心療内科に通った双子ママAさんが経験した11のこと
(こうしてつぶれた・・・)
(誰かの役に立つならば!)
そうお話してくださったAさんです。
心療内科に通った双子ママAさんが経験した11のこと、その⑩
「あのときは鬱だった・・・」
⑩旦那さんが変わったきっかけ
■ボイコット。
■どうしてつぶれたのか・・・
-・-・-・-・-・-・-・-
繰り返しますが・・・
双子ママAさん、
初めての育児が双子ちゃん。
住んだことのない土地で
(旦那さんの実家近く)
出産しました。
当時は
「家事・育児は女の仕事」
というお考えの旦那さん。
里帰り出産でもなく、
アパートでの核家族の生活。
双子ちゃんが7ヶ月くらいの頃、
旦那さんの転職で
本当に見知らぬ土地へ引越。
両家ともの実家から離れ、
完全に孤立しました。
(それぞれ高速道路で1時間以上)
双子ちゃんが7ヶ月くらい~
2才前くらいまで、
そちらに住みました。
どんどん
ワンオペ育児に
追い込まれていきました。
仕事から帰ってくる旦那さん、
転職もあってか、
大変だったことと思います。
双子ママAさんがお風呂に
入りたいからと
「ちょっとの間見ててくれる?」
と聞けば
「テレビ見てるから無理!」
飲み会があれば2次会以降も
お付き合いして帰りが遅い・・・
双子ちゃんが7ヶ月くらいの頃
夜中に起きて泣いてしまう
子どもたちに
耐えられず
Aさんが布団を叩いたら
旦那さんに頭をはたかれ、
「うるさい・・・」
・・・
・・・・・
・・・・・・・・
「家事育児が女の仕事」
「外で稼いでくるのが男の仕事」
そう旦那さんが思うのなら・・・
旦那さんには期待せずに
最悪な言い方をすれば「ATM」
だと思うしか、
「精神的にやっていけない。」
そう思うようになって
旦那さんに頼ろうとすることなく、
旦那さんをあてにするエネルギーも
ムダに使わないように
双子ママAさんは努力されました。
そして
子どもたちが
手に負えなくなった
(活動的になりすぎて)
2才3、4ヶ月の頃
子どもが怖くなり
心療内科に通うことに
なりました。
2才前後は
本当に、寿命が縮む行動を
とってくれる年頃です。
しかも双子ちゃん。男の子2人。
軽く走ってどこかへ
行ってしまうので、
目は離せないし、
お買い物もできません。
駐車場だって、
お出かけ先だって
子どもの命を守る・・・
それだけで必死です。
でも外で
遊ばせなければ
子どもだってストレスはたまるし
余計にイヤイヤ期を助長させます。
何をするにも「イヤ」と
言われます。
「イヤイヤ」が激しくなり、
あげく、ダダをこねて泣く!!
それもかなり大きな声で!
かなり粘り強く!!!
1対2じゃ敵うわけもない・・・
そんなときに
心療内科に通うことになった
双子ママAさん。
(ここまでは詳しくは①~⑨へ)
(過去の投稿をご覧ください。)
ワンオペ育児で双子育児。
子どものことをしっかり見なければ
そう思うがあまり、
怖くなったのだと、
「ちゃんとしようとし過ぎて
つぶれた」
そう振り返られていました。
(実際問題、見切れません)
私の知る専門家さんたちも、
(保健士、医療系、教員、養護教諭)
いざ自分の子どもの育児となったら
とてもとても大変で
仕事のようにできやしない!!
とおっしゃいます。
自分の子どもは!
しかも家で育児するって!
当然ながら仕事場とは
全然違います。
そもそも
外へ連れ出すところまでが
またとんでもなく大変。
準備することと、
家での家事とを同時にこなす
子どもの食事や服、
オムツや着替え、自分のこと、
たーーくさんのことを同時に。
育児をするってことが
どんなに大変か・・・
仕事以上に・・・
(しかも日本では)
(ワンオペ育児も当たり前)
(っくらいの風潮も・・・)
24時間。
責任感のすごい仕事。
もし大けがをさせたら・・・
もし病気になったら・・・
仕事するよりハードです。
でも上手くやって当たり前。
下手すれば、とやかく言われます。
特に理解のない環境に
身を置かれた場合は
かなりしんどいです。
このブログにコメントを
寄せてくださった
イクメン双子パパさんの
お言葉をお借りすると・・・
「女性は妊娠発覚から
母になる準備を始められるけど
男性は子供が生まれてから
自覚しはじめる」
「子ども達の面倒をみれるまで
時間が少しあったんです。
やたらと夫婦喧嘩が
発生した時期もありましたから。
その時の状況とか考えると
妻には至らない部分もあったなぁ
って思います。」
そうコメントをいただきました
ちなみにこの双子パパさん、
保育園のお迎えや
お出かけの帰り、
(当時 年中さんの双子ちゃん)
「熟睡する双子を同時抱っこして
40分電車で立ちっぱなしのうえ
駅から家まで歩くとかあります^_^」
なんて、おっしゃった
スゴいパパさん
(このパパさんから)
(うかがった驚きのお話は)
(また後日!)
双子ママAさんに話を戻します。
双子ママAさんが同じことを
おっしゃいました。
旦那さんが変わった
きっかけにも繋ります。
子どもたちと話ができるようになった
2才すぎくらいから少しずつ
旦那さんは子どもとかかわるように・・・
どうやら子どもと接することが
楽しくなっていったようなのです。
双子ママAさんいわく、
「たぶんその頃に父親の自覚が
出てきたのではないかと」
子どもたちが
言うことを聞いてくれるように
なったころから
で、双子ママAさんは
その頃、ほどなくして限界になり
心療内科にかかりました。(⑨話)
Aさんは
必然的に!?(自分の体を優先)
ボイコットすることになりました。
「もうやってらんない!」
そういって、
旦那さんに全てをゆだねて
Aさんは1人で出かけました。
こうしてボイコットするように
なった双子ママAさん、
ボイコットされるようになった旦那さん
旦那さんは
きっとイヤイヤ期の子どもに
直面したことと思います。
例えば、
オムツ替え。
オムツがパンパンになったり
臭いがしたりしたとき
昔のようにすんなりとは
替えさせてくれなくなった
と思います。
例えば、
おもちゃの取り合いをして
けんかになったら
相手がギャン泣きするまでの
大げんかになったと思います。
昔よりスケールが大きくなって
いたはずです。
もしも痛くて泣いたならば
きっと子どもは
「ママママママ~~~」
と言ったでしょう。
そうなれば、辺りにある
物も蹴散らして
しまうこともあったかもしれません。
収拾がつかない事態・・・
例えば、
ご飯を食べるにも
何かにつけて
「いや!!」って
意味不明な
反抗をしたでしょう。
「これ(ふりかけ)開けて~」
と子どもがふりかけを開けるように
お願いしたら、
パパが「はいよ~」って
ふりかけの封を開けて
パッパッパ!!!
・・・・・・・
・・・・・・・・
子どもの地雷をふんで
「ぅわ~~~~!」
とかあったかもしれません。
一度そうなったら
どんなことで気を引こうとも
なかなか収束してくれません。
(勝手な想像です)
(ふりかけのお話は)
(今日まさしく他の方から)
(親勉チビーズの清水さん)
(お聞きしたエピソード)
(育児のことを語り合いました)
(脱線しました)
例えば、
部屋の中は
いつもよりも散らかって
何かがこぼれて・・・
1人がやればもう1人も
真似をしたり
ふざけたり
したかもしれません。
例えば、
家の中を思いっきり走って
おもちゃを派手にぶつけて
大きな音を立てるように
なったかもしれません。
携帯をみようとしても
子どもがじゃまをして
ゆっくりさせてくれなかった
かもしれません。
トイレもゆっくり
できなかったかもしれません。
例えば、
どこかへ連れていこうとして
出かけようとしたものの
何を持っていけばいいのやら
困ったかもしれません。
荷物を持って
2人を車へ連れていき・・・
手を繋いだり
チャイルドシートをしたり、
その度2人分。
お利口にしてくれないことも
あったかもしれません。
あっちへ行きたい
こっちへ行きたい、
てんやわんやだったかもしれません。
どんな過ごし方をしたのかは
全く分かりません。
でも
それまで旦那さんは、
育児に対して、Aさんから
「これお願い!(手伝って)」
と言われてから
はじめて手伝ってくれる
旦那さんでしたが、
そこに変化が現れたようでした。
言われなくても
やってくれる旦那さんに!!
何があったのか、
どんな心境になったのか、
旦那さんのお話も
うかがいたいものです・・・。
私は、ママAさんから
お話をうかがって、
思ったのですが・・・
旦那さんに任せても
大丈夫な時期になってから
ボイコットをするようになった
のではないかな~と。
旦那さんが子どもたちを
受け入れてくれる時期に
なったのを見計らって、
ボイコットしても
大丈夫と思えるようになって
(必然的だったかもしれないけれど)
そうされたのかな~と。
それに、
散々勝手な想像はしたものの、
イヤイヤ期とは言えども、
子どもたちを
責任持って大切に育てて、
旦那さんや他の誰かの
言うことを聞いてくれる
子どもたちに育てて
2才過ぎまで頑張って
それからボイコットされたのかな~と。
ママの根性を感じた気がしました。
(最後の⑪で詳しく・・・)
旦那さんにとっても
ママAさんにとっても、
ボイコットはとても良かったようです。
病院に通われたAさんの
辛さはとても理解できることでは
ありませんが・・・
双子ママAさんのお話は
最後の⑪でお伝えすることにします!
今日はここまでです
・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
次回は、いよいよ最後→→こちらへ⑪
⑪今の双子ママAさん家族
・あれから3年。
・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
11話まで、続くお話です。
0.双子出産直後に夫婦関係悪化・・・!?→→こちら
1.「会社で働くことが仕事」の旦那さん
2.旦那さんがしてくれた家事・育児
3.義理実家とのお付き合い
4.肩身の狭い買い物事情
5.外出すると絡まれる「双子ちゃん」
6.役所の塩対応、嘘の情報
7.検診、病院での出来事
8.双子ママAさんが胃腸炎でダウンした日
9.いよいよ心療内科に行く
10.旦那さんが変わったきっかけ
11.今の双子ママAさん家族
もくじの詳細は