天童市のミュシャ展を観て参りました。 | 黎蕣園

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おこんばんは。小さなドールとの暮らしの記録、『れいしゅんえん』です。

 おこんにつら。久し振りに仙台市を出て隣県までお出掛けを致しました。何度かに分けてその様子をメモしたいと存じます。生活時間が乱れているのと、野球の交流戦がクライマックスに差し掛かっているという状況が相まってまるっきり頭が働いておりませんが頑張ります。

 

 

 山形県天童市、天童市美術館、ミュシャ展「マルチ・アーティストの先駆者」。2024年4月19日から6月16日まで開催、月曜は休館。全作品撮影可、フラッシュの使用及び動画撮影は禁止となっております。

 こちらの紹介はバービーに任せようと思っておりましたが、埜崎も撮りましたので記念に貼っておきます。カレンダーのために設えられた余白に収まってみました。

 

 

 わたくしの写真ではミュシャの絵の世界を到底お伝えしきれるものではありません。それ以外の展示に関して幾つかご紹介申し上げます。

 こちらは絹に刺繍で表現されたレストランのメニュー表。空白部分に「本日のサービスランチ」などと記されていたのでしょうか。詳細は分かりかねますけれども印象に残りました。

 

 

 紙幣や切手類。チェコスロヴァキア共和国が独立するに際して新たな紙幣と郵便切手が必要になりました。

 世界の一員として国際的に信用を受けて通用する切手や通貨は大切な存在です。国家の顔となる存在のデザインを無償で手掛けたというエピソードと共に噛み締めましょう。

 

 

 

 

 美術館のそばで遭遇した看板。大変可愛らしいですが、こういったものが立てられた経緯を考えると複雑な思いに包まれます。

 

 

 お昼は山形県寒河江(さがえ)市、『皿谷食堂』にて頂きました。創業は1924年です。

 

 

 最も人気が高いメニュー、めんま中華。味付けまで2週間もの期間を費やす柔らかな極太タイプ、3日間塩抜きをしてしなやかな食感に仕上げた塩漬けタイプという2種類の特製めんまを乗せています。

 

 

 スープは牛骨と鰹節を基にした醤油味。2種類のめんまを自宅で楽しめる持ち帰りセットも販売されていました。

 

 

 蕎麦店につき、もちろんお蕎麦もございます。

 

 

 埜崎による記事ですので、役場の話題をねじ込んでおきます。同じく寒河江市、寒河江市役所。
 黒川紀章さんが初めて手がけた公共建築、1967年に完成した5階建ての庁舎は建築に関心の高い方々の間でよく知られた存在です。公式Xによる最新の姿をご覧下さい。わたくしは右端に見えるスロープの脇に設置されたポストを撮りに行きます。

 

 

 

 ポストの上のさくらん坊たち。風雪に耐えてがんばっています。

 

 

 岡本太郎さんがデザインしたガラス扉の特徴的な取っ手。観やすいよう内側から取りました。

 

 

 ドアを開けて中に入ると岡本太郎さんの作品、「光る彫刻・生誕」が庁舎の吹き抜けで光を放っております。受付で撮影許可を頂きました。

 台座の横には小さな解説看板が添えられています。「建物の直線に”ツノ"の曲線で対抗させ、生みの苦しみとエネルギーを表現した」との由。同市を数え切れぬほど訪れておりますが、ここを眺めたのは初めてとなります。まだまだ何も知らないものだと感じました。

 

 

 『タローマン』の歌を高らかに歌い上げたくなります。解説は以下のリンク先をご参照下さい。

 

 

 

 今朝4時起きしたんですが、寝惚けて階段の最後の一段をひとつ踏み外して膝の下を床に打ち付けました。痛みはないものの即座に大きく腫れ上がり、湿布を貼っています。プロフェッショナル野球選手の皆さんも怪我や痛みに耐えて頑張っておられます。わたくしもがんばるぞー☆

 以上、とりあえず覚えていることを列記致しました。この山形行きでは他にもいろいろ変化を観測致しましたため、そちらも書き留めておきたく存じます。それではごきげんよう。また次回お目に掛かりましょう。