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文筆家hideの徒然ブログ

文筆家、そして経営学の大学教員として活動するhideが、日々の雑感を徒然なるままに綴る。
日々の取材のこと、出会った人々、世相・ライフスタイル、音楽、美術、読書、歴史、旅、そしてグルメなど。

オランダのロッテルダムにあるボイマンス美術館から、

来年春、ブリューゲルの「バベルの塔」が日本にやってくるドキドキドキドキ

 

ブリューゲルの油絵と言えば、全40作品中、3割に当たる12作品が、

ウィーンの「美術史美術館」にあり、

私もウィーンで大いに満喫したものだ口笛ビックリマーク

 

その中でも、特に印象深かったのが、「バベルの塔」だった。

何気なく展示されているその作品を、初めて観たときの

圧倒的感銘は、今も忘れないびっくりメラメラメラメラ

 

来年4月に東京に来るのは、ブリューゲルによる同名の別バージョン

ということか。。。

 

凄い人出になりそうだし、「3時間待ちの3秒鑑賞」

というフェルメールの時のような残念な結果にならなければ

よいのだけど。

ピーテル・ブリューゲル1世「バベルの塔」

ピーテル・ブリューゲル1世
「バベルの塔」
1568年頃
ボイマンス美術館蔵

露出過多の個性的ファッションと、超人的な技巧で世界の音楽界を賑わしている

若手ピアニストユジャ・ワンの、ガーシュインとラヴェルの演奏を、

スカパー!(クラシカ・ジャパン)で視聴した口笛音譜

 

今年8月、オーストリアのザルツブルク音楽祭での収録であり、

これまた”若き天才”の呼び声高き、リオネル・ブランギエが指揮するカメラータ・ザルツブルクとの共演だアップ

 

 

最初は、ガーシュインの「ラプソディ・イン・ブルー」ドキドキ

 

モーツァルトをもっとも得意とし、オーストリアからドイツにかけての古典派の作品を得意とするカメラータ・ザルツブルクにとっては、なじみの薄い、アメリカ20世紀の音楽ガーンあせる

 

冒頭のクラリネット・ソロ、それに続くトランペット・ソロの固いことと言ったらもう(笑)

ユーモアとペーソス、そしてアイロニーが入り混じった、

思わず「ニヒヒにひひにひひにひひ」と笑ってしまいそうな、

ガーシュインの1920年代の自作自演盤(ポールホワイトマン楽団)

を愛聴している私にとっては、実に物足りないショボーン

 

ところが、ユジャ・ワンが弾き始めるや、世界が一変したメラメラ

 

腕が鳴って仕方がないと言わんばかりのテクニックでバリバリ弾きまくり、

しかも、非常に「ノリ」が良いDASH!DASH!

それに煽られたか、カメラータ・ザルツブルクの面々も、

徐々に、ノリ始めてくるから面白いゲラゲラ

 

続く、ラヴェルのピアノ協奏曲ト長調も同様で、

とにかく、ユジャ・ワンの音楽的推進力が素晴らしく、

前へ前へと突き進んでゆき、

時として畳み掛けるような追い込みをかけるので、

スリリングなこと、この上ないポーンアップ

 

ただ、そうした演奏傾向ゆえ、第2楽章のような、虚無的な風情を湛えた部分に関しては、

流石に往年のマルグリッド・ロンの演奏には遠く及ばない印象ショボーンダウン

 

とはいえ、続く第3楽章では、息を吹き返し(はてなマーク)、

それどころか、第1楽章にも増して、演奏は白熱して、

会場を興奮の坩堝へと追いやったびっくりドンッドンッ

 

ユジャ・ワン、恐るべし叫び

 

 

 

日本にタイ料理が普及してから、20年以上経つ現在も、

パクチー(コリアンダー)を生理的に受け付けない人が多いポーンダウン

 

彼らに理由を訊くと、その風味が、カメムシそっくりで耐え難いという禁止NG

 

 

幸か不幸か、私はカメムシを食べたこともなければ、その匂いを嗅いだことも

ないのだけれど、しかし、パクチーは和名をカメムシソウと言うそうで、

科学的にも、匂い成分は同一なのだそうだガーンむかっ

 

だから、パクチー嫌いの人々の主張は、正しい合格

 

でも、私は、1980年代にはじめてタイに行ったときに、

生まれて初めて口にして以来、パクチーは大好物だドキドキ

 

ただ単に、意地汚いというか、雑食性ということかもしれないけど・・・

 

とはいえ、バンコクのホテルのメインダイニングで、

イタリア料理をオーダーしたとき、その中にどっぷりとパクチーが入っていたときは流石に閉口したゲッソリ

あれは、イタリア料理ではなく、イタリア風タイ料理だったおばけくん

 

 

前置きが長くなってしまったニコニコ

 

ご存知、私が執着している陳麻婆豆腐は、

いろいろな実験を通じて、

セロリ、九条葱、分葱・・・など、全体に、「香りの強い野菜との相性がとても良い」ことを発見した話は以前のブログで述べた通りビックリマーク

 

そこで密かに狙っていたのが、陳麻婆豆腐に、パクチーを入れるというアイディアひらめき電球

 

早速、村上農園のパクチーを買ってきて、びっくり叫び

 

↓ご覧のように、麻婆豆腐にぴったりと・・・書いてあるではないかビックリマーク

 

でしょ、でしょう、やっぱりねOK

 

 

というわけで、「我が意を得たり」と、自信満々で、

「パクチー入り陳麻婆豆腐カメムシ風味」

を作ってみた(笑)ゲラゲラ

 

ううううう~ん、美味しい音譜

 

パクチーの芳香と陳麻婆豆腐の旨味が

大いに相乗効果を発揮していて、

ある意味、陳麻婆豆腐の進化形になっている口笛

 

これは病みつきになりそうだドンッドンッ

先日、新宿小田急百貨店の地下食品売り場で、

 

「今シーズン初」となる「牡蠣」を発見ウシシアップ

 

しかも、美味しいことで知られる「能登牡蠣」と聞けば

 

買わない訳にはいかないメラメラ

 

能登牡蠣は、味が濃厚で、本当に美味しい音譜

 

とはいえ、シーズン初めなので、まだまだ身もこぶりで

 

ひょっとしたら、味も、それほどではないかもしれない。

 

1粒あたり120円で、コストパフォーマンスも良くはないガーンダウン

 

でも買うチョキ

 

 

牡蠣と言えば、カキフライ、それが我が家の定番ウインク

 

以前は、ゆで卵、マヨネーズ、タマネギ、パセリから

 

丁寧に「タルタルソース」を作っていたが、

 

最近は、億劫になってしまいゲッソリ

 

ゆで卵、マヨネーズに、下の写真の「ケーパー&ディル レリッシュ」(カルディで購入)を

 

混ぜるだけにしている。

 

でも、これがけっこう美味しい照れ

 

 

 

 

さて、カキフライ作り・・・・

 

個人的には、生食用の牡蠣を、レア目にフライにするのが好きなんだけれども、

 

今回のは加熱処理用なので、ある程度、しっかりと火を通したメラメラ

 

手前にある小さくで不揃いな数個が、能登牡蠣のカキフライ、

 

皿の奥でちょっと反っている2枚が(笑)、イカフライポーンあせる

 

 

見た目、かなり、不細工な形状だけど、どうかお許しくださいショボーン

 

私が自分で食べるだけなので・・・

 

 

 

結果的には、シーズンインしたばかりの割には、

 

さすが能登牡蠣、それなりに濃厚な風味を醸し出していて、

 

なかなかの美味クラッカー

 

生食用をレア目に揚げれば、さらに美味しいだろうな・・・と期待感が膨らむドキドキ

 

 

昨シーズンは、外れ年というか、あまり傑出した牡蠣に出会えなかったので、

 

今年こそは・・・・と思っているのだけど、果たして、どうなることか!?

 

いよいよ食欲の秋、到来だゲラゲラDASH!

 

夏休みも終わり、

大学の学生さんたちが提出してくれた大量のリポートが、

私の前に、山のように積まれているゲッソリあせる

 

そう、今、私は、リポートの評定に追われているえーん

 

大多数の方が、働きながら学んでいるので、

暑い中、そして、仕事で疲れ果てた中、

一生懸命、取り組んだ成果が、ここに結実している。

 

昔との最大の違いは、

リポート用紙が、‟波をうっていない”こと波

 

え、意味がわかりませんか!?

 

以前は、夏の暑い中、リポートを書くので、汗が噴き出しあせる

その汗で、リポート用紙が濡れ、波をうったようになっており、

しかも、しばしば、汗滲みで薄黄色に変色していたのですよポーン

 

でも、今では、そんなリポートはほとんど見かけなくなった

 

ほとんどの学生さんが、エアコンの効いた環境で、リポートを作成しているのだろう。

 

それに、鉛筆で手書きなのに、絵文字を入れて書く人を、ちょくちょく見かけるのも、

今っぽいと言えるかもしれない(ほぼ女性だが・・・)

 

私は、

パラグアイの偉大な作曲家アグスティン・バリオスのギター作品集の

CD(ギターソロ、ジョン・ウィリアムズ)を、背後で、静かに流しつつ、

1通当たり30~40分かけて、リポートを読み、評価をつけてゆく照れ

 

自分のペースで、静かに仕事に没頭できる時間が、

一番心休まるというか、一番の充足感を覚えるのだから、

不思議なものだ。

 

もちろん、テレビのバラエティ番組を見てバカ笑いするのも大好き

なのだけどゲラゲラドンッ

ひとしきり笑った後、ふと空虚な気分に襲われ、気持ちが沈んでしまうチーンダウン

 

だったら、仕事をしている方が、はるかに良い音譜

 

毎回、唯一心配なのが、納期を厳守できるかどうか・・・ということかな?(笑)

 

今回は、ギリギリ間に合いそうだけれどアップ