昨日は花組御園座公演
『ドン・ジュアン』の初日でしたね
永久輝&星空の
プレお披露目公演でもありますね
おめでとうございます
生田先生の『ドン・ジュアン』
私は真彩ちゃんがマリアを演じた
外部公演を観たのですが、
今回、初演の望海さんの公演とは
かなり演出が変わっているそうな
外部の時もかなり違っていたような気もする
生田先生の初演にこだわらない
柔軟な作品づくりの姿勢に
これからも期待しちゃいます
どんな作品になっているのか
めちゃくちゃ気になるー
花組は今日は東京の日本青年館ホールで
『Liefie(リーフィー)-愛しい人-』
の初日ですね
さて、雪組『ベルサイユのばら』
体調不良で休演されていた
メルシー伯爵(汝鳥伶)は
7月16日から復帰されたとのこと
良かったです
週末に阪急交通社貸切公演へ
下手で観劇したので
フェルゼン伯爵の走っていく様子が
観れて嬉しかったです
でも何故かライトの加減が微妙で
わりと近かったけど
お顔が影になってしまって残念でした
とりあえずもろもろの文句は傍へ置き?
キャストの感想をメインに
書いていきます
ジェローデルは本役の諏訪さんが
復帰されてました
早めに復帰されて良かったです
本来の印象が戻っていたような気も
フェルゼンとのやり取りに
生き生きしたものがあって
ふたりの関係性がわかりやすかったです
汝鳥さんメルシー伯爵の代役は
真那さん
アントワネットを想うフェルゼンを
どう説得するべきか
考えあぐねて戸惑うような
スマートだけど親切なメルシー伯爵
その真那さんプロバンス伯爵の代役は
桜路さん
桜路さんといえば
渋い雰囲気をイメージするんですが
ふんわり明るい雰囲気のプロバンス伯爵
今回アルマンでも
良い意味でキラキラして観えました
桜路プロバンス伯爵をジッと観ていたら
オスカルもしている
ベルばら伝統の
スカイブルーのアイシャドウをされていて
こういう感じも華やかで
やっぱり良いなと思うなど
優しげで兄思いのプロバンス伯爵
それにしても、
一幕の始まりと二幕の始まりに出てくる
小公子(紀城)、小公女(華純・白綺)
そして、まわりの少女、少年も
ほんとに可愛らしい
作品の脚本・演出に文句だらけでも
このシーンの舞台セットや衣装、
登場人物の雰囲気と曲があるから
タカラヅカのベルばらなんだなぁ
って思います
小公子たちの歌声や
二幕の物語のナレーションを聞く時は
しっかり人を観たいので
オペラで観ているけれど、
だいたい舞台全体を観ていて、
こうゆう場面の雰囲気や世界観って
タカラヅカの舞台でも
あんまり見かけないなぁ
お人形の世界って感じで可愛いなぁ
って思っています
といっても、
観ている時はそんなに冷静でもなくて
わぁ〜……すごいっっって感じ
少女たちのドレスは
私の第一印象より薄いベビーピンク
男の子たちは水色の衣装ですね
背景のキラキラした
モビールの中にいるような雰囲気が好き
さて、今宵一夜
ますます良くなって感じました
冷静にセリフについて考えると重い
オスカルのアンドレへの問いかけ
今回『星が綺麗…』からの会話で、
ふと、思い出すように
急に心静かに
自分に問いかけるように
アンドレに問いかけるオスカル
『…アンドレ、お前は私が好きか?』
の言い方からそのあとの流れ。
オスカルの気持ちの流れが感じられて
違和感なく観ていられました
そして、アンドレの愛の絶叫
やり取りを観ていたら
ふたりの今までの思いが感じられるようで
素敵でした
フィナーレのペパーミントの衣装の時の
髪型とメイクは
私は初日に観た時から好きで
いつもとちがう朝美さんだなぁ
なんか萩尾先生の登場人物みたいで
キュンってなる
って思っていたんですが、
どうやら、いろんな方のレポを読むと
お化粧はオスカル仕様で
白っぽくくっきり丸みがある?
私的にはオスカルの目は丸みなんかないけど…
むしろ朝美さんの素の目の形の方が
オスカルのイメージには近いような…
ま、まあるい目も可愛いけどね
髪型は前髪をクリンと
ふんわり巻いていたみたい
どちらにしろ、
新しい雰囲気で好きでした
でも、観劇の度に
だんだんふわふわしてるものの
クリンとカールは控えめになってきたな?
って思っていたら、
今回はシャッキーン
と切れ味よい前髪の
いつもの?朝美さんカットに
後ろもスッキリされていました
もちろんいつも通りカッコいいので
カッコ良
ってなってガン見初日からガン見やけど
どちらも当たり前のように好きですが
初日に感じた新しさも気になるーー
いつも通りだと都会的
オスカル仕様だとノスタルジー
なのかも
そうそう
お化粧といえば
オスカルの
スカイブルーのアイシャドウが素敵
スカイブルーと
明るい赤の口紅
赤色軍服とブロンドの髪に
ぴったりと映えます
龍さんから受け継いだアイシャドウはこれかな
フェルゼンは
紫色のアイシャドウをされていて
やはり衣装や髪型ともぴったりしています
幕開きの薄紫の衣装も
ステファンを思わせて可愛いけれど、
ベージュ系の衣装の時に
肩下辺りに巻き毛が降りていて
後ろのリボンの下から太めの縦ロールが
綺麗に下がっている感じとか
上品で綺麗です
リボンも実は場面ごとに違いますよね
しかも、たぶん公演ごとに
少しずつちがうような
定番の結ぶかたちの黒リボンもあり、
装着するかんじの青や紫のリボンもあって
いつも見ちゃいます
そして、右側に綺麗にウェーブした
長めの前髪が素敵ですよね
オスカルのアイシャドウも
紫色の時もあるような
あと、実はブロンドの髪が
場面ごとに変わっているんですよね
クルックルのまばゆい金髪だったり
ゆるいウェーブの白っぽい金髪だったり
クルックルの方が
漫画やアニメのイメージかもだけど
ゆるい白金も美
どのシーン、どの衣装も好きだけど
衛兵隊が待つ中
現れたオスカルの白色の軍服姿
幻のようなふんわりした立ち姿後ろ姿と
そのあとに口火を切った時の
強い意志と求心力に
毎回魅入られます
ランダムだけど
今まで書けてないことなど
少し思い出してメモ。
今作が初登場ではないらしい
オスカル推しのモンゼット夫人(万里)
フェルゼン推しのシッシーナ夫人(杏野)
客席にまで拍手で支持を煽っていて
つい笑ってしまいます
で、民衆の暴動が起きそうな情勢の中
ふたりを中心に騒ぐご婦人方の前に
登場するオスカルが
本気でプリプリしちゃってて
それにも笑っちゃいます
ほんとに笑っている場合ちゃうけどね!!
ふたりと取り巻きが
ジャンヌ(音彩)の悪事を暴くシーンは
ジャンヌの独壇場ですが、
ふたりや取り巻きの会話のやり取りも
おかしみもあって、
ジャンヌもキツすぎず下品にならず、
登場人物たちの会話の応酬
塩梅がだんだん馴染んで良くなるなと
笑いながら観ています
ジャンヌは初日から
度肝を抜かれたし、
ちゃんと振り切って
キャラクターを演じていたし
それだけですごかったけれど、
初日の緊張感というか
内容がモリモリなのを表現する必死さからか
破れかぶれやなっっ
とも感じていましたが、
だいぶ馴染んで
話モリモリなのは変わらないけど
自然な色っぽさも感じられて
とんでもキャラだけど
キュートさもある気がしました
そして、二幕の新しい断頭台の前のシーン
ここでも、モンゼット&シッシーナが
笑いを取ります
周りのパリ市民は
真剣だけど荒んでいて
でも、恐ろしい事実は少し他人事で。。
私は下品になりすぎない
ふたりの作る笑いが割と好きです
いろんな要素が混ざり合った舞台なので
真剣モードの連続だと
ちょっと違う舞台作品になってしまうのかなとか。
ともかく上手い塩梅なのは演じているふたりの力ですね
そして、ちょっと嫌味な市民の合いの手が
主張し過ぎないけど
タイミングが上手いなと思いつつ笑う
たぶん壮海さんかな?
声をだいぶ作っていて
顔も帽子等で隠れ気味で誰かわからないんだけど。
他にも叶さんや聖海さんも
市民として登場
若手もセリフがあるシーンでもあります
あとフェルゼンとジェローデルの
旅のシーンの農民たちとかも
シーンとして良い悪いはあんまりないけど
いろんな人にセリフがありますね
そして、このシーンにまた
ロマのような姿でジャンヌが登場
焼きごてのエピソードの
無理矢理捻じ込みとか
無理矢理感がハンパないんだけどねー…
たぶんさー…音彩ちゃんの
白くて美しい背中を見せたかっただけ
っていう疑惑の眼差し
音彩さんは
一幕初めの仮面舞踏会ではソロ歌を披露
さすがの歌声
黄色系のドレスに頭には
おっきな月が
宮廷美女といえば
カトリーヌ(希良々)の
薄紫のドレスと鬘と化粧の感じが
儚い可愛さがあって好きです
特に細い縦ロールがたくさんの鬘が
可愛いし、
お化粧もいつもの
キリリとした感じではなく
ダンスシーンとかのキリっとした雰囲気も
もちろんカッコ良くて良いけど
ドレスに合わせたような感じで
可愛らしいです
二幕はじめ
小公子たちのプロローグのあとすぐ
市民の怒りのダンスが始まりますが、
急に雰囲気というか
ガラリと舞台が変わるので
ちょっと面食らうのですが、
このシーンは
2階は群舞全体が観えて
ダンスとしては観やすいんですが、
背景とのコラボが観にくいので
一階で観ると雰囲気がわかりやすいです
今回はこちら
「ばらと桃の舞踏会ソーダ ~革命前夜を彩る夢~」
桃の香りととろみをさわやかに仕上げ、
上品な「ばら」を添えたホワイトピーチソーダ
どんなにか甘いだろうと思ったけれど
意外にサラッとしていました
もっと近寄って撮ればよかった
そしてこちらも
公演デザート シルキーローズ
ミルクプリンとローズジュレを重ねた色鮮やかなカップデザートは、甘くて滑らかなミルクとローズの香りの組み合わせ
薔薇の香りがしました
優しいミルクプリンと合います〜
というわけで
この日は薔薇の花びらを大量に摂取して
観劇にのぞみました
そういえば、
いつのまにか公演デザートのサイズが
大きくなりましたよね