美術散歩-82韮崎大村美術館202009 | 松尾文化研究所

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美術散歩-82韮崎大村美術館202009

 

 9月上旬、いつもの大村美術館に行く。「韮崎大村美術館収蔵作品展 美を探る」と題した展覧会。土曜日だというのに殆ど人が入っていない。悠々と見ることが出来た。ちらしにあるようにちょっとエロティシズムを感じる絵を初めとして女性の絵が企画されていた。この作品は橋口五葉の「夏衣の女」制作年は1980年と言うからかなり最近の作品だ。ちょっと鏑木清方の絵を彷彿とさせる雰囲気が漂い、断然光り輝いて見えた。また、岡田謙三の「女性像」もちらしに掲載されていて、他にも10作品余り展示されていて印象に残った。さらに、昨年6月に訪れた時、「魅せる女性像」という展覧会を行っていたが、その時のポスター、中山忠彦の「ターコイズブルー」もその美しさに再び魅せられた。

 

 その他、中村貞以の「女性像」、寺崎武男の「イタリアの女」、萩太郎の「ユキ」、伊東深水の「手鏡」などが展示されていたが、インターネットでは発見できず、ここには掲載できない。また、常設展は目新しい作品はなかったが、いつものように充実していた。その他の部屋も同じような展示であり、さらっと見て過ごした。2階の見晴らしのいい部屋からは八ヶ岳と偽八ヶ岳こと茅が岳連山が見渡せたのでカメラに収めた。

 

  但し、窓ガラスが映り込まれていたので、見終わった後、近くの駐車場で同じような景色を撮ったので比較のために掲げる。

 

  さらにその近くに大きな花が赤と白、隣り合わせで咲いていたのでカメラに収めた。

 

 

 いつも特に大村美術館のような小さな美術館での鑑賞の様子を伝えようとすると、作品のインターネット版が極端に少ないので、美術散歩という題名にはそぐわなくなってしまう。作品の写真撮影が出来ないのでお許し願いたい。