筆記試験合格おめでとうございます(前半) | 土地家屋調査士受験!カネコのちょっと役立つハナシ

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10月28日水曜日午前11時,小雨が降り出した北海道美瑛町。紅葉をバックにひまわりを見ておりました。特殊な品種だそうですが,綺麗でした。北の大地に咲く,晩秋のひまわり。鮮やかな黄色のひまわりを見ていますと,なにかいい知らせが届くような気がしてならなかったのですが・・・。

当日は筆記試験の合格発表の日。「彼は,彼女は合格しているだろうか。」などとひまわりを見ながら,思いを巡らせていた次第です。


見事合格を果たされたLEC受講生の皆様,おめでとうございます。皆様方の努力が合格という結果に結びついたことを心からお慶び申し上げます。


さて,次なるハードルは口述試験です。決してあまく見てはいけません。しっかりと勉強をして,準備をととのえましょう。

口述試験の心構えを。

1.体調を崩さないようにして下さい。

2.声を出す訓練をしましょう。本校の口述模試を受けましょう。いい予行演習になるはずです。特に土曜日は私が試験官を担当しますので,本番ではどんな試験官に当たろうとも怖くないはずです。答えられない時は,「そんなこともわからないで,よく合格できたな。水をかぶれ,水を!」と「仁義なき戦い」も真っ青の本場広島の怖いお兄さんの乗りで悪態をつきますので,免疫ができること間違いなしです。ご家族や友人に問題を読んでもらって,答える練習をするのもいいでしょう。

3.択一理論のおさらいをしておきましょう。ベーシックテキストをお持ちの方は読み込みを。基本書の読み込みも声を出して読むようにするといいと思います。


先に述べたように本校でも口述模試を行いますが,都合が悪く,受講できない方もいるのではないかと思いますので,今回のブログでは口述模試をやります。昨年のブログで御紹介したのと同じ内容になりますが,好評だったので,今年もやることにします。

準備はいいですか。


口述試験当日です。早起きをした皆さんは集合時間の1時間前に試験会場に到着しました。集合場所となっている部屋でクジを引きます。引いた番号は6番でした。まず,1番のクジを引いた10名が部屋を出て,試験室に向かいます。10分後,今度は2番のクジを引いた10名が部屋を出て行きます。1番のクジを引いた者が部屋を出て,1時間ちょっと経った頃,6番のクジを引いた皆さんが案内係の人に呼ばれました。さあ,皆さんの番です。

皆さんは,案内係の人の後について,集合場所となっている部屋を出て,試験室に向かう廊下を歩いています。「いよいよ自分の番だ。試験委員はどんな人だろう。鬼のような顔をした恐そうなおっさんだろうか。とてもやさしくて美しい女性だといいなあ。金子先生のような凛々しい方?でもいいなあ。」などと思いつつ,一歩一歩試験室に近づいていきます。ドキドキしますねえ。だんだんと緊張してきましたでしょうか。

「どんな問題が出るのだろう。」と思っていると,「はい着きましたよ。こちらです。」と案内の人の声。この扉の向こうに試験委員がいるのです。深呼吸を一つして「失礼します。」と言って扉を開けましょう(ひょっとしたら,案内の人が開けてくれるかもしれません)。扉を開けると眼鏡をかけたやさしそうな試験委員A,その右にはぶすっとした小太りの厳つい顔の試験委員Bの男性二人がいます(試験委員は通常2人です)。二人の前には机があり,その前には,皆さんの座る椅子があります。

試験委員A「どうぞおかけ下さい。」

皆さんは「よろしくお願いします。」とバシッと言って座りましょう。少しでも印象を良くし,自分に気合いを入れるようにバシッと言うことが大事です。「よしコイ」という感じです。


後半に続く・・・