よく双子ママさんたちから

「双子(多胎児)は

言葉の発達遅れる?」

なんて心配の声をお聞きします。

 

どうしてかというと、

まず、妊娠期からそんな不安が

始まると言ってもいいのかもしれません・・・

 

なにしろ、早産になりやすく

身体の機能が未熟のまま生まれてくる

かもしれないショボーンあせる

などと心配されるからです。

 

 

※昔は「未熟児」なんて言われましたが

今は「低出生体重児」などと言われます。

Wikipediaでは

→→「低出生体重児」→→「未熟児」

 
 
2500g~4000gで正出生体重児ですが
多胎児で2500g以上に育つって
なかなか聞きません。
 
1人2500gもあったら
お腹の中の赤ちゃんだけでも5000gとか?
そこに胎盤とか、羊膜とかも加わって・・・
 
とんでもないことです。
 
とにかく。
在胎週数が37週未満のときに
心配してしまうのが
そういった発育のこと。
※37~41週が正期産
Wikipediaでは→→「在胎週数」
 
 
 
そして、
生まれた後は、もう壮絶な育児に
追われて、今度は毎日が必死。
 
「年子よりいいでしょ?」
「いっぺんに育つから楽ね」
なんて
知らない人こそ言うけれど
2倍・・・なんてもんじゃない。
 
2乗以上の労力と根気が
必要なわけで。
4倍は大変!!!
 
そりゃー授乳だって
オムツ替えだって
寝かしつけだって
なんでも倍っくらいのことは
みんな想像するでしょうけど
 
分かりますかね~
手間は4倍かかるということ。
 
その都度その都度、
2人いればそれぞれの
タイミングで泣くわけです。
 
ちょっとのことで
不快なんです。
赤ちゃんて繊細で。
 
1人育てれば分かってくれるかと
思いきや意外と
分かってもらえないことも・・・。
 
睡眠は分かりやすいでしょうか。
赤ちゃんは浅い眠りが多いし
ちょっとの刺激で起きるし
気になるし。
 
1人寝たと思っても
もう1人が音を立てれば
起きちゃうわけです。
 
起きるだけならいいけど
泣いてしまったら、
3歩進んで5歩下がるみたいな。
 
大打撃です笑い泣きチーンもやもや
 
1からってより
マイナスからやり直しです。
 
おおおおっと。
脱線しましたが・・・。
 
 
発育の心配をしていた
妊婦さん時代のことを
一瞬で忘れ去って
育児の生活が始まります。
 
 
なんとか生きて
子どもたちを育てている内に
子どもが歩き始めて、気づくと
周りがしゃべり出す頃。
 

あれ?

うちの子たち遅い!?

まだしゃべらない・・・

 

 

 

ふと気づくと、なにせ

1人に話すと

なんとなく事足りて

通り過ぎてしまうけれど

本当は1人1人に話さなければ

通じていないかも!?とか

 

双子ちゃん同士

以心伝心してしまって

言葉がなくても通じてしまう!とか

 

だんだんに感じる

「遅いかも」。の心配。

 

 

1人がしゃべりだすと目立つ

もう1人の遅れ

(これは当たり前なんですけどね!)

(2人同時にってことはないので)

(どんな2人でも。)

 

 

ちなみに、双子ちゃんに限らず、

昔よりも

初めの「一語」は遅くなっているとの

データが出ています。(厚生労働省)

 

---・・---・・---

言語機能通過率→→資料はこちら11㌻

数ポイント(10%未満くらい)

12ヶ月で1語:約48%(平成22年)

12ヶ月で1語:約58%(平成12年)

---・・---・・---   

 

もう平成31年?ですからそろそろ

また資料が更新されそうですが。

 

社会の変化が背景にあるのか

わかりませんが。

だから双子ちゃんに限らず

心配される方はたくさんいます。

 

昔の記憶のままの

祖父母世代は

「やけに遅いわね」

そんなことも言ってきます。

 

 

 

双子ママさんができることって

なんでしょう・・・!?

というと

 

分かりやすく言えば

①たくさん話しかける

②赤ちゃん語を聞き取る

③雰囲気で会話する

 

などですが。挙げれば色々あります。

例はこちらに書きました

→→おしゃべりな双子くんママが

   したこと①はこちら

→→②はこちら

 

 

双子ちゃんの場合、

1人で済ませないこと。

 

それぞれに対応すること。

 

 

 

例えば、お菓子やジュース!

こういう時はものっすごく

子どもたちの欲求が

ハッキリしています。

 

言いたいことも分かります。

 

欲しい。

食べたい。飲みたい。

自分で持ちたい。

自分で食べたい。飲みたい。

 

だからしゃべりたくなります

 

※大人がしゃべらなければ

 

 

 

例えば、

「お菓子食べる人~?」と聞けば

「は~~い」と手を上げますよね。

(真似させて教える)

 

次第に

「は~い」を言います。

 

2人とも言ってから動きます!

それぞれと意思確認してから!

 

で、渡すと喜びます。

(渡す前の習慣はするといいです)

(手を拭くとか)

(いただきますのあいさつとか)

 

 

 

ここで、渡した後、

大人はしばらく

そのまま待機・・・

 

子どもは自分で開けられないと

分かると、なんか言います。

もしくは大人の手を引っ張るとか。

お菓子を大人に差し出すとか。

 

その時に

「あ~け~て」だね?と

言葉を教えますニコニコひらめき電球

 

1人がやったら

もう1人も同じように

何か言うなり行動に出るなり、

なんなりします。

 

そうなるまで待ちます

(いじわるに思えるかもしれませんが)

(その子のタイミングがあるので!)

 

何も言っていないのに

開けてあげることはしません。

1人1人を大切にしている証拠キラキラ

 

1人はしばらくお菓子を持つだけで

嬉しがって、

のんびりしているかもしれません。

 

でも絶対に気づきます

あれ?1人は食べてるキョロキョロ!?

 

そしてきっとワーワー言うでしょう。笑

 

そうしたら

もう一度。こっちの子どもにも

「あ~け~て」だね?

「あ~け~て」

(2回繰り返してあげるのも)

(とってもいいことです)

 

その子の目を見て

口を見せて、教えますニコニコひらめき電球

 

 

食べ物に関しては特に!

子どもにとっては

本当に死活問題なので

飲み込みも早いですハート

 

1人1人に教えます。

それぞれが訴えてきてから。

決して1人の訴えで

2人にしてあげるのではなく

 

双子ちゃんの場合

いっぺんに開けてあげられないので

特権です!

 

待てた方に「待てたね!」とも

褒められますひらめき電球キラキラ

 

 

 

1人1人を大切にする!

それぞれと会話をする!

毎日ありますよね

お菓子タイム。

 

子どもは繰り返しから

  学びますので

(真似びます)

 

「ちょうだい」

「どうぞ」

「あけて」

「いただきます」

「おいし~」

「ごちそうさまでした」

 

この辺の言葉は

覚えやすいです。

動作も含めて!

 

ポイントはそれぞれと

会話すること。

目を見て。

 

 

最後に・・・

1つ要注意なのが

 

子どもが1語しか

しゃべれない時の

「あ~け~て照れドキドキ

 

 

この可愛さったら・・・ラブデレデレハートラブラブ

もう何袋だって開けたくなります。

 

 

これを言われたら断れますか?

もう・・・ラブラブラブラブラブ

 

だれ?教えたの・・・ですよ。

断れなくなっちゃいます爆  笑ドキドキ

ママだけじゃなくてパパだって

ばあば、じいじ、ねえね、にいに・・・

 

みんな開けちゃいます笑い泣きあせる