道なき花

キミといるこの道
道の先がどうなってるのか
見ようとすればするほど
近くを見失って
握ってたはずの手も気づけば空っぽ
振り向いたら遠すぎて
笑ってるのか泣いてるのか
見えない顔にそっと涙した

どこまで歩けばまた歌える
どこまで叫べばキミに届く
星に月に道なき道に満ちたこの想いだけは決して枯れる事なき
名もなき花

いつかの帰り道

いつか夢見た帰り道を
君と二人並んで歩いた
他愛もないことを話し笑い合ったよね
君はもう覚えてないかな？
でも僕にとっては
とてもとても幸せな時だったんだ…

雪舞う帰り道
震える君の横顔見て
愛しくて思わず抱きしめそうになったんだ
でも僕じゃ君を包みきれないんだよね…小さな痛み切に感じたんだ

笑った顔 泣いた顔 怒った顔
どれもみんな好きだった
でも君の瞳に僕は映ってたのかな？
それが不安で…不安でたまらなかったんだ…

また明日、そんな言葉がずっと続くと信じてたのに…
でも物語がいつか終わりを迎えるように僕らの道も２つに別れていたね

いつかの帰り道を一人で歩いてみたよ
とても寂しく悲しかったんだ…
心に穴が空いたみたいで苦しいね…

もうこの帰り道に二人の足音は響かない…
君はこれからどんな道を歩むのかな？
隣にいるのは僕だと願ってたのに…
遠い国のお話みたいに忘れられてしまうのかな？
僕にはもう祈ることさえできないね…
ただ胸に刻もう君との時間を
一つの帰り道の詞を…永遠に…