以前こちらの記事でも紹介した、個人向け国債のキャッシュバックキャンペーン。
100万円購入したら2000円、1000万円で4万円などがもらえるという内容が、少し前までよくありました。
1年経てば元本割れすることなく換金できるので、まとまったお金があれば、預け先を変えるだけでかなりおトクでした。
このキャンペーン、金融機関は、財務省から国債販売時に支払われる手数料を原資にしていました。
が、せっかく購入しても1年で解約してしまう人が多いと問題になったことから、この手数料が見直されることになったそうです。
そのため、このキャンペーンも相次いで中止になってるとのこと。
日経新聞には、これで個人向け国債を買う人は減ってしまうのではと書いてありました。
今、メガバンクの定期預金の金利は0.002%まで下がってるので、100万円預けても1年で16円しかつきません。
個人向け国債は最低0.05%なので、100万円購入すると1年で400円の利息がつきます。
10年ものの変動金利であれば半年ごとに金利の見直しがあり、換金するときも1万円単位でできるなど、商品性もかなりメリットがあります。
（定期預金だと、一部解約はできません。）
たとえば、数年後には使い道が決まってて、減らしたくないけど、ちょっとでも金利を付けたいというお金の預け先としてはアリかなと。
キャンペーンが無くなるのは残念ですが、今の低金利の時代には、やっぱり魅力的な商品だと思います。
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