昨日、10日間の帰省より
栃木に戻りました。
兄と交代で
知的障がいのある
姉の入院・手術に付き添い、
今後のことを考えて施設の見学などして回り、
できること全部したなぁと思う
10日間でした。
入院中、朝5時前に
兄と交代のために病院へ向かうとき。

朝やけがきれいできれいで
幸せな気持ちになりました。

病院の向かうモノレールから
太陽の塔が真正面に見えて
これも何とも贅沢な気持ちになりました。

日常を切り離しての10日間。
介護職をしながら
プライベート夜勤もしてくれた
兄と比べると
私の大変さなんて限られたものだけど。
栃木に骨折中の息子も、
受験生の娘も、
仕事をしながら家事もしてくれる夫も
置いての帰省は、別の意味できつかったですね。
年老いた母には
「あなたたち兄弟が仲良く、
助け合ってくれて嬉しい!!」
って言われて、何も言い返せなかったけれど。
こんなこと言っては何ですが、
私は兄や姉と仲がよいから
実家のあれこれをやっているのでは
ないのです。
義務です。
純粋に、娘として、妹としての責任。
そんなことを言っては元も子もないけれど…。
6つ年が離れ、
「可能な限り、お姉ちゃんの
影響がない環境で育ってほしい」
という母の願いで、
小学校から私学に通っていた私にとって、
姉のことは嫌いではないけれど、
自分とは別の、
親が全責任を負っている存在、
だったのですよね。
「お姉ちゃんのことは
お母さんが、全部何とかするから」
と言いつつ、
年をとるとそんなわけにもいかなくて、
兄弟がなんとかしないといけない…。
「きょうだい」の宿命ですよね。
そんな自分の心境を
同じような「きょうだい」の立場で
ステキな物語を紡いでいる
作家の岸田奈美さんとか
ヘラルボニーの松田兄弟とかと比べてしまって
何だかなぁと思っていたのですが、
この10日間でちょっと発見がありました。
帰省中、LOVOTの購入を
本気で考え始めた夫が購入した
電子書籍を読んでいたのですが
そこでなるほどと思うことが
書かれていたのですよね。
“ポンコツ”なLOVOTに
どうして人が愛を感じるか、
ということを解説しているところに
こんな文章がありました。
人は不完全な存在が
その弱い面を自分にさらけ出しているとき、
よき理解者になり、
自らがその欠陥を補おうとします。
これは人類が愛を発揮する機会の1つとして、
相手と信頼関係を構築する
きっかけになります。
愛を発揮する機会を増やすことは、
その人の愛を増やすことにつながります。
ポンコツさが愛を育むと言えるわけです。
6つ年上で、
私が物心ついたときから
「ちょっと異質な存在」とした姉は、
通常の兄弟のように、
一緒に遊んだりけんかをしたりする仲ではなく、
ただ「親が手をかけている存在の人」
としてあったのですよね。
そういう距離感で
無条件に愛情を感じなさいというのも
無理な話だわ。
それを、子育ても終わりつつある
このタイミングで
「欠陥を補う」役割を担ったとき、
愛おしさのような感情が
生れてくる感覚がありました。
子育てって、お世話をするから
愛情が生まれてくるというのは
絶対にありますよね。
それに近い感覚。
夜中に目覚めて「ともちゃーん」と
呼ぶ姉に返事をするとき。
「トイレ」と言えば、車いすに乗せ、
トイレの中でも手を持って
手すりなどを誘導するとき。
ご飯の介助をするとき。
こういうときに
オキシトシンが出るのかぁ…と
自分のことを客観的に観察して
少し不思議な気がしました。
そう思うと、
51年間、
小さい子のお世話をするように
姉と接してきた母にとって、
何を置いても
姉のことが大切なことも、
理解できるというか。
しょがないですよね。
これまでのいろんな気持ちとか、
現象が自分の中で整理できて、
ちょっとすっきりしました。
そんな自分のこれまでを認めてあげて、
私が関われるかたちで、
姉のことには関わっていこうと
改めて思いました。
いちばん大切なのは、
自分が作った家族。
そこだけは、
いくら責任や義務があっても
譲らないでおきたいと思います。
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ココロ ツムグ研究所かげいろは
栃木県宇都宮市で
取材執筆業を中心に
「お客様の人生のストーリーを紡ぐ」ことを
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