交流戦優勝おめでとう。 | 黎蕣園

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おこんばんは。小さなドールとの暮らしの記録、『れいしゅんえん』です。

 おこんにつら。東北楽天ゴールデンイーグルスが設立から20年を迎えた本年、球団史上初となる交流戦優勝を成し遂げられました。誠におめでとうございます。
 幾多の苦難を越えて前進し続けたチームの皆様方に、その歩みを支えた方々に、心から感謝と賛辞を申し上げたく存じます。

 

 

 もともとスワローズファンであり、仙台市へ越して来たのを機に地元球団を応援し始めたゆるぅいファンではありますが、両チームが優勝を狙える位置を掴み取った先週辺りから順位表を印刷して拝み始めるなど奇矯さに磨きが掛かって参りました。

 

 

 イーグルスが最後の対戦カードに入り、勝てば優勝という6月14日。この日は奥川投手が808日振りに1軍のマウンドへ上がって980日振りに勝利を掴んだスワローズの試合と、早川投手が10イニングで117球を投げて11奪三振で無失点という銀河史上稀に見るグレートピッチングを果たしながらも勝ちに至らなかったイーグルスの試合が重なりました。

 さまざまな感情が入り交じった結果、優勝祝賀会のために準備していた笹かまをバリボリと囓り、酒を呷って就寝。

 

 

 

 翌15日。交流戦優勝が掛かった大一番を託されたのはドラフト1位の新人、古謝投手。14残塁で完封負けとなった前日に続いてこの日も得点が遠いように思われます。

 わたくしの雑念が選手の皆さんのプレーに悪影響を及ぼしていることを感じ取り、テレビを消してYouTubeで神奈川フューチャードリームスvs.読売ジャイアンツ三軍中継を観戦し始めたりもしましたが好転の兆しは見えません。得点機にあと一本が出さえすればという思いが溢れる余り、突如きゅうりの一本漬けを作り始めました。

 

 

 野球から己の意識を逸らそうと、毛量過多で扱いにくいのを何年も放置していた課長の髪の毛を散髪し始めたりもしました。26グラムあったヘッドの総重量を21グラムになるまで適当に根本からバツバツ刈り取るという荒療治。

 植毛そのものをやり直せたらいいのですが、黒いサランが手に入らないのでどうにもなりません。ノアドロームで通販することも検討しながらもこの処置が巧く行かなかったらにしようという適当さ。

 

 

 この日は両軍揃って追い上げ及ばず敗れました。いろいろ考え込むうちに気力と体力が尽き、きゅうりを食するタイミングを逸したまま消灯。

 

 

 そして昨日、最終戦で勝利を手にして40分ほど経過した後、他球場での試合の結果を受けて優勝が決定致しました。試合の振り返りが日を追うごとに雑になって行きます。今は思い起こすだけで倒れそうになる凡人でございますのでご容赦下さい。

 

 

 勝利記念のブロマイドで快哉を叫んでいるのは交流戦優勝に繋がる勝利を手にした最終戦終了直後、この日達成した全球団からの本塁打記録を誇ることもなく、他球場の結果待ちとなった状況でのヒーローインタビューにて両チームとも一生懸命プレーしているので静かに待ちましょうと呼びかけた鈴木大地選手。24時間が経過した今、改めて心から感謝と賛辞を全力で申し上げます。

 偉業を達成なさった皆々様が心身の健康を保って力を合わせ、その先の夢へと続く登り坂を踏破してゆかれますよう祈っております。まとまらぬままにこの3日間をメモしておきました。それでは本日はこれにて。ごきげんよう。