サ高住(サービス付き高齢者住宅)について、その特徴をまとめておこうと思います。

あくまでも両親が入居していたサ高住事情なので、他とは異なる部分もあるかと思いますが、参考までにして頂けると幸いです。


サ高住とは、介護サービスが受け易いという特徴を持った、あくまでも賃貸マンションです。車椅子でも移動できるバリアフリー仕様で、キッチン、バス、トイレ全てがお部屋の中にありました。

キッチンにはIHコンロ、リビングにはエアコンが備え付けられていましたが、冷蔵庫や洗濯機、家具類、窓に掛けるカーテンに至るまで。全て自分達で調達せねばなりません。電気、水道、ガスの契約も自分達でせねばなりません。


両親が入居したお部屋は1LDKの二人部屋でした。

寝室にベッドを2つ並べて、リビングで食事を想定された間取りでしたが、我が家はリビングに父のベッドとテレビ。寝室に母のベッドと実家のリビングで使用していたラグとローテーブルを設置しました。二人のベッドと車椅子だった父用のサイドテーブル、お風呂で使用するイスなどは、介護保険を利用してレンタルにしました。


慣れ親しんだ家具を持ち込む事が出来たのは、母にとっては良かったかな❓と思います。

それでも、細々と購入せねばならない物も多く、父が入院している期間。私の仕事の無い日は、母と一緒に父の病院→ホームセンターという日々を送っていました。出先でも母は私の側を離れず、ついてきてくれるので、そこは助かりました。しかし自由な「お一人様タイム」が全く無い生活は、かなりしんどかったですショボーン


最後に、これは両親が入居したサ高住特有の仕様だったのかも知れませんが、エントランスの扉は鍵(カード)をかざして開けるのは勿論の事、出る際にも所定の位置にカードをかざさなければ開きません。24時間管理人さんが常駐しているだけでなく、こうした仕様である事は、認知症の飛び出しリスクも軽減され、安心だなぁ~と思いました。


〈次の記事はこちら〉


〈1つ前の記事はこちら〉