この10年以内でも不動産市場での需要の変化というのをかなり感じます。
原因としては、大きく3つあると考えてまして
①純粋に相場が上がり、物件と価格とのバランスが悪くなっている
②駅距離など希望するエリアの変化
③ネットからの情報入手量が増えて、資産価値への考え方がシビアになっている
主にマンションで、昔なら売れていたマンションの売れ行きが厳しくなっている。相場が上がっているからって安易に価格設定をしてしまうと築年数・駅距離との判断バランスが微妙にズれてしまい、「物件的に悪くはないけれど、決断は出来ない」という状況になります。
お客様に提案する立場としては【価格と物件のバランスを説明できるかどうか】なんです。
理由をキチンと説明出来るのか?というのがポイントになります。
・そのエリアの需給状態
・周辺の過去(直近2年以内)の成約事例と売出し中物件との比較
・物件の状態(日当たりとかだけでなく、リフォームがどこまで必要か等)
これらは売却の査定提案する時でなく、購入相談の時も買主様は把握しようとされています。まさしく③の流れですね。
「今相場が上がってますから、こんな感じですよ」
「周辺に売り出されている物件が非常に少ないので、これ位で売出してみては・・・」
こういった安易な提案をする不動産会社に売却を依頼すると、売れない・・・よくて大幅に価格を下げて売れる、といった状況になっています。
本当に売主様・買主様の事を考える不動産担当ほど、軽い(聞こえの良い)言葉は言いにくいもの。
最近つくづくそう感じます。