県南インフラカードの旅(その1)。 | 黎蕣園

黎蕣園

おこんばんは。小さなドールとの暮らしの記録、『れいしゅんえん』です。

 おこんにつら。宮城県の土木部が発足して今年で90周年という節目を迎え、各種イベントや記念事業が行われました。

 その一環として限定のインフラカードが発行されたため、可能な限り実物を眺めながらカードを集めて行こうというのが今回の旅です。初回は県南を回りました。3回くらいに分けてメモを記します。

 

 

 仙台を出て七ヶ宿町(しちかしゅくまち)の道の駅へ参りました。気持ちよく晴れております。

 カードの配布は10月12日から実施されておりますが、知ったのはつい最近です。完全に出遅れ、一部のポイントではカードが欠品して補充されたというお知らせがありました。3月のキャンペーン終了までに集められるといいですね。

 

 

 道の駅の隣りに建つ「水と歴史の館」にて「横川砂防堰堤」のカードを頂戴しました。現地への道程を丁寧に解説して頂き、一旦出てから即座に引き返します。

 全10枚のカードをセットできるフォルダ(A3サイズを2つ折りした台紙)が残っているかお伺いしました。在庫があって良かったです。次のポイント(丸森町)では既に配布終了していました。公式サイトからデータをダウンロードして印刷することもできますけれども、しっかりした用紙に美しく印刷されている専用台紙があると助かります。

 

 

 宮城県刈田郡七ヶ宿町、やまびこ吊り橋。道の駅を出て車で5分、山を登って行くにつれて空は灰色になり、駐車場に出ると雪が降って参りました。

 山の天気の移ろいやすさに震えます。看板で注意喚起されている熊に注意しながら吊り橋を中程まで進み、左手を眺めましょう。

 

 

 砂防ダム、横川砂防堰堤です。奥に不忘山が見えるはず。

 

 

 このように不忘山を望む横川の景観に配慮して建設されています。シーズンによっては観光客が詰め掛けるのですが、今は独り占めできました。

 

 

 角田市方面へ向かいます。キツネ村の前を久方振りに通りました。キツネ村の訪問メモは過去記事にまとめてあります。

 

 

 角田市の道の駅へ到着致しました。阿武隈急行に乗っている2人の女の子はむうひめとおふでちゃん。

 むうひめは伊達政宗の娘である牟宇姫(むうひめ)がモチーフで、角田へ嫁いだのが縁で市のシンボルキャラとして活動しています。おふでちゃんは牟宇姫が愛用していた筆の妖精です。政宗から牟宇姫への手紙が329通も残されているそうで、姫もたくさん手紙を書いたのだろうと思います。

 

 

 お昼は梅うどん。角田の梅はとても酸っぱいのが特徴です。うどんはコシがあってつるつるもちもち。

 

 

 うどんを食べ終えたタイミングで半額になったあげいもに飛び付きました。北海道で人気のご当地おやつです。

 ホットケーキミックスで簡単に再現するレシピがありますが、これは卵白粉などを混ぜて一から生地を作っているようでした。ごちそうさま。午後の部を頑張りましょう。

 

 

 道の駅かくだ限定、おふでバター最中。かなりの量の有塩バターが入っております。製造は丸森町の『栄泉堂』。そちらの話は過去記事にて。この時もバター最中を買いました。

 角田市にはロケットエンジンの研究及び開発を行っている角田宇宙センターがあることから、おふでちゃんもロケットに乗っています。公式名は「おふでちゃん」だと思っていましたが、「おふで」表記だったりするのが謎。

 

 

 村田町の道の駅。道の駅スタンプを押すために立ち寄りました。町のキャラクター「くらりん」の頭部は蔵の町らしく蔵がモチーフです。耳はそら豆、しっぽは紅花、とうもろこし「味来」のポシェット装備。

 

 

 2022年9月30日から販売が始まった新名物、くらりん饅頭。そら豆餡とこし餡が1つずつ入ったパッケージで1セット。シールを剥がすと開運メッセージが表れます。左は「大吉りん!」です。語尾が「りん」。しっかり密封されているお陰で長持ちするため、お土産に向いています。

 今回は以上です。次回は丸森町へ向かいます。それではまたお目に掛かりましょう。ごきげんよう。