過酷な環境を乗り越えて | 土地家屋調査士受験!カネコのちょっと役立つハナシ

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昨日は筆記試験の合格発表。

現在のところ,「合格しました」というメールが4通,電話が1件あった。

うち一発合格者は2名。

そのうちの一人S君は過酷な環境での受験を強いられたようだ。

法務省のホームページより

「平成22年度土地家屋調査士試験筆記試験会場の空調機器の不具合について」

平成22年8月22日(日)に実施された平成22年度土地家屋調査士試験筆記試験において,東京の試験会場の一部で会場側の事情により空調機器が十分に作動しませんでした。

同試験会場で受験された方に御迷惑をおかけしたことについて,お詫び申し上げます。

また,今後このようなことがないよう,再発防止に努めてまいります。

なお,汗によるものと認められる作図答案のにじみ等については,受験者に不利益にならないよう採点に当たり考慮することといたします。

 相当過酷な環境だったようだ。

 S君のメールには次のように書いてある。

「法務省のHPに掲載されている東京会場の空調機器の不具合の件ですが、私はその部屋で受験しておりました。窓も閉め切り信じられないくらいの暑さで汗も滴り落ち、まるで蒸し風呂状態、集中力を持続するのも困難で、教室によって点数が変化してもおかしくないほどの環境でした。仕方がないことなのかもしれませんが、憤りを感じました。」

 ただでさえ緊張を強いられる本番。蒸し風呂状態の教室の中で,容赦ない暑さが肉体的,精神的に受験生を困らせたであろう。

このような状況下で受験しなければならなかった受験生達が可哀想だ。


今後このようなことがないように法務省は再発防止に努めると言っているが,どのくらい真剣に考えているかは疑問だ。

「試験開始時間になっているにも関わらず,問題冊子が全員に行き渡っていないんですよ」,「B4一枚の紙を広げるだけしかない狭い机で受験させられました」,「斜めに傾斜した机で定規を使うのが困難だった」等々,これまでにも本試験の運営,会場の不適切な点を嘆く受講生の声は多々あった。

そして,今年は上記のような有り様だ。

法務省は,人生をかけて一年間一生懸命勉強している受験生のことをもっと真剣に考えて,試験の準備,運営に当たってもらいたいものである。

今日の東京は冬の寒さ。私は風邪をひいてしまい。半分寝込み気味だ。

筆記試験に合格されたLEC受講生の皆さん,おめでとうございます。

私のようになってはいけません。体調を崩さないようにして,口述試験頑張って下さい。

最後に,口述試験について,参考になることを記載しておきます。

・体調を崩さないようにして下さい。

・声を出す訓練をして下さい。具体的には,口述模試を受ける(本校は無料です。受けられないようなら,資料だけでももらえないかお尋ね下さい)。声を出してベーシックテキストを読む。家族や友人に問題を出してもらって,口頭で答える。

・択一のおさらいをしておきましょう。