(INTRO)
エイヨゥ、曲を始める前に、聞いてくれ
ありがとう、みんな、我慢してくれて
ここ2、3年、オレはどうかしちまってた・・・
(CHORUS)
だれかいるか? 気分はまるで、独り言を言ってるようさ
だれもオレの苦闘のことや辛い日々を、知っちゃいない
誰か聞こえるか?このまま独り言で終わっちまうのか
気がおかしくなりそうさ、オレがクレイジーなだけなのか
Yeah,whoa,whoa・・・
なあ、どうしてここまで孤独なんだ?
ここにはだれもいない、オレ一人だけ
だれかいるか?オレに共感してくれるヤツ
もしいるなら、声を聞かせてくれ、一人じゃないぞって
(VERSE 1)
少し身を引いてた。あたまをクリアにしたかった。
だがオレの腫れ上がる苦しみを、だれも解っちゃいなかった
憤りがボコボコ湧き上がり、狂気スレスレの状態で
あやうくリル・ウェインに、ディス曲を作っちまうとこだった
ヤツに嫉妬してたんだ、みんなにチヤホヤされてたからな
自己嫌悪に陥ったよ、ウェインのスピッドは絶好調で
オレは不調だった、人気のあるヤツなら当たり構わず
ディスっちまうとこだった、カニエにまで手を出しそうになった
狂気の沙汰、なんとか思いとどまれたことを、神に感謝!
自業自得、それは解ってた、だがプルーフは死んじまった
それから余計にクスリに手を出し、ぽんぽん口に放り込み
これでいいんだと自分を正当化してた
「イカレちまったか?意味なくディスやりまくるのか?
マトモなオチのある曲を書けねえからって
自分をあざむいてどうする、やせこけてんじゃねえか
拒否反応が出て、健康も衰え始め、自信も喪失
涙流して救いを求めてる」
(CHORUS)
(VERSE 2)
「マーシャルも、すたれちまったな」吞み込めなかった
確かなのは、自己嫌悪の波で、グラグラ揺れてる自分だけ
内側にぽっかり穴が空き、クスリの瓶も空っぽで
明日ほんとに終わっちまっても、おかしくない人生だった
廊下にワビシいエコーがかかり(oh-oh-oo,whoa)
話し相手は四方の壁だけ、人の気配はどこもない
こうやって自分に話しかけるだけしかない
確かなのは、ほかのラッパーどもが腐り果てたことだけ
そうさ、オレは嫉妬まみれのへイターさ
そうやってニセモノの勇気で自分をあざむいてた
マーシャルはエゴイストじゃないハズ、そんなタイプじゃない
ならず者(デスペラード)でもない、必死(デスパレード)なだけ
あらゆる想いを抱え、心の底では、片足でブレーキを踏み
もう片足はロケットエンジンを踏んづけていた
マクドナルドの駐車場で、なにもアイディアが思い浮かばず
「落ち込んでる暇があったら、動けよ
問題があるならあるとハッキリ認めて
ふくれっ面だと余計にあたまも冴えないぜ
けっきょく、最後は自分に懸かってるのさ、ベイビー
他人のやることなんて気にせずに
シェイディらしく生きればいいのさ」
ヤバい、どうかしちまいそうだ
(CHORUS)
(VERSE 3)
だから両足で立ち上がって、溺れる寸前に泳ぎ出した
勢いよくドン底に落ちた分、勢いよく跳ねあがった
それも2回、さらに今回は強烈に
かにかが変わった、前回の2枚目のアルバムとはワケが違う
「アンコール」ではドラッグに浸る日々
「リプラス」ではその毒を吐き出してる最中だった
そして今、みんなに償いをするために帰って来た
もうバカはしたくない、ファンにもう一度見せてやりたい
もうこれ以上ガッカリさせたくない、悪かった、ごめん
許してくれるか、やっと本来の自分に戻れた気がするんだ
やっと「あのオレ」が戻ってきた、「あのオレ」をちっとでも
知らねえヤツラのために、あらためて自己紹介させてくれ
「あたらしいオレが初心のオレを取り戻したと同時に
もうオレは止まらねえ、oh、そこら中で疾風を巻き起こし
この人生もはや見せ物じゃねえ、だがショーは始まったばかり
覚悟しとけ、暴れてやるぜ、ウェイン、ともに走ってくぜ
T,I、突っ走ってくぜ、カニエ、負けんじゃないぞ
それからDJ AMへ、冥福を祈る!
おまえの背負ってた気持ち、痛いくらいわかる
オレもおんなじように毎日苦しんでたからよ、それから・・・」
(CHORUS)
そういうことさ・・・
マジ、やっと目が覚めたって気分だぜ
自分がだれかってのを、一瞬忘れちまってた
それからよ、ディスやりかけてたヤツらへ
お前の事嫌ってたわけじゃないんだ
ただ何かと辛いことがあってな
それからその他全員のヤツらへ・・・
ただいま!
(笑い)