何となく、ハズレるのが解っているのに、ついつい観てしまう北野映画!?
ビギナーズラックで馬券を当てて、競馬にハマるようなもので…
自分は、いつまでも『その男、凶暴につき』の衝撃的な面白さを求めているのかもしれません。
史実など諸説あって、本当の事など誰にも解らない。
様々な解釈があっていいと思います。
北野武監督らしい、戦国版『アウトレイジ』です。
平日、仕事終わりのレイトショーで観て来ました。
途中から、爆睡です(笑)
日本映画で寝るのは、初めてかな!?
素晴らしい役者さんたちの素晴らしい演技ですが、羽柴秀吉役のたけしさんだけ、カツラを付けたコントに見えます。
それが狙いかもしれませんが、オレには全く笑えませんでした。
北野映画特有の殺戮と笑いや、瞬時の殺戮(観る者に考える暇を与えない)も、何となくズレていたように思います。
明智光秀を演じた西島秀俊さんや、狂気の織田信長を演じた加瀬亮さんが良かっただけに、残念に思います。
多分、次回作も観に行くと思いますが、出演はやめて演出に専念した方が良いかと思います。
今作は、配給会社の要望で出演したらしいですが、それもまたズレているかと(笑)