花組『鴛鴦歌合戦/GRAND MIRAGE!』(2023) | ラピュタをさがして

ラピュタをさがして

宝塚のこと。
気ままに。
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昨日は淀川花火大会でしたね花火

おうちでTV視聴

花火をみると夏だなぁって思います

TVでですけど

毎年新しい花火が増えていて

その進化に驚きますスター



観劇後にぷらぷらしたら

暑くて日差しで焦げて干からびるかと思った


先週末は花組公演を観劇しましたニコニコ

原作映画は未視聴のまま観劇




今週は

彩風&夢白トップコンビをはじめ

朝美さんたち雪組メンバーも

花組公演をご観劇されたそうおねがい

皆さま観劇前に

原作映画を視聴されてるのかなはてなマーク

私はもう一度、観劇する予定なのですが、

それまでに原作映画を

見ておきたいな〜と思ったりニコ流れ星



さて、この作品、

印象はオペレッタびっくりマークびっくりマーク

そりゃそうだろう

オペレッタって音楽劇っていう

イメージだったけれど、

コメディなんですねウインク

懐かしい〜ピンク音符 ピンク音符

オペレッタってこんな感じだったかなはてなマーク

観劇しながら

歌、音楽の入り方に

すごくオペレッタを感じてルンルン

ちょっと懐かしく思いました花

音楽の授業?でかな?文化祭?

オペレッタをやった気がするんです

小学校かな?中学??記憶が極めて曖昧…

花組の歌うまさんたちが

活躍されていて

手堅く盛り上げてましたねピンク音符



そして、

オペレッタ云々以上に感じたのは

この作品は

浅井礼三郎(柚香 光)ありき星ってこと。


タカラヅカはどの作品も

トップスターありきだけど

この作品はそれが強いんですよねー…

作中、礼三郎がいないと

新喜劇というか…

新喜劇を否定する気はないけど、

新喜劇をタカラヅカでする必要はあまりないし

作中に礼三郎がいなかったら

タカラヅカでは

やらないだろうなって思う作品星

視聴してないけれど

たぶん原作映画も

礼三郎で魅せる作品なんだろうな、と。


柚香さんのスター性に

すべてをかけたって感じ


それを考えると

私は少しまだ足りない…かな。

柚香さんだから

この作品を選んだんだろうし

他組で成立したかっていうと

はてなマークだけど、

だけど、柚香さんにかかってるから

まだ足りないって

思っちゃうのも仕方ない…って感じ

自分ができるわけじゃないのに

いつも文句だけはデカい

だけど、できるできないじゃなくて

観てそう思うだけ。


もうね、礼三郎がでてきたら

ちょっと話したら

ちょっと構えて視線を移したら

前方SSあたりというか客席全体

すべてもってくぐらいじゃないと…

って思いましたウシシ

まぁ持ってっちゃってるのかもしれないけど

B席からだとそれが感じられなかっただけかな

作品の良し悪しではなく

そういう類いの作品

つまり、観客のほとんどが

作中のお春やおとみのごとく

やろうとして

カッコつけてるわけじゃないように見える

礼三郎の一挙手一投足に

クラってくるくらいでないと笑

柚香さんはもちろん

いつもどおりカッコいいし

着流しに木刀に毟りも似合っていますけれどね

だけど、それでもなお、まだちょっと物足りない

そういう感じ。


物語の筋は

破綻なく、辻褄もあうし

ともかく丸く収まる

疑問も文句もないがほんまか?

感動するわけでもない

何かとありがち

新喜劇、

新喜劇以外で例えるなら

週一の時代劇

水戸黄門とか遠山の金さんとかね…

まだ、時代劇のほうが

悪者を退治する勧善懲悪な分

物語の筋で視聴者を

引っ張ってる部分もあるかも。

観た後のスッキリ感とかね


筋が悪いと言ってるんじゃなくて、

その破綻はないが

単純すぎる

っていうか漫画すぎる物語の筋も

中堅の役者の演技の手堅さ、面白さも

花をそえる娘役の華やかさや

手堅い歌うまさんたちによる

オペレッタの形式も

ただ、ただ

礼三郎のカッコ良さのためにある

って感じ。そういう作品。

だから

そのスターの威力は

ちょっとやそっとじゃダメで

礼三郎はひたすらにスターじゃないと

物足りないんだよね

カッコいいラブラブ

じゃなくて、ザ、スターキラキラキラキラキラキラ

って感じがね。必要


柚香さんはキラキラスターだけど、

たぶん

日本ものの所作は

少し分が悪い充分カッコいいけれどね!

って言っても、原作は映画で

今回は舞台だから尚更難しいんだろうけど…


同じ理由で

幕開きの長めのプロローグの踊りも

たぶん日舞が比較的得手でない

洋物ダンスが得意な

花組さんたちには

分が悪いように観えました

花組さんたちだけではないかな


ほんとうは

プロローグでも

もう少し引き込まれると思うけれど、

そうではないから

そうではない理由が

和物で作品が良くないせいだと

思われてしまう

という感じがしました


でも、和物の踊りでも

それが炭坑節とか盆踊りとかでも、

観客が舞踊に明るくない

ズブの素人でも、

踊り手がよければ

グッと引き込まれるんだよね…

ごめんなさい、

花組に文句があるわけじゃないんです

他組なら日本ものでも

魅せる踊りができるか?

って言われたらわからない。

でも、とりあえず

今のところ

プロローグの掴みは✖️かな…。


お春(星風 まどか)は可愛いですね

後半の

礼三郎とお春の相合傘の場面とか

ふたりの様子が

やっぱり可愛くて素敵でしたピンクハート


お春が言う

“麦焦がし”って何?

って、ずっと観劇中思っていてうーん

米の代わりに

毎日焦げた麦か…って思ったら

お春が不憫で

コメディなんだから

深く考えちゃダメって思いながらも

話が進むほどに

見る目が全くないのに骨董狂いで

何を言っても暖簾に腕押しの父

志村狂斎(和海 しょう)に

ちょっとイラッとしましたしDASH!

ノー天気すぎる礼三郎に

我慢にも限界があるよね?

って説教したくなったよね…

今とは時代は違うんだけどさ。

可愛い『ちぇ』じゃすまないよっ

っていう。

あ、父の狂斎をされた和海さんは

芝居も良かったし

歌声も素敵でしたけどね音譜


峰沢丹波守(永久輝 せあ)は

振り切って3枚目を演じていました

それが思った以上に良くて

シャカリキ感とか

無理矢理感もなく

声がナチュラルで

3枚目になりすぎず面白かった口笛

まぁ、狂斎と同じく

骨董狂いには辟易だけど。

でもさ、雪舟で騙されて

懲りずに探幽に手を出すのも

コメディゆえに笑いましたゲラゲラ

『最近の贋作は上手いので

私ですら騙される。云々』(意訳)

笑、変に現実にもありそうー笑


秀千代(聖乃 あすか)は美キラキラ

着物姿も似合いますね

『嫌じゃ嫌じゃ』はむろん可愛いけど

私には普通の刺さり方でしたけど、

藤尾のことを好きな秀千代が

可愛いながらも男っぽいのが

気に入りましたニコニコ


控えめな出番でしたが、

藤尾(美羽 愛)も

着物がお似合いで

秀千代との並びもお似合いでしたねハート


おとみ(星空 美咲)は

町の男たちを引き連れて

歌いながら登場したり、

お春とやり合ったり

難しい部分もあるけれど

可愛いし歌声も良かったピンク音符


麗姫(春妃 うらら)は

美しくて武家のお姫様(奥方)の着物が

お似合いでしたキラキラ


そして

遠山満右衛門(綺城 ひか理)がね

なんかとってもお似合いでした流れ星

お芝居もこんなに手堅かったかなって

思ったし、

歌声ももとから好きだけど

今回の歌にも合っていていい感じ音符


和化粧に着物が似合って

なんだか目を引いた

三吉(天城 れいん)

どなたかなと思ったら

天城さんだったんですね

コミカルで可愛いし

おとみとお似合いでした虹


平敦盛/八兵衛(帆純 まひろ)

玉織姫/七緒(朝葉 ことの)

劇中劇のおふたりキラキラ

甲冑姿の帆純さんに

お姫様姿の朝葉さん

美しかったですねお願い


そして

蓮京院(京 三紗)

蘇芳(紫門 ゆりや)

天風院(美風 舞良)

道具屋六兵衛(航琉 ひびき)

この曲者骨董屋〜ムカムカ

ってならない登場人物たちの人の良さ

六兵衛もいやらしくない人物像になっていて

楽しかったです

松田松助(舞月 なぎさ)

香川屋宗七(羽立 光来)

熊谷直実/医者(峰果 とわ)

少し書きましたが、

中堅というか

上級生の方々のお芝居が安定安心で

ゆったり観ることができました

いろんなところで

クスリと笑えて楽しかったニコニコ


虎三(一之瀬 航季)

鶴吉(侑輝 大弥)

瓦版屋のふたりも目立っていて

チャキチャキして可愛かったです


つぐみ(三空 凜花)

ひばり(詩希 すみれ)

えなが(二葉 ゆゆ)

めじろ(愛蘭 みこ)

すずめ(美里 玲菜)

めぐろ(七彩 はづき)

歌声の娘役さんたち音符音符

詩希さんもちゃんと認識目

歌っている様子を観れましたビックリマーク

みんな可愛いし

歌声も素敵でした音譜音譜



そして、ショーピンクハート

印象に残ったシーンだけ

簡単にメモ。


思った以上に紫陽花なプロローグ

裾のひらめきが優雅ふんわりウイング


ちょっとオデッセイを思い出した

バレエ要素の強い

シェヘラザード

でも解説を読むと

お話は違うみたいかな?

柚香さんは新たな?軍服姿でしたね


シボネーのラテンは

優雅で楽しかったし


黄色のスーツの都会的なシーンは

カッコ良かったですキラキラ

凛乃しずかさんも

ダンスが素敵で目に留まりました


ボレロもカッコ良かったですし

やっぱりダンスに惹かれる花組さんバレエ

次の別箱コンサートやっぱり観たいなぁ

無理そうだけど。


あと、一回観劇できるので

楽しみですニコニコ

ショーの感想もまた書けたら良いな花


オペレッタ・ジャパネスク 

『鴛鴦歌合戦(おしどりうたがっせん) 

~原作 映画「鴛鴦歌合戦」(c)日活株式会社 

監督/マキノ正博 脚本/江戸川浩二~ 

脚本・演出/小柳 奈穂子 


ネオ・ロマンチック・レビュー 

『GRAND MIRAGE!』

作・演出/岡田 敬二


エトワール 朝葉ことの

一之瀬航季・綺城ひか理・帆純まひろ 

聖乃あすか 

永久輝せあ(紫・白色羽根) 

星風まどか(紫・白色羽根) 

柚香光(ピンク・白色大羽根)



公演デザートもぐもぐ

恋最中が気になりつつ

さっぱりしてそうな方にしました

オレンジが美味しかった🍊



うさぎうさぎうさぎうさぎうさぎ


そうそう、阪急電車が

ちぃかわとコラボしてますねウインク星

ちぃかわ好きってわけじゃなかったけれど

可愛いですねニコニコ

しかも、キャラクターが

駅員の制服とか

いろんなご当地?衣装をきてるのが

可愛い〜流れ星

真彩ちゃんの楽屋も

ちぃかわグッズでいっぱいみたい

うさぎのリュックを背負う真彩ちゃんが可愛いピンクハート


たまたま帰宅列車が

ちぃかわ列車で

電車を降りたら

たくさんの方がラッピング列車の

写真を撮っていたので便乗笑


ちぃかわ車掌さんまでびっくりマークこの子はハチワレかな?


だけど、ちぃかわ号だと思ったら

ハチワレ号だったびっくり

いろんな種類があるのね〜

そのうち他のラッピング列車にも

乗り合わせるかな笑ううさぎ