たとえ舞台に圧倒されても文句はでる (雪組ベルばら)③ | ラピュタをさがして

ラピュタをさがして

宝塚のこと。
気ままに。
自由に。

今日は雨が降って

少し過ごしやすいですねトロピカルカクテル


雪組は休演者がもうひとり発表になりました

お大事にされてほしいですクローバークローバー


代役で真那さんがメルシー伯爵!

桜路さんがプロバンス伯爵!

どんな感じか観てみたいですねにっこり


○(専科)汝鳥 伶 

※体調不良のため、7月11日(木)13時公演より休演 

(復帰時期未定)→7月16日(火)13時公演より復帰 

■代役『ベルサイユのばら』

メルシー伯爵 汝鳥 伶 → 真那 春人 

プロバンス伯爵 真那 春人 → 桜路 薫




さて、雪組『ベルばら』

観劇メモを。


初日からみなさんの気合いは充分だったけど

昨日はさらにすごい気がしましたびっくり

特に朝美オスカルがすごくて気づき気づき

幻かと思うほどのピッタリ感は

初日からですが、

いろいろ圧倒されちゃったよ。

なんか、作品についてだけど、

いろいろぶつぶつ言ってばかりでごめんなさい

って観劇中に思うなどうさぎあせるあせる

意味不明な私です…笑


ともかく一公演ごとに舞台全体が

とても良い方向に変化してきている感じ花

彩風さんが初日で仰っていた

作品が伝える愛を

自然に受けとれたし、

これからもっと

受け取れそうだなぁと思いましたグリーンハーツ強欲



まず、ジュローデルの代役の

咲城さんですが、

軍人役が板について

年齢感もしっくりきていましたニコニコ

地味にあらっ星て思ったのが、

フェルゼンを迎えに行った帰り道

フェルゼンとふたりで

上手花道に現れるシーン

そこではセリフは一言だけだったと思うけど

なんというか

軍人感というか、

ふたりで並んだ感じや

声の通り方が

板についていて印象に残りました


さて、彩風さんはmy初日から

歌声が格段に良くなったと感じましたが

『ただひとつの愛』をはじめ、

声がスコーンと通り

だんだん気持ちの伝わりも強くなり

真っ直ぐで迷いのない愛が感じられます音符

そして、動きが綺麗キラキラ

歩き方、所作が

フェルゼン伯爵にピッタリなんですね雷


アントワネットとの仲を深める

ピンクの場面は

芝居がかりすぎて

滑らかさがないと感じるセリフが

いくつかあるけど、

それにつながる?けど、アントワネットを呼ぶ時って、『王妃さま』で十分では?『女王さまでいらっしゃる』に毎回引っかかる…私だけかな。史実的にも(女)王じゃないよね…ま、持参金はあるにしろ…王妃でしょにやりセリフとしても変だから言い回しにくそうだし…そこだけ浮いてて変。しかもなぜそこだけ呼び名を変えるのか??

そのほかはずいぶん滑らかになって

フェルゼンとアントワネットの

可愛い恋の世界が広がって

ここでお互いを慕うようになったんだなぁと

夢夢しい世界に

さらに浸りやすくなりましたぽってりフラワー

周りで踊る薔薇の精たち?の

ふんわりした動きや

バレエのふたりの妖精のような動きで

さらに

ポスターの世界ができていますよねおすましスワン


ただ、2人が出会う仮面舞踏会のシーンは

なぜ原作の『アントワネットとダンスをして

素敵な女性だと感じたことから

無礼にも強引に正体を知ろうとした』

という展開をやめたのかな?

今の感じだと、

アントワネットから手を差し伸べたのに

その手をとろうとしただけで

オスカルから『無礼者』扱いされて

ビンタされて、、何故??ってなるんだけど

私が変でしょうか?

まぁ、初登場のオスカル朝美さんの

太陽のような輝く美しさと

華やかな?ビンタの衝撃で

毎回スルーしてしまいますが…タラー

そして、同じくスルーしていましたけど

オスカルはほんとに

『無礼者ー!!』って叫んでいます??

『不届者ー!!』かとも思いましたけど、

実は全然違っていたりして??

って思いましたアセアセ


その後、オスカルはフェルゼンに

アントワネットへの気持ちを

思い切らせようとしますが、

フェルゼンに『男心がわかってない』意訳

といわれてしまいますガーンにっこり

ここもね、まぁ不満。

心の中で『わかるわけないよ』と思う

っていうか、すぐ後にメルシー伯爵に言い負かされて、フェルゼンさまったら、オスカルと同じ考えにあっさり変えちゃうやん。あんなこと言われて、オスカルかわいそうすぎ!!ってなる汗汗汗

で、何より不満なのは

他の会話に変えても物語に問題ないんよねにっこり

『オスカルの言うことはわかる、でも、この気持ちは抑えられないし、王妃様をこのまま見捨てられない』とかでええやんにっこり

しかも、そのあと舞台上

オスカルとのやり取りはなく、

別れの挨拶もなくスウェーデンに帰る…汗

文句ばかりですいません

彩風フェルゼンは酷いこと言っていたり、

やってることも

よく考えたらうーんはてなマークなこともあるけど、

一貫してカッコいいんですけどね星

彩風さんの

カッコ良く見せる舞台姿の

賜物だと思いますグリーンハート


あと、お芝居でいうと、

フェルゼンとメルシー伯爵の

話し合いの場面は

だんだん間とか強弱が

納得感ある雰囲気になって

メルシー伯爵の本気と

それを受けるフェルゼンの戸惑いと悟りに

ほんもの感を感じます雷雷



オスカルの場面の中では

初日から

『今宵一夜』への流れに至る過程が微妙で

なんとも言えない気分になって

けっこう不満でしたが、

だんだんと変化がおきて?

昨日はいい感じになってきていたちょうちょ

この変化には驚きしかないびっくりすごい


星が綺麗だと窓辺に寄るオスカル

自分の生き方が良かったのかと

気弱になるオスカルと、

今日のオスカルはどうかしていると

気遣うアンドレの

間がちょうど良くていい感じに花

まださらにきっと良くなる!と思うけどねにっこり

勝手に。要望だけはでかい…すいません。

アンドレのソロ歌も

メリハリが効いてきて

気持ちがわかりやすくなってきて、

流れが良くなったのは

そのせいもある気がしたりも音譜


初日から、

フェルゼンの手紙に

アンドレのオスカルへの気持ちが

書かれていたからって、

そのこと自体どうかとは思うし。

『心がわからないのか!』

って同じ言葉をはいちゃいますDASH!DASH!

いまだフェルゼンに

憧れと好意があるオスカルなのに、

一瞬でアンドレへの気持ちが

友愛や情から

恋や恋愛や愛情に急変したりはしないよね

本心はそうでも気づかないよね

気づいても気持ちは切り替わらないよね???

っていう思いがあって、

そのあとのオスカルの言動に

違和感しかなかったんだけど、

今日は何故かすんなり

というか2日目から変化してきていたけど

受け入れられるやり取りに変化びっくり

よくわからないけど

うっとり集中できたので良かったです照れラブラブ

皆さま不評の毒殺未遂ですが

アンドレの行動には『どうなの?!』とは思うけど、

アンドレのオスカルへの思いが

そこまで深いということと、

『自分を殺そうとしたアンドレを

嫌悪しない自分の感情から

アンドレへの自分の愛(親愛ではない)を知るオスカル』

っていう流れに意味があると思うんですよねー

そこまでの起爆剤がないと

オスカルは自分の本心に気付けないというか…。

手紙読んで気づくなら

それ以前に自分で気づいてるよ…

にわかがぶつぶつ言って申し訳ないけど…。

往年の方々に笑われそうですね汗


そういった文句だらけのシーンにくらべると

衛兵隊とのシーン

アンドレの死のシーン

バスティーユのシーン

は初日からすごく良かったんです!!

でもね、昨日はさらに

朝美オスカルの気迫と

市民、フランスへの気持ち、決心

アンドレへの愛と哀しみが

ギリギリと押し寄せてくるようで

圧倒されて

文句ばかりの自分を

謝りたい気持ちになりました←?

オスカルはアンドレを思って

泣きながら戦ってました


…謝ってるけど、

同時にまたまた文句書いてる私の神経ねあせる

でも、何の引っかかりもなくどっぷり浸りたいんです!

だから、作品への自分の中の文句は無視できない

特に女性を蔑ろにしたり馬鹿にしてる感じが

作品から感じられるとスルーできない

しかも、セリフは同じだとしても

原作はそういうところを感じないから。


アントワネットも

日を追うごとに凄みというか、

初日は凄みだったものが

だんだん気迫と誇りと気高さになっていて、

そのうち

間のバランスも絶妙になるだろうと

今からゾワゾワしますニコニコ

エトワールも良いと感じましたが

芝居の中でのソロ歌が

気持ちも伝わって良かったですね音譜


落ち着いて考えたら、

エトワールに関しては

さまざまな理由があるだろうけど、

歌うまちゃんに

回してあげて欲しかったかも…

上手下手じゃなくて

夢白さんは

芝居中にソロも見せ場もあるしねキラキラ


あと、フィナーレがゆったりとられていて

彩風さんを堪能できるのは良かったけど、

朝美さんの

歌唱指導入れて欲しかったな、とか

彩風さんのラスト舞台だし

黒燕尾群舞観たかったな、とか

要望は尽きませんねアセアセ




三井住友VISAカード シアター 

宝塚グランドロマン 

『ベルサイユのばら』 -フェルゼン編- 

~池田理代子原作「ベルサイユのばら」より~ 

脚本・演出/植田 紳爾 

演出/谷 正純



お菓子売り場のディスプレイ


観劇後にフェリエで

食べて帰ろうと思ったけれど激混みで、

殿堂に行ってからにしたら

ギリギリの時間でしたあせる

薔薇はマッシュポテトですねピンク薔薇

ごちそうさまもぐもぐナイフとフォーク