宙組『アナスタシア』③【寿・和希・紫藤】 | ラピュタをさがして

ラピュタをさがして

宝塚のこと。
気ままに。
自由に。

雪組の友の会抽選結果がでましたね
平日含めて入れたのですが
惨敗えーん
友の会頼りなのに…
観れないかも〜えーん




さて、気を取り直して…
アナスタシアについてまた少し。
(ネタバレ普通にあります)




一度目の観劇で印象に残ったのは
マリア皇太后(寿つかさ)でした

威厳と気難しさが自然に伝わり
皇太后とアーニャのシーンは
やりとり、歌ともに惹きつける力があり
じっと聞き入りました
皇太后が登場すると
舞台上の空気に
一気に引き込まれるものがありました
my初日は断然
一幕より二幕が良かったのですが
皇太后の力だと思います

寿さんはマリア皇太后を以前にもされていて
その強みはあるかもしれませんが
演技の上手・下手というより
説得感があるのです
(上手だからこそでしょうけど)


オルゴールを渡されて
アーニャをアナスタシアだと
確信していく場面は
2回目に観たときの方がわかりやすかったです
(ディミトリが闇市で買ったんだけどね
と思いましたけどゲラゲラ


あとは
アーニャが記者会見直前に
皇太后の言葉を聞いて
すべてを捨てて
ディミトリのところに行くシーンは
2回目の方がスムーズで自然に感じました

ちょっと難しいシーンですよね。
皇太后が
『あの人はどうしたの?…貴方にとって大切な人だと感じたけれど…』
的なセリフを言った後に
アーニャが自分の気持ちに気づいて
しかもその一瞬で
記者会見を放り出すことも
皇太后の元から離れることも
アナスタシアとして生きる道を捨てることも
ディミトリと生きたいという本心に従うことも
すべて決心するのだから
そしてその気持ちを演じて
客席に伝えなきゃいけないんだから
とても難しいなと思う。


マリア皇太后と共演していたといえば
アーニャの他にはリリー(和希そら)
和希さんはなんでもできるんですねびっくり
リリーもmy初日から全く問題なく
ミュージカルでした♪

皇太后の側で侍女をしているシーンは
できる上流婦人がそこに存在していましたし
コケティッシュなモダンガール?が
ぴったりで
普段との違いにびっくりしましたニヤリ

歌声が女性役でも無問題なのが
すごいなぁ
もともとダンサーなので
ダンスシーンはお手のものだし

2回目に観劇した時に思ったんですけど
リリーの声とか歌声が
1回目の観劇時に比べて
ドスが効いてる時があるなーとニヤリ
やっぱり演じるにつれて調整してるのかな
あくまで普通感のあるリリーも良かったし♪
男役が垣間見れるドスの効いた声を
ところどころに入れてくるリリーも
どちらも良いですね爆笑


ダンスシーンといえば
セルゲイ(紫藤りゅう)
グレブに話しかける時から
キラッキラしてましたが(何故かしら??)
ネヴァクラブで
センターで踊る姿が
眩しかったです⭐︎⭐︎⭐︎
”そこだけタカラヅカ“みたいな
(良い意味です)

それにしても
『そんな靴』って
どんなドタ靴なのかしら