少し春らしくなってきた?
ちょっとだけ寒さが和らいできた気が。
朝からクシャミ2連発で
誰か悪い噂をしてるって思ったけど
なんとなく花粉を感じる
花粉症になりそうでこわい…
どうも麻疹が流行ってるらしい?
なんだか不安定な世の中だよね…
さて、しばらく経ちますが
星組を観劇してきました〜
RRRは原作は未見
大劇場は観れずで配信が初見でした
舞台はダンスが多用されて
躍動感と滑らかさがあって美しく
歌声も要所要所の使われ方が効果的で
始まりから引き込まれて
一気にラストまで
連れて行ってもらえました
もちろんパーティでの
ナートゥーダンスも楽しく圧巻ですが、
ビームとラーマたちの戦いの
ダンスシーンもカッコいい
それに、
ふたりのキメポーズが何回かあるんですが、
映像的なキメポーズシーンが
舞台で生身で再現されてる
って新鮮で
照明もピカーッってなるけど
ふたりの身体能力だから
舞台上でもさまになるんですよね
そして、始めからラストまで
ダンサーにダンスを
歌うまさんに歌うシーンを
っていうのが
役柄に関係なく徹底していて
それがとても良かった
目に麗しく
耳に優しい
それぞれも生き生きしているように
観えました
さて、個別に少し。(?)
コムラム・ビーム 礼 真琴
配信でも衣裳とか髪型とか役柄が
礼さんにぴったりだなって
思っていたけれど、
観劇したら尚更思った
白の衣装も青と黒の衣装も良くて
青黒は特にカッコよかった
でも、私がついついガン見しちゃったのが
お顔と髪型
精悍で素敵だったし
髪型がどうなってるのか
なんかすごい惹かれて
物語を追いつつもガン見してて
髪の毛の飾りに金の小さな輪があるんだなぁ
とかなんかすごく見てしまいました
素敵でしたね
青黒衣装は後半の戦いのダンスシーンで
着ていたんですけど、
槍を持ってのダンス、
パフォーマンスがカッコいい
まわりに沢山人がいても
全く気にしてないような
難なく槍を操っていて驚きます
そして、一番は
鞭打ちの後(中)の歌
いつも星組公演を観ると
礼さんの歌声に圧倒されるんだけど、
この歌はしみじみ良くて
聴き入りました
この歌のあと、
力を使い果たして倒れたビームの姿に
鞭打ち刑執行を見ていたインドの人々が
総督たちには敵わないとわかっていながら
蜂起して押し寄せる。
ラーマもそれまで握りしめていた
信念を捨てて、
自分の本当の心
信念を持って守ってきたものの
本当の意味に気づいて
ビームを助ける。
物語の核になる歌だなぁって
感じました
この時のインドの人々って
舞台から感じるかぎり
イギリスの支配をほぼ諦めてるんだよね
ラーマたちは諦めてないけど
心では諦めてなくても
抵抗しよう、解決しようとはしてない
これがフランス革命直前の
蜂起のシーンとは違ってて、
ビームが鞭打ち刑になることを
辛いと思ってても
その様子を見ながら思うのは
自分はイギリスに
逆らわないようにしようとか
総督側の思う壺な感情なんだろうなって。
でも、鞭打ち刑に屈しないビームの姿と
心からの歌声で
本心が呼び覚まされるというか…
だから、あとひと押しだったものを
達成させるとかじゃなくて、
何もなかったところから呼び覚ます
そういう力が必要なシーン
必要な歌声だと思うの
その他もちろん、
ビームとラーマに強い友情が生まれた
総督邸のパーティでの
ふたりのナートゥーダンスも華やかで
ふたりが踊る伝統的なダンスが
人種や確執を超えて
イギリス人たちを含めた
会場全体に広がっていく感じが
楽しかったし、
ジェニーに恋する様子が
やっぱり可愛いし、
マッリや仲間を思う気持ちが熱くて、
何故か礼さんだなぁって思ったりしました
ジェニファー(ジェニー) 舞空 瞳
イギリス総督の姪だけど
正しいことを正しく見ようとする人
自転車とジェニー
なんか似合うよね
そして、パーティのピンクのドレス
後ろ姿が綺麗
ドレスがお似合いで
銀橋の歌の時も凝視
ジェイク 極美 慎
ジェニーの婚約者
普通のイギリス人で
インドやインド人への感覚も
イギリス人として一番普通な感じで、
初めはジェニーがインド人に構うのを
嫌がっていたけれど、
ジェニーを心配しているうちに
考えもだんだんと流されて
ジェニーの考えを受け入れてくれる
なんだかんだで優しい人物
A・ラーマ・ラージュ 暁 千星
戦いの場面で弓矢が武器のラーマ
弓矢を射る振りが
すごく印象に残ってます
弓矢を持ってて弓矢を射るんだけど
飛び上がる様子が弓矢なんだよね
びっくりしたよ〜すごい
赤色の民族衣装もお似合いでした
ラーマは配信視聴の時から
複雑な心の変化や
シータへの思いもあって
良い役だなぁって思っていたけれど、
東京で観劇したら
ラーマの心情の流れが自然に感じて
特に蛇に咬まれてからとか、
死の淵を彷徨いながらも
ビームの告白を聞いて
使命が湧き立ってくる様子というか
力を振り絞って動き出すパワーというかが
すごく感じられて、
ありちゃんにピッタリな役だなぁって
暴言ながら初めて役がハマって感じました
そして、そのあとの
使命を上回る本心を自覚するシーンも
良かったですよね
シータ 詩 ちづる
登場は最後の方だけど
髪型とか赤い衣装も似合って
芯のしっかりした雰囲気が
ヒロインらしかった
マッリ 瑠璃 花夏
歌が素敵な瑠璃さん
可憐な歌声が素敵で
総督夫人が連れて帰るのも
わかりますね
鉄屑で作った腕輪を少女にあげるシーン
ジェニーに腕輪を託すシーン
渡すことができたか確認するシーン
ビームのね、マッリを思う気持ちがね
すごい伝わってきて
ビームたちが部族のみんなを
家族と同じくらい
大切に思ってるんだなぁって思った
バッジュ 美稀 千種
ビームの村の長老
ロキ 紫 りら
マッリの母親
キャサリンに気に入られたマッリが
連れさられるのに泣いて抗議するが
イギリス兵に暴行され倒れる
ラストは母親も
生きてたんだって思って嬉しかった
ペッダイヤ 天華 えま
ジャング 天飛 華音
ビームの仲間
マッリ救出を目指して
ビームと共にスコット邸への潜入を試みる
スコット邸のパーティでの
白い給仕姿とか
その姿でのナートゥーダンス
ナートゥーダンスって
特に脚の動きが特徴的だけど
踊ってる時じゃなくても
その形無理だから!ってすごく思った
誰がラストまで踊れるかっていう設定が
みんなが上手だから
途中まで気づかなかった私です
ラッチュ 稀惺 かずと
年若いビームの仲間
必死さが健気だけど
詰?が甘くて狙われたり
物語を引っ掻きまわす
役柄にもハマってキラキラ
オム 大輝 真琴
ネハ 白妙 なつ
アクタル(ビーム)が街で
世話になる鍛職人の夫婦
アクタルを気に入っていて
実はアクタルはビームだと
薄々気づいていたり、
ラーマが蛇に咬まれた時に助けたり
ヴェンカテシュワルル ひろ香 祐
ラーマの村から一緒に来た仲間
一緒に目的達成を目指しながらも
いつもラーマを心配しているのが
よくわかって、
実際は単純に
邁進するだけじゃないよねって思ったり
ヴェンカタ 朝水 りょう
ラーマの父
ラーマが子供の時に
イギリス兵と戦いの最中
ラーマとシータを助ける為に
囮になって死亡
相変わらずカッコいい
ラーマ(子ども)茉莉那 ふみ
シータ(子ども)藍羽 ひより
可愛いふたり
観劇した時は
回想シーンに緊迫感も増して
父と三人の姿から
さらに物語が伝わってきました
スコット 輝咲 玲央
自分たちのことしか考えず
インド人たちを人だと思っていない
イギリス人総督スコット
当時のイギリス人の認識って
近しいものがあったと思うけれどね
人によるかもだけど
ラストに向けて
スコットが極悪人であるのは
必須だから大変ですよね
観劇したらより役らしく?
場面にピッタリして感じました
キャサリン 小桜 ほのか
スコットの妻
極悪人としての大芝居はないけれど
時々信じられない価値観と
氷の冷たさを発揮
もうね、身に染み込んだ認識は
そうそう変化しないよね
と、そんなキャサリンですが
総督妻だけど
パーティで歌声を披露
小桜さんの美しい歌声が
沢山聴けて満足
普通は役柄的にも歌う役の人を当てて
歌うんだろうけど、
なんかね、今回
こういうシーンで
どの役の人が歌っているかとか
あんまり気にならないって
思っちゃった
その歌がストーリー的に意味があるなら
意味をなす役の人が歌わないとダメだけど
それ以外は
歌える人が歌うのが良いと思った
エドワード 碧海 さりお
配信の時はスコットの側近なんだね
って感じだったけれど
観劇したら
すごく悪さが際立って印象的に
ロバート 鳳真 斗愛
ステファニー 澪乃 桜季
修理した銃が動かないと
アクタルに難癖をつけるロバート
ちょっとした勘違いなのですが
プライドが傷ついて
さらに難癖をつけて暴れるロバート
ステファニーが興味なくて
大事にならずに済みます
いるよねーこういう人って思いつつ
イギリスの横暴が印象的に
ジェームズ 天希 ほまれ
ヘンリー 煌 えりせ
オリヴァー 夕陽 真輝
ライアン 大希 颯
イギリスの警官たち
ロバートと同じく悪いです
SINGERRR男 美稀 千種
SINGERRR女 都 優奈
あ、組長(長老)が歌ってる!
ってはじめ思って、
要所要所で歌われていて
別の役だと納得。
都さんも歌声が素敵で
下手側で歌われていたので
力強い歌声を堪能できました
WATERRR男 希沙 薫
WATERRR女 水乃 ゆり
始まりからすぐに出てきて
ラストまで何回も踊ってくれて
素敵な踊りで魅了されます
ふたりとも水がピッタリのしなやかさ
水乃さんが出てくるとすぐわかる私
踊りに釘付け
水のチームはほんとにしなやかで
私的にビームが水って感じは
特にしなかったんだけど
水たちがビーム側で踊るから
だんだんビームという人というか
ビームの属性がわかってくる感じ
森みたいだなぁって思った私は
FIRRRE男 夕渚 りょう
FIRRRE女 鳳花 るりな
力強くカッコいい踊りのふたり
別箱から注目していた夕渚さん、
夕渚さんだっ!って分かりました
炎のチームも躍動感があって
銀橋まで使い
布を使ったシーンとか
ほんとに燃えてるみたいだなって感じて
とても好き
闘志に燃えるラーマにも
ピッタリですよね
アルジュン 碧音 斗和
魚釣りの少年
市場の魚売りに新鮮じゃない!
って喧嘩を売ったり?
今から釣ってくる!!って言って
新鮮な魚を売る少年
元気で可愛く、印象に残りました
『RRR × TAKA"R"AZUKA ~√Bheem~(アールアールアール バイ タカラヅカ ~ルートビーム~)』
Based on SS Rajamouli’s ‘RRR’.
脚本・演出/谷 貴矢
上手から下手へ↑トラさんが通る
写真ないけど、シカさんも通りました
甘夏&チャイがさっぱりしてて美味しかった
…ちょっとだけ作品について。
原作がインド映画ということで
原作がそうなのだと思うけど
視点が新鮮で
1時間半しかないから
細かくは描かれてないんだけど
イギリス植民地時代の屈辱と
もともと独立した州(国)に分かれている
インドの独特な背景がふんわり感じられて
おもしろかったです
まぁ、タカラヅカでは昔から
ジプシーも沢山登場するし
珍しくもないのかな
なんか新鮮に感じたのは何故かな
主役たちがインド側だから??
国単位での勧善懲悪だからかな
タカラヅカではジプシーとか出ていても
何気に勧善懲悪の場合は
国ははっきりさせなかったりが多いものね。
英国贔屓だけど、
いい加減に落とし前つけろよ!な!
っていう、可愛さ余って腹立たしさ際立つ、
さまざまな歴史を引き摺る
(が無関係を装う)イギリス
そんなんだから、
この物語にも強い不快感はないんだけど、
実在する国単位での勧善懲悪は
一方的すぎる視点とかが気になったり、
結局、やられたらやりかえすに終始するんだなぁと
感じてしまって
あんまり賛同は出来なかったり…モゴモゴ。
でも、総督夫妻がいかに悪役になりきるかで
この勧善懲悪の物語を成立させていて
さすがベテランのおふたりってなりました
でも、日本が描かれていたら拒否反応でるな、私は。
お隣に
劇場内にもっと
ベストフォトスポットがあったみたい…
日々、スカステ映像から
朝美さん補充
でも、寒さに縮こまって
何もできない日々
今日は友の会からチケットが届いたよ
何の手紙かしら?
って思ったら、早々と
ちょっとウキウキしてきたー