心療内科に通った双子ママAさんが経験した11のこと・その⑨

こうしてつぶれた・・・)

誰かの役に立つならば!)

そうお話してくださったAさんです。

 


1つずつかみ砕いてご紹介しています。

 

 

 

心療内科に通った双子ママAさんが経験した11のこと、その⑨

「あのときは鬱だった・・・」

 

⑨いよいよ心療内科に行く

■子どもが怖い。

■診断書をもらうも保育園に預けられない。

■車は運転できなくなった。

■役所での申請は自力でするしかなかった。

■託児所を使って待機児童になる。

■パートに出る。

 

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双子ママAさん、

初めての育児が双子ちゃん。

住んだことのない場所で

(旦那さんの実家近く)

出産し、ワンオペ育児。

 

双子ちゃんが7ヶ月くらいで

夜中に起きて泣いてしまう

子どもたちに

耐えられず布団を叩いたら

旦那さんに頭をはたかれ・・

 

どんどん

ワンオペ育児に追い込まれました。

その頃、旦那さんの転職で

本当に見知らぬ土地へ引越

 

 

両家とも実家が離れ、

完全に孤立しました。

双子ちゃんが7ヶ月くらい~

2才前くらいまで、

そちらに住みました。

 

 

そして

双子ちゃんが2才前になり

今度は、旦那さんの転勤のため

またも引越。

旦那さんの実家近くに

戻ってくるような形になりました。

 

1才半~2才前後というと

子どもたちは

歩くことが大好きで、

ベビーカーに大人しく

乗ってくれることは

少なくなります。

 

そんなお年頃の2人を連れて

でかけようものなら

2人が右と左に真っ二つ

解散していきます。

しかも男の子!!

 

タイプにも寄りますが、

恐れ知らずで

どこまでも行ってしまう

男の子2人・・・

 

2才半くらいで

聞き分けができて、

「止まって」とか

言うことが聞ける

おりこうさんも

出てきますが・・・

 

いつも絶対に!とは

いきませんから、

やっぱり3才くらいまでは

本当に大変です。

 

2才前後までは

本当に、寿命が縮む行動を

とってくれるのが双子ちゃん

 

軽く走ってどこかへ

行ってしまうので、

目は離せないし、

車にひかれてもいけない、

誰かにぶつかっても危ない

(小さくて視野に入りにくい)

 

お買い物なんかもできません

勝手に触ります

言うことは聞けません。

すぐ見失います

かといってカートに

静かに乗っていてくれるか・・・

そもそも双子だから

カートも難しい・・・

 

駐車場だって、

黙って手をつないでくれれば

いいけれど、

言うことを聞けない場合

泣いてでもぐずってでも

手をつないで、とか

2人を両手に抱きかかえてとか。

なんとかやっていかなければ

子どもの命を守って・・・

それだけでも必死です。

 

何をするにも説得して・・・

何をするにも「イヤ」と言われ

「イヤイヤ」が激しくなっていき、

あげく、ダダをこねて泣く!!

 

それもかなり大きな声で!

かなり粘り強く!!!

1対2じゃ敵うわけもない・・・

 

私もお買い物の付き添いなど

することもありましたが、

双子の動きはバラバラ。

大人1人と子ども1人ペア。

ペアが2組。

お買い物はバラバラになります。

大人が2人いたって

同じ場所を一緒に動くことも

難しいのです。

 

双子ママAさんは

双子ちゃんが2才くらいのとき

動物園に行った時、

ベビーカーはじゃまになるからと

旦那さんに言われ、

入り口近くに置いてきました。

 

帰る頃になって・・・

予想はつくと思いますが、

2人とも疲れてグズグズ・・・

 

旦那さんが

「ベビーカー取ってくる」と

離れている間のカオス・・・

2人がバラバラな方向へ

行こうとするのを

必死で止めて、

余計にグズグズ・・・

 

もう手に負えない・・・

 

 

ヒモをつけました。

(賛否両論あろうかと思いますが)

(命を守ることに必死です)

(何かあってからでは遅いので)

 

ヒモをつけたって

どうにもならない

おお暴れのカオス状態。

左右に別れる

子どもたちをヒモで引っ張り

なんとか耐えるのが精一杯。

 

「助けて・・・・。」状態もやもや

 

 

 

周りを見ると、

なんと、笑っている人たちあせる

 

 

・・・・・。

 

 

 

 

お願い・・・指さして笑ってないで

本当に助けて欲しい・・・

 

この温度差あせるあせる

 

 

 

結局、旦那さんとおでかけしても

大変な思いをしてしまう。

収拾のつかない子どもたち。

活発な男の子2歳児2人。

 

双子ちゃんが2才をすぎた夏

双子ママAさんは、

子どもが怖い

と感じるようになりました。

 

 

です。

車の運転はできません。

電車移動もできません。

耐えられないし危ないのです。

 

Aさんの話を聞いた

お母さんから

心療内科を勧められ、

旦那さんに連れていってもらい

病院で

診断書をもらいました。

 

子どもを保育園に預けて

離さなければ

Aさんにも双子ちゃんにも

双方によくありません。

 

診断書をもって

旦那さんの運転で

役所に連れていってもらいましたが

3つの市を跨いでも

どこへ行っても

保育園に入る点数が

足りませんでした

 

役所での申請は

旦那さんは「わかんない」ということで

Aさん自身が動き、話をして

申請手続きをしていきました。

 

とても若い男性職員の

役所の人の塩対応とも

戦いながら・・・

(不快そうな対応、

親切とはかけ離れ・・・)

 

とにもかくにも、子どもを

預ける道しかありません

 

結局、

託児所に預けて待機児童

として待つことになりました。

 

託児所に預けて3ヶ月

双子ママAさんに

少し余裕が出てきたところで

パートに就く決断

 

パート&託児所からの流れで

保育園に入りやすくし

なんとか、翌年度

入園にこぎ着けました。

 

心療内科に通いながら。

 

 

心の病は、治るまでに

「大変だった期間の倍を要する

と言われたりします。

 

2年間経験した積み重ね

だとすると、そこから4年。

 

 

 

 

Aさんが心療内科に

通えてよかった。

双子ちゃんが保育園に

行けてよかった。

 

旦那さんに運転してもらって

自身で申請を頑張られて、

なんとか

最後の一踏ん張りがきいて

本当によかった。

 

なんとかなった、

無事だった、

とは言えることではないけれど、

 

でも、

それを境に、好転していけた

というのが本当によかったえーん

 

ギリギリ・・・

 

ギリギリアウト?

ギリギリセーフ?

好転したからこそのセーフと

結果オーライで言えば

そうかもしれませんが、

どうなっていても

おかしくなかったと思います。

 

ラインなんて、

あってないようなもの。

育児の問題って

本当にきわどいところを

通る方が多いです。

 

育児だけではないですね、

仕事もそう、

介護もそう、

学校もそう、

追い込まれるときが危ない・・・

 

 

 

 

今日はここまでですニコニコ

 

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次回は→→こちらから⑩へ

⑩旦那さんが変わったきっかけ

 ・ボイコット。

 ・どうしてつぶれたのか・・・

 

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11話まで、続くお話です。

0.双子出産直後に夫婦関係悪化・・・!?→→こちら

1.「会社で働くことが仕事」の旦那さん

2.旦那さんがしてくれた家事・育児

3.義理実家とのお付き合い

4.肩身の狭い買い物事情 

5.外出すると絡まれる「双子ちゃん」

6.役所の塩対応、嘘の情報

7.検診、病院での出来事

8.双子ママAさんが胃腸炎でダウンした日

9.いよいよ心療内科に行く

10.旦那さんが変わったきっかけ

11.今の双子ママAさん家族

 

もくじの詳細は

→→→こちらにまとめてあります。

 

 

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11.今の双子ママAさん家族

 ・あれから3年。