今日は雛祭りですね
気がついたらひなまつり
午後からは暖かくなるそう
ちらし寿司食べられるかな
昨日3月2日は
雪組『海辺のストルーエンセ』大千穐楽
おめでとうございます
横浜も梅田も
無事に完走できて良かった
前楽には望海さんが来られていたそう
Instagramにも
感想をあげられていますね
元気になります同感です
カテコでの
『さみしいけれど』
『新しく進みます!』
『独り立ちしていただいて』
『満足!!!』
『正直、放心状態で…私がストルーエンセ先生の治療を欲しているのですが』
『皆さんに言ってしまったので、私も自立したいっ』
『満足!!』って言う朝美さん
本心に違いないって感じて
こちらまで充足感でいっぱいに
もう海辺のストルーエンセを
観劇できないと思うと
ほんとにさみしいんですけどね
今日、観劇に来る時に
ちょっとさみしくて
早く観たいけど
開演時間になってほしくなかった
でも、
千秋楽観劇中の私の感想も
本心『満足!!!』だったから
もう朝美さんも作品への
不満や心残りはなくて想像です
『さみしいっ!』けれど
コトバ通り『満足!』
なんだろうなって感じて
満たされた気持ちが
こちらに波及してくるような気がしました
大千穐楽ほんとに素敵で
なんか、どうした?って思うくらい
ずっと素敵で、素敵を更新してきていたけど。
私が感じただけだけど
あれだけのりうつっていたら
放心状態にもなるよね
ヨハンの気持ちも
細かいピースがはまるように
今まで以上に刺さってきて
表情にも言葉にも
惹きつけられて仕方なくて
納得しかなかった
『…自分が変えてみたくなる』のところ
一瞬の浮かび上がる表情
一旦は清いストルーエンセだと
思っていたけど、
千秋楽は
『何ものかになろうと
しなければよかった…!』
に繋がるやはり何か野望を感じる瞳
一幕最後は
いつもそれぞれに納得していたけど、
放心、驚き、戸惑いから
一瞬明るくなったあと、
ポスターイメージに近づいていって
余韻もすごかった
そしてなんと言っても
ラストの
ヨハンとクリスチャンの決闘前の
ヨハンの大芝居が
ほんっとにすごくて
涙が止まらなかった
1回目のね、『悪人には…』のセリフ
クリスチャンの踏ん切りが
つかないところからの
2回目の大立ち回り
言葉が間違えてる、立ち回りじゃないけど
『…すべて、あいしてなんかいなかったんだよっっ!!!』
セリフ、動き、表情、すべて
これが観たかったって思った
千秋楽だから言ってるんじゃないです
そう思いながら涙が出て仕方なくて
もうちょっとで
クリスチャンとの決闘から
刺されて死ぬシーンが
涙で滲んで見えなくなりそうで
慌てて瞬き。
対峙場面は息を詰め
『なんて美しいんだ…』
の表情で感動しちゃって涙
倒れるのも美しさが極まってて
死顔からの
駆け寄ってきたカロリーネ
いつも以上にふたりの姿に
悲壮を感じて
哀しいけど美しくて
自分の息が浅くなっていく…
皆さまの機械仕掛けっぽさも
磨きと本気が感じられる緊張感でしたし
そして、ラスト
ヨハン・ストルーエンセが海辺を
こちらに進んでくるシーン
ずっと、何を思っていて
何を表しているのかなと
いろいろ思っていたんです
でも、大千穐楽で
私にはフォレルスケットにも感じられて、
何ものかになれなくても
得るものはあった
デンマークへ来て、
クリスチャン、カロリーネ、ブラントや
すべての人たちに会って
カロリーネを愛して、改革をして、
すべてが素晴らしかった
というヨハンの心境が
穏やかな悟りと共に観えて
物悲しい中にも
優しい気持ちが生まれました
あの真っ暗な海辺で
『…今は何にも見えないっっ…』
と叫んだヨハン
『…最後に貴方とここに来たかった、
それだけ…』
といいながら
カロリーネは助かると言い聞かせるヨハン
『私は泣くことができない』というヨハン
カロリーネに
『あなたはやっぱり
自分のことがわからないのね』
と言われるヨハン
『貴方の口から発せられる魔法は悪くない』
『貴方といると
見えないものも信じられる気がする』
やっぱり好きなコトバ
また間違えていませんように
カテコ3回目で
スタンディングオベーション
3回目の最後に
真っ白な紙吹雪がどっと舞い降りてきて
皆さまびっくりして大はしゃぎ
4回目の幕上りで
ピンクの何かを広げて見せる朝美さん
『紙吹雪にハートが入っていました〜
タカラヅカは暖かいところです』
胸にハートを持つ朝美さんが可愛い
からの、組子の皆さまが何か
朝美さんに頼みがあるとのこと、
せーのっ!
『ストルーエンセ先生、今、何時っ??』
メガネを片手で外してからの
バッチバチの男前顔で
『おまえに、…マジやねんっっ!!』
めっちゃびっくりした
しかもすごく嬉しいサプライズ
エセ関西弁らしいけど
めっちゃキマってる
ストルーエンセ先生っ
さすが
ラスト緞帳が下がり始めてから
特大両手KISSを
ぶん投げてくれた朝美さん
思い出すと
劇場全体がフォレルスケットでした
『嬉しいことって
すぐ忘れちゃうんです…
だから、何か自分を
鼓舞するものになれば良いなと』
『…次に“何ものかに”なるように進みたい』
嬉しいことからも次に繋げる朝美さん
嬉しいことって忘れちゃう…
悲しいけど名言だな…
『武庫川の川辺のストルーエンセ』が
爆誕した流れは
なんとなく迷走気味で
ふふ、笑っちゃったけれど、
タカラヅカに行くたびに
海辺の舞台風景を
思いだしますね、きっと
KAAT千秋楽の
光の中に勢ぞろいした
大仏さまたちを思い出しました
また徒然書きたいな…
ダメな患者なので
まだ愛の個人病院からの自立に
時間がかかりそうです
鼓舞かぁ