おはようございます。
いつもお読みいただきありがとうございます。
このブログでは、月1人9000円以下の日々のお料理や、お酒、食器、お洋服、旅行…など、Akikoの大好きなものを巡る日々をご紹介いたします。
それのどこが「極上」なの?
はい!その通り!
だってこれは、私の感じる極上なんだもん♡
幸せと同じで、極上を感じるのも自分次第!←人から見たらヨレヨレでもね(笑)だったらいつでも極上を感じられる方がいいよね!ということで、本日のお話 始まり始まり…
小岩井農場を楽しんで、この後は岩手県を離れて仙台へ戻るんだけど、ここまで来たなら是非とも寄らねばならぬ場所がある!
はーい!中尊寺!
歴史が苦手な私でも知ってる中尊寺。
しかと目に留めるわ。
ここから本堂までは650m、そして目指す金色堂は800m。
まぁ、この距離なら大丈夫でしょうと、気楽に歩き出すと、1歩目から大後悔。
坂がすごい!すごすぎる!
もう、雨だったら歩けないんじゃないかってくらいの勾配。
しかも未舗装…。
これが続くのー?と思っていたら、救世主 玉砂利現る〜*\(^o^)/*
これで安心して歩けるわ。
一生懸命登ってきた甲斐あって、景色は最高!
本堂に行くまでに、色々なお堂が見られるし、立派な杉もあって、とってもいいコース。
本堂にお参りしたら、いよいよ金色堂。
中尊寺建立当時から残る唯一の建物。
それだけでもすごいことなのに、中に入ると…。
撮影禁止だったので、私の乏しい言葉での説明で我慢してください(笑)
ヒェェェェ!これが当時のままだなんて!
ということは、平安時代から輝いてるってことでしょ?すごすぎる!←メンテナンスは行われているでしょうけど
それにね、お堂もただ金箔に覆われているだけじゃなくて、細工が素晴らしいの。
天井は井の字形の格子の中にまた格子が組まれていて、さらに螺鈿まで!
円柱にも螺鈿と蒔絵が描かれていて、気の遠くなるような装飾。
圧巻…
見れば見るほどすごい!
それにしても、こんな素晴らしいお堂が、この覆堂が建てられるまで、そのまま風雨にさらされていたの?
そんなわけないよね。
その答えは、金色堂を出るとすぐにわかったわ。
旧覆堂!
これまた素晴らしい覆堂。
この覆堂自体、1200年代後半に建てられたもので、この覆堂さえも覆ってほしかったくらい。
しかもね、この旧覆堂はあの松尾芭蕉にも詠まれているの。
それが…
五月雨の降り残してや光堂
なんと感慨深いこと…。
私は、こともあろうか芭蕉の見た覆堂の中に入っているの*\(^o^)/*
教科書で必ず目にする中尊寺金色堂だけど、それだけでは決して伝わらないことって、当然だけどたくさんある。
実際に見ることができたのは、何より勝る経験だわ。
だって私、金色堂より、教科書に載っていない旧覆堂に感動しちゃったもの。
かつての芭蕉も現代に生きる私も、「見た」ことで感じたのよね。
五月雨の降り残してや光堂…