子どもがおしゃべりになって
意志疎通ができるようになると
子育てはとっても楽になると言われます。
前回記事の
ポイント①~③はある程度
想像がつくことだったと思います。
双子ちゃんたちの交流の場でも
一目置かれるおしゃべりでお利口な
双子くんママがしていたことの
最大のポイントは④にあるのかも
しれないと、個人的には思います。
心理学的にも
これは子どもの成長に外せないことなので
どんなことにも共通する育児ポイントとも
言えるはずです。
だって・・・
どんなに話しかけても、聞こうとしても
子どもの言葉はとっても難しいです。
子どもの言葉を理解するためにも、
大人の言葉を理解してもらうためにも、
土台づくりがあるのです。
土台があると、理解はしやすいです。
言葉を使う前の知能を育てることです。
例のママが1才すぎから言葉が通じたのは
どうしてそんなことが可能だったのかというと
毎日同じ事を繰り返していたから。
Aくんは、たしか11ヶ月くらいのときには
朝ご飯を食べると
掃除機の前でママを待っていて
『うー』
「そうだね~」
「今からブインブインするね~」
という会話ができていました。
習慣になっていることは
覚えられるようになるのです。
言葉を発する頃の脳の発達としては
「目の前にない物事を想像できる」
能力が備わっていることになります。
ご飯を食べ終わったら掃除機!
この想像力が働いているから
言葉になるのです。
繰り返されることから子どもは多くを学びます。
絵本も同じものを何度だって読めばいいのです。
おもちゃは数すくなめでもいいのです。
想像力を作るのは脳です。
手を使って脳を発達させることも
このママは子どもが3、4ヶ月の頃から
始めていました。
ほ乳瓶は双子くん、それぞれが
自分で持って飲んでいたのです。
食事も自分の手で食べさせる。
これはとても早かったです。
さて、脱線しましたが。
さきほどのAくん1才前にして、
大人同士が会話していて
「掃除機がさ~・・・」などと話していれば
『うーうー』と言ったり
掃除機の所に行ってみたりしていました
しかも、ママはそれをすかさず
「そうだね~掃除機のお話していたの
Aくんよく分かったね~」
と見て、意思疎通できていることを
確認するのです!!!
両者とも高レベル~~~~
以前にも書きましたし
今回も繰り返しになりますが。
子どもは”繰り返すこと”から
とても多くのことを学びます!!
心理学的に。
規則的なことがあることを知って
それが分かると身につけるのです。
掃除機もそう。
食事のマナーもいつも同じ。
だから、1才半頃には
私も同伴して
午前中でかけて、昼頃帰宅すると
「食卓に抱っこして座らせて」と
促されました。
お昼だということが分かっているのです。
そして、あれこれ指を指されて
①机の取り付け
②エプロン
③手ふき
④アルコールジェル
を私に取るように子どもが訴えるのです。
びっくりしました。
子どもにとって
生活の習慣が分かると
世の中には色々な仕組みがあるのだと
分かるようになり
記憶すること
考えることができるようになるのです。
大人が知っている当たり前の世界に
子どもがすっと入ってきてくれる感覚です。
大人の世界を知ってくれる。
だからダダをこねることも
他の子に比べて
かなり少なくなります。
「ここはくつを脱いであがるところだよ」
こういうルールが分かるようになるのです。
このルールが自然と身につく場面は
これまたポイントはたくさんありますが
もっとも重要ポイントは・・・次回