今日は雨が降って
少し過ごしやすいですね![]()
雪組は休演者がもうひとり発表になりました
お大事にされてほしいです![]()
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代役で真那さんがメルシー伯爵!
桜路さんがプロバンス伯爵!
どんな感じか観てみたいですね![]()
○(専科)汝鳥 伶
※体調不良のため、7月11日(木)13時公演より休演
(復帰時期未定)→7月16日(火)13時公演より復帰
■代役『ベルサイユのばら』
メルシー伯爵 汝鳥 伶 → 真那 春人
プロバンス伯爵 真那 春人 → 桜路 薫
さて、雪組『ベルばら』
観劇メモを。
初日からみなさんの気合いは充分だったけど
昨日はさらにすごい気がしました![]()
特に朝美オスカルがすごくて![]()
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幻かと思うほどのピッタリ感は
初日からですが、
いろいろ圧倒されちゃったよ。
なんか、作品についてだけど、
いろいろぶつぶつ言ってばかりでごめんなさい
って観劇中に思うなど![]()


意味不明な私です…笑
ともかく一公演ごとに舞台全体が
とても良い方向に変化してきている感じ![]()
彩風さんが初日で仰っていた
作品が伝える愛を
自然に受けとれたし、
これからもっと
受け取れそうだなぁと思いました
強欲
まず、ジュローデルの代役の
咲城さんですが、
軍人役が板について
年齢感もしっくりきていました![]()
地味にあらっ
て思ったのが、
フェルゼンを迎えに行った帰り道
フェルゼンとふたりで
上手花道に現れるシーン
そこではセリフは一言だけだったと思うけど
なんというか
軍人感というか、
ふたりで並んだ感じや
声の通り方が
板についていて印象に残りました
さて、彩風さんはmy初日から
歌声が格段に良くなったと感じましたが
『ただひとつの愛』をはじめ、
声がスコーンと通り
だんだん気持ちの伝わりも強くなり
真っ直ぐで迷いのない愛が感じられます![]()
そして、動きが綺麗![]()
歩き方、所作が
フェルゼン伯爵にピッタリなんですね![]()
アントワネットとの仲を深める
ピンクの場面は
芝居がかりすぎて
滑らかさがないと感じるセリフが
いくつかあるけど、
それにつながる?けど、アントワネットを呼ぶ時って、『王妃さま』で十分では?『女王さまでいらっしゃる』に毎回引っかかる…私だけかな。史実的にも(女)王じゃないよね…ま、持参金はあるにしろ…王妃でしょ
セリフとしても変だから言い回しにくそうだし…そこだけ浮いてて変。しかもなぜそこだけ呼び名を変えるのか??
そのほかはずいぶん滑らかになって
フェルゼンとアントワネットの
可愛い恋の世界が広がって
ここでお互いを慕うようになったんだなぁと
夢夢しい世界に
さらに浸りやすくなりました![]()
周りで踊る薔薇の精たち?の
ふんわりした動きや
バレエのふたりの妖精のような動きで
さらに
ポスターの世界ができていますよね![]()
ただ、2人が出会う仮面舞踏会のシーンは
なぜ原作の『アントワネットとダンスをして
素敵な女性だと感じたことから
無礼にも強引に正体を知ろうとした』
という展開をやめたのかな?
今の感じだと、
アントワネットから手を差し伸べたのに
その手をとろうとしただけで
オスカルから『無礼者』扱いされて
ビンタされて、、何故??ってなるんだけど
私が変でしょうか?
まぁ、初登場のオスカル朝美さんの
太陽のような輝く美しさと
華やかな?ビンタの衝撃で
毎回スルーしてしまいますが…![]()
そして、同じくスルーしていましたけど
オスカルはほんとに
『無礼者ー!!』って叫んでいます??
『不届者ー!!』かとも思いましたけど、
実は全然違っていたりして??
って思いました![]()
その後、オスカルはフェルゼンに
アントワネットへの気持ちを
思い切らせようとしますが、
フェルゼンに『男心がわかってない』意訳
といわれてしまいます![]()
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ここもね、まぁ不満。
心の中で『わかるわけないよ』と思う
っていうか、すぐ後にメルシー伯爵に言い負かされて、フェルゼンさまったら、オスカルと同じ考えにあっさり変えちゃうやん。あんなこと言われて、オスカルかわいそうすぎ!!ってなる


で、何より不満なのは
他の会話に変えても物語に問題ないんよね![]()
『オスカルの言うことはわかる、でも、この気持ちは抑えられないし、王妃様をこのまま見捨てられない』とかでええやん![]()
しかも、そのあと舞台上
オスカルとのやり取りはなく、
別れの挨拶もなくスウェーデンに帰る…
文句ばかりですいません
彩風フェルゼンは酷いこと言っていたり、
やってることも
よく考えたら![]()
なこともあるけど、
一貫してカッコいいんですけどね![]()
彩風さんの
カッコ良く見せる舞台姿の
賜物だと思います![]()
あと、お芝居でいうと、
フェルゼンとメルシー伯爵の
話し合いの場面は
だんだん間とか強弱が
納得感ある雰囲気になって
メルシー伯爵の本気と
それを受けるフェルゼンの戸惑いと悟りに
ほんもの感を感じます![]()
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オスカルの場面の中では
初日から
『今宵一夜』への流れに至る過程が微妙で
なんとも言えない気分になって
けっこう不満でしたが、
だんだんと変化がおきて?
昨日はいい感じになってきていた![]()
この変化には驚きしかない
すごい
星が綺麗だと窓辺に寄るオスカル
自分の生き方が良かったのかと
気弱になるオスカルと、
今日のオスカルはどうかしていると
気遣うアンドレの
間がちょうど良くていい感じに![]()
まださらにきっと良くなる!と思うけどね![]()
勝手に。要望だけはでかい…すいません。
アンドレのソロ歌も
メリハリが効いてきて
気持ちがわかりやすくなってきて、
流れが良くなったのは
そのせいもある気がしたりも
初日から、
フェルゼンの手紙に
アンドレのオスカルへの気持ちが
書かれていたからって、
そのこと自体どうかとは思うし。
『心がわからないのか!』
って同じ言葉をはいちゃいます

いまだフェルゼンに
憧れと好意があるオスカルなのに、
一瞬でアンドレへの気持ちが
友愛や情から
恋や恋愛や愛情に急変したりはしないよね
本心はそうでも気づかないよね
気づいても気持ちは切り替わらないよね???
っていう思いがあって、
そのあとのオスカルの言動に
違和感しかなかったんだけど、
今日は何故かすんなり
というか2日目から変化してきていたけど
受け入れられるやり取りに変化![]()
よくわからないけど
うっとり集中できたので良かったです![]()

皆さま不評の毒殺未遂ですが
アンドレの行動には『どうなの?!』とは思うけど、
アンドレのオスカルへの思いが
そこまで深いということと、
『自分を殺そうとしたアンドレを
嫌悪しない自分の感情から
アンドレへの自分の愛(親愛ではない)を知るオスカル』
っていう流れに意味があると思うんですよねー
そこまでの起爆剤がないと
オスカルは自分の本心に気付けないというか…。
手紙読んで気づくなら
それ以前に自分で気づいてるよ…
にわかがぶつぶつ言って申し訳ないけど…。
往年の方々に笑われそうですね
そういった文句だらけのシーンにくらべると
衛兵隊とのシーン
アンドレの死のシーン
バスティーユのシーン
は初日からすごく良かったんです
でもね、昨日はさらに
朝美オスカルの気迫と
市民、フランスへの気持ち、決心
アンドレへの愛と哀しみが
ギリギリと押し寄せてくるようで
圧倒されて
文句ばかりの自分を
謝りたい気持ちになりました←?
オスカルはアンドレを思って
泣きながら戦ってました
…謝ってるけど、
同時にまたまた文句書いてる私の神経ね
でも、何の引っかかりもなくどっぷり浸りたいんです!
だから、作品への自分の中の文句は無視できない
特に女性を蔑ろにしたり馬鹿にしてる感じが
作品から感じられるとスルーできない
しかも、セリフは同じだとしても
原作はそういうところを感じないから。
アントワネットも
日を追うごとに凄みというか、
初日は凄みだったものが
だんだん気迫と誇りと気高さになっていて、
そのうち
間のバランスも絶妙になるだろうと
今からゾワゾワします![]()
エトワールも良いと感じましたが
芝居の中でのソロ歌が
気持ちも伝わって良かったですね
落ち着いて考えたら、
エトワールに関しては
さまざまな理由があるだろうけど、
歌うまちゃんに
回してあげて欲しかったかも…
上手下手じゃなくて
夢白さんは
芝居中にソロも見せ場もあるしね![]()
あと、フィナーレがゆったりとられていて
彩風さんを堪能できるのは良かったけど、
朝美さんの
歌唱指導入れて欲しかったな、とか
彩風さんのラスト舞台だし
黒燕尾群舞観たかったな、とか
要望は尽きませんね![]()
三井住友VISAカード シアター
宝塚グランドロマン
『ベルサイユのばら』 -フェルゼン編-
~池田理代子原作「ベルサイユのばら」より~
脚本・演出/植田 紳爾
演出/谷 正純
お菓子売り場のディスプレイ
観劇後にフェリエで
食べて帰ろうと思ったけれど激混みで、
殿堂に行ってからにしたら
ギリギリの時間でした
薔薇はマッシュポテトですね![]()
ごちそうさま![]()
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