父の入院期間中の、母のデイサービス利用状況について、お話したいと思います。
「母の認知症経過録17-時間軸の齟齬」でもお伝えしたように、最初の1ヶ月半は車で片道1時間の実家近くのデイサービスを利用していました。
それは当時母が登録していた施設と担当のケアマネさんがそこに居られたからです。
本当は実家には戻らない事が決まった時点で、退院後に住むサ高住(サービス付き高齢者住宅)系列のデイサービスを利用したかったのですが、月の途中での登録変更は難しいと言われ、月の終わりまで、頑張って送迎しました
しかしこの生活は、かなりキツかったようです。しばらくは、実家に用事で行く度に当時の事がフラッシュバックされ、胸がキューと苦しくなっていました
月が変わり、ようやく我が家からも近いサ高住系列のデイサービス施設を利用出来るようになってからは、送迎もお願いしていたので、もの凄く楽でした
デイサービスでの入浴の抵抗は相変わらずでしたが、前施設は大浴場で、男女別とはいえ複数の人が同時に入浴する形態。移動後の施設は家庭サイズのお風呂で順番に1人ずつ…だった事も幸いし、少しずつですが、入浴もしてきてくれるようになりました。
お陰で母がデイサービスに行ってくれた日は、一人でゆっくり入浴も叶うようになり、この時間が私の至福時間となっていきました
最後に…
実家と我が家は市が異なります。サ高住は住民票を変更しなくても入居出来ましたし、ケアマネさんも介護サービスも、異なる市に住民票を置いたままでも利用が可能でした。
この為、母はグループホームに入居するまで(グループホームは住民票のある市でないと入居出来ません)。父は亡くなるまで。住民票は実家に置いたままでした。
実家の市から送られてくる書類は全て、我が家に送って貰うよう、役所で手続きもしました。ただこの手続き。介護関係、税金関係…と言った具合に、部署毎に申請せねばならず、ちょっと面倒でした
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