Song is born ~Real my heart~ -7ページ目

LITTIE SWEET~after noon~

ちょっと気だるい
そんな午後
庭の日溜まり
猫が鳴いた
そこには犬はいなくて
琥珀色の液体
日差しに射ぬかれた
unbalance な左右の宝石
片方を僕に
片方を埋めた
どこにかなんて忘れた
でもいつか
誰かが僕に届けにくるだろう
そんな気がしてならないんだ
確信などなにもないけど
ポケットに手を突っ込んだ
キャラメルが一包み
甘い香り 甘い世界
甘い僕ら
気だるい午後はまだまだ続く

Hoped Sky

大好きだったあの人は今何してるんだろう
あの頃の素敵な笑顔は変わらぬままに
ちょっとはにかんで呟いてた夢を追いかけ日々を駆け抜けてるかな

同じ時を季節をともに過ごし
隣合った君との距離縮めたくて
がむしゃらに走りまくったボク

目に見えるカタチは残らなかったけど
確かに足跡は記憶と刻まれる
心のアルバムめいっぱいに使ってさ
でもあまった余白を見る度に胸が痛むよ
もっと2人の笑顔の写真で埋めたかった
あの時どうしていたら…
なんて数え切れないほど眠れぬ夜に浮かんで消えた

答えなんてないの知ってる
女々しさと未練がましさで押しつぶされそう
それでも…それでも
自分勝手な願いだって知ってる
星にも月にも誰にもこんな祈りは届かないんだろうけど
届かなくてもいい
心にたてる誓いに約束はいらないから
ただもう一度立つきっかけが欲しくて

決して折れない「剣」を深々と突き刺した
これがスタート地点で目標
次訪れる頃に空は何色かな

Sepia memory

埃かぶったアルバムに
セピア色したボクらの笑顔
ふざけあって馬鹿やって
たった一度の打ち上げ花火
記憶の断片に連なる鎖
手繰り寄せて強く抱きしめた

ボクらはあの頃と何も変わらない小さな子供でいたかった
信じたいけどいっぱい手に入れていっぱい失って…
いっぱい傷ついて…いっぱい傷つけた


秘密の場所
秘密の暗号
あの人のアドレス書いた小さな紙片
大切だった
守りたかった
なのにいつの間にか忘れてた

戻りたい
戻れない分かってるでも…
抱きしめたい
手遅れ失った温もりそれなのに…

吐息はそっと白く消え
足音はいつか遠のいて
記憶は後ろ姿ばかり

いつまでも見送っていたい追いかけたい
でも進まなきゃ
進まなきゃ
進まなきゃ

戻りたい
戻れない分かってるでも…
抱きしめたい
手遅れ失った温もりそれなのに…

違う景色の
違う街で
雪が降るの見ながら感じたよ
ボクは一人だけど
孤独(ヒトリ)じゃないんだ