心療内科に通った双子ママAさんが経験した11のこと

こうしてつぶれた・・・)

誰かの役に立つならば!)

そうお話してくださったAさんです。

 


1つずつかみ砕いてご紹介しています。

(最後の最後に、静岡県民がいらっしゃったら)

(見ていただきたいお知らせがあります)

 

 

 

 

心療内科に通った双子ママAさんが経験した11のこと、その⑧

「あのときは鬱だった・・・」

 

⑧双子ママAさんが胃腸炎でダウンした日

■初めに電話したのは、

  遠く離れた実家の母

■自動車学校へ通って、

  車の運転してくれた母

■迎えに来てくれたのは・・・

 

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双子ママAさん、
双子ちゃんを出産して

双子ちゃんが7ヶ月くらいの時

旦那さんの転職で引越

 

旦那さんの実家からは50km

ママAさんの実家からは150km

つまりは、両親の援助なし

 

初めての土地で、

初めての育児

しかも双子ちゃん(男の子)

双子育児に奮闘していました。
 

旦那さんは

育児家事は女の仕事!」

とのお考え。

 

いわゆるワンオペ育児。

 

双子育児って1才くらいまで

朝から晩、夜中まで

ずーーーーーーーっと

ひたすら大変。

孤独にならざるを得ないんです。

 

しゃべれなくて、

泣く子どもと1対2。

 

そのくらいの子どもって

1人泣くと、もう1人も泣くんです。

(泣く理由もないのに)

(雰囲気で泣くんです笑い泣き

(泣いて困らせるんですあせる

(こっちも見て~えーんって)

 

子どもって

自分で歩けるようになる前まで

自分の思い通りにならないことが

かなりあるから、

結構かなり毎日毎日

泣くんですよね。

しゃべる手段もないから

泣くしか訴える術がない・・・

 

 

心理学的にいえば、

欠乏欲求といって、

外からの影響(周り次第)が

不足していると不満です

(これは過去にも書きましたが)

(抱っこの例で説明したブログは→→こちら

 

満たしてあげるまでって・・・

双子育児をするなら、

子どもが起きている時間は

徹底的に相手をしてあげる

っくらいでないと、難しいです。

(おんぶに抱っこでは動けない)

(1人だったら、多少のことは)

(おんぶで家事も進められますが)

 

子どもたちは意思があるのに

できることが少なさ過ぎて

周囲に満たしてもらえないと

泣くわけです。

めっちゃくちゃ大変。

 

眠いのに寝れないとか

(辛いよね~大人でもそうだから)

(でも眠たいなら寝て欲しい・・・)

(途中で起きたりするから眠いのよ!?)

物がいう通りに動かないとか

ママがいう通りに動かないとか

双子のもう一方がいう通りに動かないとか

(当たり前の世界なんだけどね)

 

ママに構って欲しい!とか

(洗濯、掃除、食事あるから)

(常には無理よね~真顔

(しかも7ヶ月くらいって)

(後追いがまたスゴいガーン

 

あれが食べたいとか

自分の手で食べたいとか

スプーン自分で持ちたいとか

(双子に限ってはもう)

(ママ1人に限界があるから)

(ある程度1才くらいから)

自分で食べる子も多いよね)

(掃除も洗濯も増えるけど)

ギャンギャン泣かれるより

(全然まし。むしろそれ以外ムリ。)

(この辺の介助の仕方はまた後日。)

 

そんな毎日に耐えていた

双子ママAさん、

引っ越し先の都市では

支援センターになんとか連れていっても

グループができていて

ママさんの輪の中に

なんとなく入りづらかったり、

というか、

双子を連れて行くと、

双子で手一杯。

物理的にママさんたちと

おしゃべりできなかったりも。

 

で、ある時、

双子ちゃんが1才前後の時

双子ママAさん自身が

初めて、どうしようもない体調不良に。

嘔吐下痢・・・(胃腸炎)

 

朝起きて

双子ママAさん、

自分自身の不調に気づきました。

「気持ち悪い・・・チーン

旦那さんを見送り

なんとか子どもたちに

ご飯を用意し、

食べさせて

(吐き気と戦いながらチーン

 

とにかく横に・・・

倒れ込むチーンチーンチーン

(病院とかどころはない)

(動けない)

(起きれない)

(100歩譲って行けたとしても)

(双子連れでは無理。)

(1人タクシーで・・・なら)

(あり得るかもしれないけれど)

 

意識が遠のいて・・・

 

ふと気づくと、お昼前ハッ

 

 

 

双子ちゃんたちは・・・

 

なんと

Aさんの横で

ずっとゴロゴロしていてくれた

みたいなんですえーんえーん

 

目が覚めたものの

いよいよ、無理。

もうダメだ。

そう思って、

 

電話。

 

 

 

 

 

「お母さん・・・」

「助けて。」

 

 

そう、旦那さんではなくて。

150kmも離れたお母さん。

 

旦那さんに電話したところで

どうにもならない

分かっていたからです。

(旦那さんは転職したばかり)

(どのくらい大変か、もし)

(伝えられたとしても・・・)

 

選択肢が

お母さんしかなかった。

とんでもなく辛い状況に

置かれた時、

一番に思いついたのが

お母さん。

 

 

お母さんは、

運転免許を持っていたものの

長いこと運転していませんでした。

 

Aさんが、見知らぬ土地で

双子を出産すると知って

自動車教習所に通い直して

高速道路の運転も

練習し直して、

娘のAさんのところに

行けるようにと、

準備してくれていましたえーん

 

お仕事もしていたお母さんですが

娘、孫の双子1才が

どんな状況か、

どうすべきか、

瞬時に分かってくれて

 

即決。

 

 

病院行きなど応急処置をし、

Aさんと双子ちゃん

3人を連れて

実家へ連れ帰る!!!

 

車を長距離運転。

往復。

 

娘を助けに。

 

1週間実家で静養

させるという

お母様の判断キラキラ

 

孤独な育児

ワンオペ育児

壮絶な双子育児

精神的にどれだけの

ダメージを負っていたか

体が不調になるというのは

どういうことか、

娘が壊れる・・・

なんとしても連れて帰る。

 

そう感じられたのでは

ないでしょうか。

 

 

双子ママAさんが

どれだけ救われたか・・・

 

(もちろん、娘さんたちを)

(連れて帰るということは)

(旦那さんにも連絡を)

(した上で)

(旦那さんの了承を得てですラブラブ

 

 

限界に達して倒れたAさん

双子ちゃんたちに

けがもなく、なんとか

このピンチを乗り越えて

今があるけれど、

 

これって

何事か起こっていても

おかしくない、

 

紙一重・・・というか

なんとかなってよかった

チャンチャン。ではなくて。

なんとかなってて奇跡?!

と思える出来事だったと思います。

 

ギリギリセーフだったとは

とても思えないのです・・・

Aさんも振り返ると

怖い出来事だったと思います。

 

でも、

育児をしているママさんたちって

こういった酷い状況に

置かれていることが

一度二度ではないんです。

 

 

そもそもは

毎日必死。

 

 

 

先日、

長女3才+年子の双子2才くんの

ママがインフルエンザになった時も

それはそれは酷かったと

お話をうかがいました。

(これは明日にします)

 

そういう時がきたら・・・

最悪の状況で

自分や子どもを守れるのは

やはりママ自身。

どんな判断をするのか

日頃考えておくということも

大切なのかもしれない・・・

 

そう思いましたあせる

 

 

今日はここまでですニコニコ

 

 

 

最近コメントをいただけて

とても嬉しいです照れ
ぜひお声を聞かせてくださいおねがい

双子ママAさんも
見てくれていますニコニコラブラブ

よろしくお願いします。

 

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次回は→→こちらから⑨へ

9.いよいよ心療内科に行く

 ・子どもが怖い。

 ・診断書をもらうも保育園に預けられない。

 ・車は運転できなくなった。

 ・役所での申請は自力でするしかなかった。

 ・託児所を使って待機児童になる。

 ・パートに出る。

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11話まで、続くお話です。

 

1.「会社で働くことが仕事」の旦那さん

2.旦那さんがしてくれた家事・育児

3.義理実家とのお付き合い

4.肩身の狭い買い物事情 

5.外出すると絡まれる「双子ちゃん」

6.役所の塩対応、嘘の情報

7.検診、病院での出来事

8.双子ママAさんが胃腸炎でダウンした日

9.いよいよ心療内科に行く

10.旦那さんが変わったきっかけ

11.今の双子ママAさん家族

 

もくじの詳細は

→→→こちらにまとめてあります。