双子(多胎児)ママは、
双子ちゃんを授かって、
出産を迎えるまでに
安定期のない毎日を送ります。
それはそれは神経をすり減らして
命の危険、
子どもの健康、
自分の健康と向き合います。
毎日24時間、半年以上。
特に出産前は、
なるべくお腹の中で成長させたい思いと
肉体的限界とがぶつかります。
2ヶ月の絶対安静入院期間、など
精神的にぼろぼろ・・・
そんなこんなで、
出産の日が決まって、
(帝王切開が多い)
いよいよ出産を迎えると・・・
ママは産後2日目まで、
人知れず
また別のものと戦います・・・
さて、出産すると
旦那さん、おじいちゃんおばあちゃんは
それはそれはお祭り騒ぎ!
最高におめでたいですから!
ママほどではないにせよ
双子ちゃんの出産ですから
多少、心配もしました。
ママとしてもホッと一息。
子ども達が無事に生まれた喜び、、
ようやく子ども達の顔が見られた喜び
小さくて可愛い我が子・・・
搾乳などは始まりますが、
ひとまず休憩、寝られます。
ある旦那さんは、
旦那さんのご両親と
一度病院を後にして、
お祝いに・・・、ということで
「うなぎを食べに行こう!」
と出かけるのですが・・・
勃発です。
一番大変な思いをして出産したママは
当然、病院に残されます。
しかも産後まるっと1日
断食が続く状況で!!!
ここで、一番気をつけたいのが、
ママへの最大限の労い。
数ヶ月に渡る大仕事を
終えたママがそこにいるのです。
お腹も空きます。
しかも、おめでたいから、
その後は普通に食べたいのです!!
でも、しばらく食べられないんです!!
お祝いをしたい気持ちは
同じです。
同じ。
同じなんですが!!
お祝いムード一色で、意気揚々と
「うなぎ食べに行ってくるね~」
なんて、旦那さんから言われたら・・・
出産早々、ママとしてもおめでたい気持ちが
一瞬、寒波に襲われ
旦那さんに対してなどという気持ちが芽生えます。
そして、その後の壮絶な育児でも
おそらく労われることはないのだろうと、
ママの大変さを理解しようとする姿勢は
みじんもないのだろうと、
そんな覚悟もするわけです・・・
(決してそうではなくても)
(たまたま出産時だけ旦那さんがうかれただけだとしても)
その時、付き添ってくれていた
ママの実の母親は、
そんな娘の状況を察して、
とてもおろおろされていたようです。
気を遣ってくれたのがせめてもの救いだったと、
そんなお話をうかがいました
大変なときこそ
枝分かれするので、
やっぱり
大事なのは、
気遣いですかね・・・
このお話には続編があります→→こちらへ