障害年金・「障害者特例」について❼ー2 障害者特例の詳細 | 変形性股関節症患者のためのノーサイド主催情報交換広場

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①病気そのものの情報②社会福祉制度、社会保険制度③障害年金④障害者就職情報⑤民間保険制度⑥政治家の揶揄、社会への提言などについて語ります。とりわけ③については受給に向けてアシストすることを私のライフワークと位置付けて積極的に行います。

「障害者特例」の詳細について記します。最近はお若い方の障害年金受給が増えており「障害者特例適用外」のケースも増えていますがまだまだ潜在的受給候補者はおられます。ということで以下に再掲します。本日の記事は最も具体的な内容と言えます。

 

(障害者特例の詳細)

 

本日は「障害者特例」の概要についてあらためて記します

 

私のアドバイス履歴の70~80%はこの「障害者特例」ですOKOKOK

 

「説明」は同時に「受給可能性のある方の発見のための

呼びかけ」でもありますキスマークキスマークキスマーク

 

以下が概要です

 

(障害者特例適用の条件=呼びかけ)

 

 ・人工股関節挿入(片足で可、勿論両足も可)

 ・男性は 昭和36年4月1日以前に生まれた方

 ・女性は 昭和41年4月1日以前に生まれた方

 ・老齢基礎年金の受給資格期間(原則25年)がある

  こと

 ・厚生年金(共済年金)に1年以上加入していたこと

 ・現在60歳以上65歳未満であること(今それ以下

  の年齢であってもその年齢になった際の受給可能性

  を確認しておくことは可能)

 

実際の受給開始は年齢により異なるので一覧表で確認す

る必要がある

 

共済年金の特例適用開始時期若干異なる可能性がある

ので共済組合等で確認をする必要がある

 

(上記条件を満たした場合)

 

障害者特例の申請により

 

・生年月日ごとに定められた報酬比例部分の期間内

  において 請求を行った場合、請求月の翌月から

 定額部分を受給することができる

 

  特例申請のためのさらなる条件は

 

 ・請求時点で、厚生年金に未加入

 ・障害等級が3級以上(人工股関節は該当

  する)

 

 (特例により増える金額)

 

定額部分=1657円(月)×厚生

  年金加入月数

 

 1657円×12=1年につき約2万円弱

 

つまり厚生年金1年加入につき約2万円の受給が見込める。10年間加入であれば年額20万円プラスとなる

 

0年間加入であれば年額40万円プラスとなる

 

厚生年金加入期間は「飛び飛び」でも良い

よくある「若い時に数年間厚生年金加入」でも良い

通算期間で考えれば良い

 

次回は「③障害者特例について指摘してくれる人は?」です