父の七回忌の法要があり,5月2日,5月3日と故郷の広島に帰省しておりました。
私の実家は
実家の周辺はほとんど開発され,様変わりしておりますが,不思議と川のほとりだけは昔のままです。
八幡川という川が実家の近くを流れており,中学の時に通学路だった川土手の道だけは昔のままです。
川を見ながら土手の道を散歩すると,30年前にタイムスリップします。
中学校の修学旅行中に親父に見つかったエロ本。机の引き出しを勝手にあけるのかと憤慨しながらも,すごい罪悪感で,こっそり捨てに行ったのはこの辺だったかなあと思い出します。
仲のいい友達と一緒に帰ったことも。喧嘩をすると,気まずくて,互いに口も聞かずに,距離をとって帰ったこととか。友達の背中がなんか寂しそうで,勇気をもって,声をかけて仲直りをしたことも。
川土手だけが昔のままというのも不思議ですが,今はありがたく感じます。
その川土手から少し入ったところに,調査士事務所を発見しました。
その先生の看板を見ると,「杭を残して悔いを残さず」と書いてあります。なるほどうまいなあと感心しました。
この先生になら,土地を測ってもらっても安心だろうなあと想像できます。
この言葉,とても気に入って,今回のブログのタイトルにお借りした次第です。
杭といえば,地積測量図の境界標。
不動産登記規則第77条の知識を整理しておきます。
1.地積測量図の記録事項となる場合
境界標があるときは,当該境界標の表示を地積測量図に記録しなければならない。
2.境界標の定義
地積測量図に記録する境界標とは,筆界点にある永続性のある石杭又は金属標その他これに類する標識をいう。
3.記録方法
地積測量図に境界標の表示を記録するには,境界標の存する筆界点に符号を付し,適宜の箇所にその符号及び境界標の種類を記録する方法その他これに準ずる方法によってするものとする。
いずれも,基本ですが,択一の正誤だけでなく,書式の記述問題に出題されても,書けるようにしておきたいところです。
明日は,午後4時から中野で全国公開模試第1回の収録です。悔いの残らないように講義をしようと思っています。
受験生の皆さんも,ゴールデンウイークはあと一日。悔いの残らないように,有意義な一日として下さい。
ちなみに,横内講師の講義「本試験頻出!座標値の求め方道場」は生講義ですから,時間のある方は水道橋校(13:00~14:30)へ。
なお,横内講師の講義は,次の日程で地方でも生講義をやるそうです。
都合がつく方は,是非,参加して下さい。よろしくお願いします。
5月29日 名古屋 11:00~12:30
5月29日 岡山 16:30~18:00
5月30日 広島 10:00~11:30
5月30日 福岡 18:00~19:30