12月31日。本年も残り一日となりました。
本年度,私の講義を受講していただきました皆様,ありがとうございました。この場を借りて感謝申し上げます。
また,至らない面がございましたことを,この場を借りて陳謝申し上げます。
本試験にトライされた皆様方の結果がどうであったかはわかりませんが,一人一人精一杯の努力をされたことと思います。
その努力を合格に結びつけた方もいれば,残念ながら合格に結びつかなかった方もいると思います。
合格された方は,新たな目標,進路で結果を出せるように頑張って下さい。
合格できなかった方は,来年こそ,合格できるように頑張りましょう。
合格するのも紙一重,落ちるのも紙一重。なかなか差のつかない試験となり,難しい試験ではありますが,目標を見据え,ちゃんとした計画のもとに努力をすれば,必ず合格できる試験です。
来年の合格へチャレンジされる方へ。
・目標とは何か。合格です。
・計画とは何か。合格者の成績を知って作戦を立てることです。以下が,私が集めた合格者の成績です。
A 択一32.5点(13問),土地17.0点,建物23.5点 =73.0点
B 択一35.0点(14問),土地14.0点,建物23.0点 =72.0点
C 択一35.0点(14問),土地15.0点,建物21.5点 =71.5点
D 択一37.5点(15問),土地16.0点,建物20.0点 =73.5点
E 択一37.5点(15問),土地10.5点,建物24.5点 =72.5点
F 択一37.5点(15問),土地15.0点,建物24.5点 =77.0点
G 択一37.5点(15問),土地15.0点,建物24.0点 =76.5点
H 択一40.0点(16問),土地10.5点,建物24.5点 =75.0点
I 択一40.0点(16問),土地14.0点,建物23.5点 =77.5点
J 択一42.5点(17問),土地16.5点,建物23.5点 =82.5点
K 択一42.5点(17問),土地16.0点,建物25.0点 =83.5点
L 択一45.0点(19問),土地15.5点,建物20.0点 =80.5点
彼らの成績から言えることは何か。それは特別な知識は必要ではないということ。
択一については,15問正解が必要だと思いますが,今年の択一の問題で15問をとるのは至難の業でしょうか?過去問を踏襲して,知識を整理すればクリアーできるレベルの問題だと思います。
書式については,建物でしっかりと点数をとることが必要です。C,D,Lさんを除き,皆9割以上の正解。それじゃあ,今年の建物の問題で9割以上をとるのは至難の業でしょうか?これもノーですね。
択一で15問,建物で22.5点をゲットすれば,土地は5割の12.5点で合格です。土地も難しくはありませんね。
択一と建物でしっかりと点数をとる。土地は問題のレベルに応じてできるだけとる。
これが計画です。
近年の本試験の傾向をふまえて勉強するのが受験勉強の王道です。
今年悔しい思いをした人は,参考にしていただければと思います。
私の講義を受講していただける方には精一杯の指導をさせていただきます。
来年も,金子をよろしくお願いいたします。
皆様,よいお年を。