HPに掲載するため,昨年の一発合格者,静岡のM様から金子塾の応援メッセージをいただいた。その冒頭。
一発合格の秘訣は、金子塾の教材と過去問をひたすら繰り返す。以上です。
金子塾の塾生は,当然,浮気はしないことだ。
浮気をしたら,ツケがまわってくる。
私をとことん利用すれば,合格が叶う。
さて,昨年の本試験における彼の点数は
択一50.0(満点),土地16.5,建物19.5
の一発合格!
択一でアドバンテージ,書式はとれるところをしっかり取って逃げ切った。
まず,本試験で全部解答しようとするのは無理がある。
「時間が足りませんでした。」は,年によっても違うが,ほとんどの年で,本試験直後に多くの受験生が言っている。
問題量がボリューム満点。本試験の緊張感で文章が読めない,手が震える等あるからね。
問題を全部こなそうとせず,どこかを犠牲にして作戦を立てることが重要だ。
私は土地を犠牲にしろと言っている。
択一40分,建物50分(これは絶対に譲れない。ここでしっかり点数を稼ぐ必要があるから),残りを土地に。ただし,最後の10分になったら,土地の解答作業はやめてチェックしろだから,土地は50分で解けだ。
当然,択一や建物に時間がかかれば,土地は短い時間で解くことになる。
土地が犠牲になるとはそういうこと。
昨年の彼は,土地の座標値,基準点からの方向角と距離で出すD点は正解したが,交点計算で出すI点は間に合わずだった。
今年も,同じような感じか?
択一と建物は時間がかかったであろう。
45分から50分くらい。
建物は50分から55分くらい。
択一に50分,建物に55分かかったとすれば。残り45分。
土地は35分で解いて,チェックは10分。
あるいは,土地は40分で解いて,チェックは5分で。
これで,択一16問正解,建物9割5分の正解,土地6割5分の正解。
8割とれたら合格だろう。
土地はどこをとらなければならないか?
座標値はDとGを算出し,地積更正登記の要否はABCDで判断。イロハの地積は捨てる。
作図をするが,辺長は後回し。
第2欄もイージーではないか。第3欄の申請書はイロハの地積以外を埋める。
ここまでで40分なら,土地は終わりだ。
できなかったのは地積測量図の辺長,申請書の分筆後の3つの地積。
8点くらいの減点ではなかろうか。
残り5分。電卓使って辺長計算。5分でできそうだけど,私なら答案をチェックするね。
昨年の本試験合格者Mさんは交点計算の座標値は出せずに合格しているが,今年はマイナス座標ではないし,桁数も少ない。そして,交点計算の内容自体も初心者向きと言ってもいい内容。二つとも出しておきたい。
今年の土地の問題。
私は,座標値の算出ミスと登記の目的の判断ミス(地積更正登記をしない,一部地目変更分筆)は絶対にしてはならないミスではないかと思う。
お申込み,お問い合わせは下記アドレスまで(※ひやかし,いたずら,他校の偵察等もあり,氏名だけのお問い合わせには応じません。)
御名前,御住所(郵便番号も付記して下さい),お電話番号,メールアドレスをお伝え下さい。