◆映画解説110◆
未 来 を 守 れ !
フィリップ・ロスが新たに生み出した驚くべき近未来映像美で時空を超えたド肝抜くSFハードアクションが炸裂!!!
『超時空兵団APEX』
オススメ度:★★★★☆
平均評価点:76.3
1995年アメリカ製作。
【監督・脚本】
フィリップ・ロス
【製作】
タラート・キャプタン
【撮影】
マーク・W・グレイ
【編集】
ダニエル・ローレンス
【音楽】
ジム・グッドウィン
【特殊メイク・ロボット効果】
アルトレッドアナトミーFX
【特殊視覚SF効果】
ウルトラマトリックス
【主演】
リチャード・キーツ
リサ・アン・ラッセル
ミッチェル・コックス
アダム・ローソン
マーカス・オーレリアス
◆物語◆
西暦2073年ー
軍極秘施設データトロン研究所。
ここでは探査用ロボット/APEX(エイペックス)を過去にタイムスリップさせ、あらゆる研究がされていた。
ある日、1973年の砂漠地帯へエイペックスを送った所、偶然にも道に迷った家族に遭遇した事からタイム・パラドックス(時空間の歪み)が発生。
過去に影響を与えないため直ちにエイペックスの自爆指令と共に破壊用エイペックスを送り込んだが、その際ワープゲートの誤作動により研究員のシンクレアーまでもタイムスリップしてしまう。
エイペックスは自爆し、何とか無事に帰還したシンクレアーだったがその世界では新たな進化を遂げて増殖したエイペックスが次々に街を破壊するという地獄と化していた。
更に人類の半分以上は謎のウイルスに冒され絶滅の危機にもさらされていた。
全ての原因があのタイムスリップだと確信したシンクレアーは最新装備のコマンド部隊と共に既に廃墟と化した研究所に行き過去を変える決意をするが…
◆解説◆
当時あまり普及していなかったCG画面をふんだんに盛り込んだロボット作品。
作中で登場するコマンド部隊の改造した銃や、最新式であるエイペックスが8mmCDを再生されて爆発するなどのユーモアなシーンも話題となった。
低予算ながらも爆破や銃撃戦の規模も大きく、廃墟ビル街でのロケは何と『ターミネーター2』でも使用された同じ場所で行われている。
◆登場人物◆
【シンクレアー研究員】(リチャード・キーツ)
軍極秘施設データトロン研究所に勤務する研究員。不運な事から自らコマンド部隊の戦闘員となった全く違った次元に帰還してしまい、戸惑いながらも何とか過去と未来を変えようと奮闘する。
【シェパード】(ミッチェル・コックス)
コマンド部隊の隊長。常に任務の遂行と自分の命令を最優先する根っからの軍人。この次元ではシンクレアーとチームを共にして3年になる。
【ティラー】(マーカス・オーレリアス)
コマンド部隊の一員。女性兵士のミスでエイペックスから親友を殺され女性嫌いとなる。攻撃的な性格でチームとも毎回争い事が起こるがラシャードとは気が合い、いつも行動を共にする。APWロケット砲を唯一こなせる器用な一面もある
【ラシャード】(アダム・ローソン)
コマンド部隊の一員。主にエイペックスの接近や電波分析を任務とする。孤児院育ちだったが雑誌を切り抜いた女性の写真を母親として御守りに持っている。砂漠地帯で水を欲しがる親子に躊躇なく水筒を差し出す優しい性格。戦闘時に追い込まれた際にはCDでロックを聴いて癒す。
【エルジン】(デヴィッド・J・トーマス)
研究所の総責任者。シンクレアーが帰還した次元では軍の司令官となっている。愛煙家。
【ナターシャ】(リサ・アン・ラッセル)
シンクレアーの妻。シンクレアーが帰還後に再会するが妻としての記憶は全くなくウイルス感染により隔離されていたため性格も変わっていた。しかし研究所への調査のため補充兵としてシンクレアーと行動を共にし徐々に心を開いていく。
【ミシマ】(アンナ・チョイ)
エルジン率いる軍指令部コンピューターで様々な分析を得意とする唯一の女性兵士。喜怒哀楽が無く常に自分1人だけの仕事の空間を好む。
【ハゲタカ】
武器や食料を卑劣な手段で奪う有名な盗賊グループ。その存在にティラーさえも怯えるほど。
【探査用エイペックス】
データトロン研究所より過去にタイムスリップし様々な任務を遂行する二足歩行型ロボット。前の次元ではシンクレアーが遠隔操縦していた。
【破壊用エイペックス】
探査用エイペックスによる時空間のトラブルが起こった際に対応する破壊専門のエイペックス。しかしシンクレアーが帰還した次元では自己進化と増殖を繰り返し自らの意思で行動する殺人マシーンと化していた。右手に装備したロケット砲の砲身が長くなっているのが特徴。


