いわて奥州きらめきマラソン | マットガファリによろしく

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日曜日は、岩手県奥州市で開催された、いわて奥州きらめきマラソンを走って来ました。

上半期、唯一のフルマラソンです。

そして、フルマラソンでしか履かないバンテリンサポーターをふくらはぎに履いて、42.195kmに挑みます。


相変わらず、マラソン大会前日は、良く眠れません。

最低限の休息を取り、夜明けの岩手路が楽しい1日を予感させます。


水沢の江刺総合支所が、スタート、ゴールの会場になります。

会場、駐車場が、北側の秋田寄りにあるのは、助かります(コロナ禍前は前沢会場でした)

全体で4300人、フルマラソンで2500人の市民ランナーがエントリーしています。


寝不足と頻尿が、気になりますが(朝メシ食い過ぎと夜明けの肌寒さでトイレが近い!)

午前8時半、スタートです。

ほぼほぼ1km8分のジョギングペースで、挑みます。

何度走っても、フルマラソンを走り切る自信がありません。

ハーフ以降に、オレを何が待っているのか!?

待ち受けているのは、絶望か?達成感か?

…と言うほどではないけど(笑)

適当に、頑張ります。


当日の最高気温の予報は、30度!?

スタート直前の予報は、28〜29度と微々たるものだが、気持ち控えめ!?

スタートして、前半戦は、奥州市の田園地帯に雲が広がり、直射日光を遮断してくれました。

ほぼほぼ、暑さを感じる事もなく、順調に時は流れます。

順調な走りに違和感を感じ始めたのは、15km過ぎです。

何と、15km過ぎの給水所に、素麺がありました。

オレって、素麺大好きじゃない(知らんがな!)

素麺食べて、つゆも一気飲み!

走り始めると、胃が重いし、何となく脚も怪しくなり始めました。

そして、21.0975km。

怪しくなるものの、まだまだ行ける自信はありました。

怖いくらいの余裕と、忍び寄る身体の限界が交錯します。

25km過ぎに、更なる異変を感じます。

バンテリンサポーターのお陰で、ふくらはぎは大丈夫ですが、太ももの裏側が怪しくなり始めました。

遂には、立ち止まってしまい、ストレッチをして、また走り出します。

また、立ち止まってと、それを繰り返します。

それでも、30kmまでは、1km8分と予定通りでした。

給水所が近付くと「30」って書いてあるので、30kmだと思いました。

駄菓子、30kmじゃなくて、30度でした(汗)

伝える義務と、知りたくない現実!?

息絶え絶え、次の給水所に到着する頃には、奥州市の最高気温は32度に達していました。

ここからは、1km走って、少し歩いての繰り返しです。

きらめきマラソンは、給水所の多さが、せめてもの救いです。

贅沢を言って申し訳ないけど、終盤にもう少し冷却スプレーがあったらいいかな…と思いました。

暑熱馴化を心掛けて、トレーニングをして来ましたが、やはり5月の真夏日は「マジヤバ過ぎる🎵」byワニシャンMCZ。

でも、ヤバいのはオレたちランナーだけじゃないんだよね。

だから、ラスト数kmは、感謝を伝える走りします。

ありがとうランです(^^)

給水所の皆さんに、感謝を伝えます。

田園に佇む女子。

道路で励ましてくれる男子。

みんな、みんな、本当にありがとね。

田園のフラットコースは、ランナーには優しいけど、日影が無くて大変だよね。

それと、長時間の交通規制で奥州市を彷徨ったドライバーの皆さん、ごめんなさい(ブチ切れているドライバー多々…)

マラソンに興味のない方に取っては、迷惑でしかないけど、1年に1回のわがままをお許し下さい。

みんな、ゴール前って、何を考えていますか?

オレは、帰り道で、何を飲むとか?何を食べるとか?

その他に、数年前に死んだ親友のヒロシや親父が出て来るんだよね。

「相変わらず、のりすけは、ダメダメだなぁ〜」ってね(笑)

最後の大通りの直線が、長過ぎる!

さすがに、ここは歩く訳にはいかない!

給水所が、14ヶ所もあったのに、最後の最後に、もう1ヶ所欲しいと贅沢を言う!?

声援、感謝、雄叫び🎵

もう、この汗臭さは、アリエールでも洗い流せないだろう。


グロス:5時間55分44秒。

ネット:5時間52分57秒。

何よりも嬉しいのは、ゴール後のガリガリ君(^^)

スゲエぞ、きらめき(他のマラソン大会でもお願いします)


給水所の皆さん、本当に本当にありがとうございました。

オレに「掛け過ぎだよ!」って言われるまで水を掛けてくれたお兄ちゃんたち、ありがとうございました。

長時間の交通整理の皆さん、本当に大変だったと思いますが、ご尽力ありがとうございました。

若い女性のボランティアの方が、日影の無い田園地帯に長時間いらっしゃったのが気になりました。

灼熱の第1回大会が、教訓になっていると思います。

個人的には、東北で1番素晴らしいマラソン大会だと思っています。

大会関係者の尽力、ランナーたちの頑張りが、更なる未来に繋がります。

本当に、ありがとうございました。


駄菓子…

ゴール後は、両脚の痙攣が半端ない!

シューズを脱げない。

着替えが出来ない。

さらけ出すチ●ポと履けないパンツ!?

両脚の痙攣に気を取られ、何故か脇腹が痙攣する!?

そして、バスに乗れない、降りられない!?

最後の最後は、バスを降りた後の駐車場までの登り坂(笑)


駐車場で、帰る準備をしていると、明らかにオレより速いだろう兄ちゃんが「お疲れ様でした」

帰り道のローソンで、脚を引きずるお父さん。

アイコンタクト&笑顔で「お疲れさん」

何か、もう最高!


テンション上がって、会社に、お土産の奥州ポテトを買う。

予想外の出費、¥3500。

帰りは、下道だな…