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早めの四十九日法要
お彼岸に被るとお寺のご迷惑になるので
半月程度早めに済ませてしまいました
そして父の親戚は誰も来ず
来たのは母の兄弟姉妹だけ
通夜の時に既に決まっていたから
一ヶ月前に伝えている
たった一人だけ郵送で香典が届いた
その日のうちに
返礼品を郵送したので
欠席で香典を送ってこないお宅は
完全にスルーすることにした
私も長く留まれないので
決着は早めにつけねばならない
そこそこ
色々モメているけれど
今日の住職さんの講話は
色即是空の「色」と「空」について
色とは三次元の肉体諸々のこと
空は諸行無常のこと
色即是空 空即是色
三次元はいつだって諸行無常
まさかのまさかだらけ
人生は、上り坂と下り坂とまさか(!)
という結婚式ばりのネタを挟みつつ
今回まさかの事態に遭遇しすぎだなと
遠い目をしたのを
住職は見逃さなかった
義父の時はとても眠くて
実父の時は悩みがあり過ぎて物思いにふける
私は何をしているんだ…
般若心経を(紙を見ながら)住職と一緒に唱和しつつ
人生で相当苦労しないと、このお経思いつかないよな
などと、
無知の極みのような妄想を繰り広げたのであった
お世話になることにしたお寺は
結構サッパリしていて
好きな感じ
海もなく山もなくあるのはただ空(と田んぼ)だけ
国指定史跡なんですけどね
多分そういう所って補助が出てたりするからでしょうか
お金にギスギスしていない
そもそもの成り立ちが公共性が高いっていう設定で作られてる寺院だからか
人民から不当に巻き上げてはいけない方針のよう
日本史の教科書に載ってるのに
あんまり観光客も居ないし
どうやってあの広大な敷地を維持してるのか…
(補助金や幼稚園経営?)
一方で
婚家がおさめられている所は
なかなかのホラー仕様