2024年 佳きことが多い年になりますよう 改めて祈ります | 水脈のブログ

水脈のブログ

読みきかせ記録(絵本等の紹介)と、自分の心に生じた想いや、刻まれた記憶を思いつくままに綴っています。
当ブログ開設当初から好きだった東方神起やジェジュン、ユンジェに関して。そして、2021年以降は、防弾少年団(バンタン:BTS)のことに、思いを馳せることも。

元旦の午後は、

実家への年始が恒例となっています。

義母の介護に、誰かが居ないといけないので、

私一人で実家に向かいました。

お茶を飲みながら

(車の運転があるので当然アルコール🍺🈲)

父や妹家族と談笑中、

突然、地震速報と共に、

バラエティー番組を放映していた

テレビ画面が報道画面に切り替わりました。


石川県能登地方を震源とする

最大震度7、M7.6の地震とのこと。

そして、津波警報、さらに大津波警報も🌊


私自身は、

震度7の地震や津波による被災経験は

ありませんが、

東日本大震災時に

テレビで見た津波襲来時の映像の記憶も蘇り、

アナウンサーの

「逃げてください」という渾身の叫び、

続々と流れてくる

速報のテロップを見聞きしながら

暗澹たる気持ちになりました。



一夜明けて、

少しずつ明らかになっていく被災状況



倒壊した家屋、

津波による浸水、

火災により200棟以上が消失してしまった町、

地割れを起こしたり、

液状化してしまった道路……

不幸にして、

亡くなられたり、

ケガをされたり、

あるいは、今なお、

救助を待たれている方も

いらっしゃるのかもしれません。

避難所で不安な時間を過ごされている方々も

大勢いらっしゃることでしょう。


今回に限らず、

自然災害が起きると、

その抗うことのできない

あまりにも強大な力の前に、

途方に暮れ、

何もできない自分自身に

無力感を感じてしまいます。

一方、

こうして自宅の布団で眠ることや

ゆっくり食事をしたり、

入浴したりできることが

とても幸せなことなのだと、

再認識しつつも、

今現在も、

被災の辛苦に震えている人がいる一方で、

こんなに呑気にすごしているなんて、

申し訳ないような、

身の置き所がないような

気にさえなります。


そのうえ、

2日夕方には、

羽田空港で、

この能登半島地震の対応で

物資を搬送するために、

新潟航空基地に向かおうとしていた

海上保安庁の航空機と、

着陸しようとしたJAL機が

衝突、炎上するという

信じられないような事故も発生。

幸いJAL機の乗員乗客は、

全員脱出されたようですが、

海保機の6名の搭乗者は、

5名が亡くなり、機長1名も重傷とのこと。

なんともやるせなく、痛ましい思いです。


佳き年になりますように

と願ったばかりなのに、

年明け早々、不吉なことが重なり、

どうして?!と思ってしまいます。


でも、

東日本大震災の時にもつくづく思ったのですが、

災害は、いつ、どこで、

そして自身も含めて誰の身に起こっても

不思議ではないから、

今この瞬間、自分がやりたいこと、

味わいたいこと、楽しみたいことがあるのなら、

堪能すべきだと思うようになりました。

「できることはできるうちに!」

「いつまでもあると思うな」

の精神です。


不幸にして、

被災により命を落とされた方の

ご冥福をお祈りいたします。

被災された方々も、

過酷な現状だとは思いますが、

どうか希望を失われませんよう

願うばかりです。


被災地のために

今、少しでもできることがあるとすれば、

やはり寄附だろうと思います。


https://x.com/Yahoo_JAPAN_PR/status/1741984034216202369?s=20



不安定な気持ちになったとしても、

「推し」と巡り会えた幸せは

堪能しよう💜


元旦すぐに

ジンくんから届いたメッセージ💌


入営前に、毎月一度公開できるよう

撮り溜め、

こうして姿を見せてくれるありがたさ💜



私が住んでいる地域では、

今冬はまだ、本格的な積雪がありませんが、

「ジンくん似の雪だるま⛄️」は

難易度が高いなぁ。

とりあえず、年末に、

児童クラブの子どもたちとソックスで作った

「雪だるま」を


最後に、

鎮魂と再生の祈りを込めて、

絵本を紹介いたしますね。

輪島の朝市を描いた絵本です。


『あさいち』

え=大石可久也 かたり=輪島・朝市の人びと

(特製版かがくのとも)


1980年に

福音館書店の月刊誌「かがくのとも」として

発行、1984年にハード化された

発行された古い絵本で、

私は以前、神田の児童書専門の古書店で入手しましたが、

残念ながら、現在は品切れとなっています。



何年も繰り返されてきた営み。

今回の災害が起きなければ、

40年後の今朝も、

似たような光景が続いていたでしょうに。

いつか、復活できるよう祈ります。