乗用でも貨物(トラック)でも表示する義務があります。
以前にこんな質問を受けたことがありました。
Q:
私は免許を取って10年くらい経ちますが、一度も道路を運転したことがありません。
今度、病気の母の通院のために車を運転しなければいけなくなりました。
長年運転していないので運転に自信がありません…
ペーパードライバーの私が初心者マークをつけて運転してもいいのでしょうか?
A:
これについては結果から言うと、
ペーパードライバーの人が初心者マークを貼って運転しても問題ありません。
警察庁の見解は
「この法律の目的は普通免許を受けて1年未満の運転者の事故防止と保護にあり、それ以外の人が初心者マークを表示して運転することは法律の予定するところではない。」(wikipedia-初心運転者標識より)
普通免許取得1年未満の人は表示の義務があります。
でも、それ以外の人についての決まりは今のところないんですよ。
ようするに、
「初心者以外の人が初心者マークをつけて運転することまでは考えてなかった」
という意味になるので、
今後ペーパードライバーマークが登場しない限り、貼って走っても問題ないんです!(^O^)
つづいてはこのマーク↓
これは高齢運転者標識「高齢者マーク」で、
70才以上のドライバーが任意で付けるマークです。
このマークは2010年の2月に様式が変更されたマークで、
以前はこの様式でした。
じつはこのマーク2008年に75才以上のドライバーは表示することが義務化されていた時期がありました。(現在は任意です)
義務化されたときに、75才以上の方から大きな反発がありました。
このマークを付けることで生活に支障が出てしまう人がいたからです。
75才で現役の個人タクシーをやっている人が、商売道具であるタクシーにこのマークを貼ったら…
うーんたしかにお客の立場になると、このマークが付いていたら
「危ないからこのタクシーに乗るのをやめておこう」ってなりますよねぇ…┐( ̄ヘ ̄)┌
マークのデザインも不評でした。
「もみじマーク」って名前がついてましたが、「枯れ葉マーク」って言われてましたよね…
たしかに枯れ葉っぽいデザインですよね~(-。-;)
形も涙を連想させるので明るいイメージがありませんね…なので、
一般公募の中から選ばれたこのマークが採用されて、2010年2月からこのマークへの様式に変更されました。
このようなマークを車に付ける国ってあるのか調べてみました。
どうやら初心者マークや高齢者マーク的なものを定めている国はあまりないようですが、
こちらはフランスの初心者マークです。
丸の中に赤字で“A”と書いてある直径10cmくらいのステッカーで、免許取得後1年間貼る義務があるそうです。
※「A」はフランス語でApprenti(初心者)のA
高齢者マークはどうやら日本だけのようです。
海外の人はもみじマークはが珍しいみたいでお土産に買っていく人が多かったみたいです。
もみじマークを貼って彼女とドライブデートをしている外国人がいると思うとなんかおかしいですね。( ´艸`)
長くなりましたので今回はここまで。
次回につづく
(裕)でした。('-^*)/