父より入院の知らせを受け、病院に駆けつけた続きです。
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私は父と言葉を交わした後、病院を出て、実家に赴きました。そして慌てて父の入院準備と母の当面の生活に必要な着替え。それにタローちゃん(ポメラニアン)の生活必需品を車に積み込み、母とタローを乗せて、再び病院に向かいました。入院セットを父に渡し、2〜3言葉を交わした後は、夫と息子達の待つ家に、母とタローを連れて帰宅しました。
本当に本当に、大変な1日でした![]()
母にはその都度事情を説明するも、すぐに忘れる為、いつもと異なる日常に、かなり戸惑っていたと思います。そんな中、タローの癒し効果は母には絶大で、本当に助かりました![]()
その日の夜。母と二人でお風呂に入りました。
体、頭…という具合に、次はどこを、何を使って洗えば良いのかを口頭で伝えるだけで、母は一人で全てをこなす事が出来ました。私が母の背中を流そうと、シャワーでお湯をかけた時、「気持ちが良い」と、母はとても幸せそうでした。
きっと母はこの瞬間もすぐに忘れてしまう。だから私が代わりに覚えておこう。そして、父の入院中は娘の家で、幸せな瞬間を1つでも多く感じて貰えるよう、頑張ろう。
その時は、そんなふうに思ったのです。
その時は…![]()
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