方除け・厄除けの神様
3000本の紅葉あり
平安京の表鬼門を守る方除、厄除の神社として有名だ。
方除け
方除けとは方角や方位による災いを除けることです。
引っ越し・旅行での方角、家の増改築などでの方位、災いを防ぐ。
日吉大(ヒヨシタイシャ)
厄除け
厄年とは、人生の中で災いに遭いやすい年、また、心身の変化により、体調を崩しやすい時。
主祭神
西本宮:大己貴神 (オオナムチノカミ)
東本宮:大山咋神 (オオヤマクイノカミ)
宇佐宮:田心姫神 (タゴリヒメノカミ)
牛尾宮:大山咋神荒魂 (オオヤマクイノカミノアラタマミ)
白山宮:菊理姫神 (ククリヒメノカミ)
樹下宮:鴨玉依姫神 (カモタマヨリヒメノカミ)
三宮宮:鴨玉依姫神荒魂 (カモタマヨリヒメノカミノアラタマミ)
創建;崇神天皇7年
比叡山の麓に鎮座し、2100年前の崇神天皇7年に創祀された、全国3800余の分霊舎(日吉、日枝、山王神社)の総本宮。
とんでもなく歴史の深い神社なんだ
2018NHK連ドラ『まんぷくの』そのオープニングで、dreams come trueが歌う主題歌「あなたとトゥラッタッタ」
福子が森の中を楽しげに駆け回るタイトルバックの映像。
そうなんです、あれ日吉大社の境内です。
あの神秘的な森があちらこちらで見られます。
そんな広い境内なんです。
旧竹林院(リンク)に駐車して庭を見学する。
車はそのままに(許可を得て)歩いて日吉大社に行く。
日吉・日枝・山王神社の総本社です。
普段は観光客も少なく落ち着いて散策できる。
赤鳥居をくぐると、八王子山上が見える
左にひさしが少し見えているのが、 三宮宮
真ん中に全く見えていないのが、金大巌
右に見えているのが 、 牛尾宮
高さ10mの岩が神社の始まり、岩石信仰だ
やっぱり、神様は自然の中におられる
拝観料を払う手前に求法寺がある。
求法寺(グホウジ)
宗派;天台宗
本尊;慈恵大師良源(元三大師)坐像(重要文化財)
創建;不詳
中興;慈恵大師
入口直ぐ右側に重文の走井橋から大宮橋が見える。
反対側を見ると、曲線美の美しい木があるのでお見逃しなく。
このあたりの風景は、テレビや映画の撮影に使われている。
なんちゅうセクシーなスタイルではありませんか
ぞくぞくするような情緒のある橋です
独特な形をした山王鳥居が見えてきた。
山王信仰とは、最澄が比叡山に天台宗を開いた折、唐の天台山の守護神「山王元弼真君(サンノウゲンヒツシンクン)」にちなみ、既に比叡山の守護神としてご鎮座されていた日吉大神を「山王権現」と称する、神仏習合の信仰です。
白山宮
菊理姫神⇒仲裁、夫婦和合、縁結びの社
宇佐宮と続く。
田心姫神⇒交通安全、恋愛成就の社
西本宮桜門(重文)
◆軒下の四隅に注目
木像のお猿さんが楼門を守ってくれています。
色あせた朱色!
本物の歴史を感じてみませんか
西本宮拝殿(重文)
風格を感じませんか?
丁度好いあんばいの歴史を感じる色だと思いませんか?
西本宮(国宝)1586年建立
日吉大社特有の檜皮(ひわだ)葺きで、屋根形式は「日吉造」という。
ご祭神;大己貴神(オオナムチノカミ) 国宝
東本宮本殿(国宝)
ご祭神;大山咋神
古事記にご神名が記されている比叡山の山の神様です。
亀井霊水
この池中より霊亀が現れます。
なので、ここを閼伽井(あかい・仏様に捧げる水を汲む井戸)とした。
六角井戸だ。
大物忌神社
大山咋神の父神様である「大年神」が祀られている。
神馬(シンメ、ジンメ、カミウマ)
神が騎乗する馬。
白馬だ。
「神猿(まさる)」
「まさる」は「魔が去る」「勝る」に通じる縁起のよいお猿さんです。
方除・厄除の大社を語る上で欠かせません。
幼名が「日吉丸」といい、あだ名が「猿」であることから、秀吉は厚遇した。
猿の霊石
実物で見ると、お猿さんに見える
かな
お奨めは、日吉大社をさらに上に登ったところにあります。
この看板を見て、ここで引き返す人が多いのです。
ここからが絶景スポットなんです。
これが目印。
川沿いに進むと、不思議な橋が出迎えてくれる。
次に小さな滝に出会うことが出来る。
風情?ある建物がある。
日吉山荘(リンク)と書いてある。
そのお店でうどんを食べた。
景色は抜群で、静かな時間を過ごせた。
夏は川床雰囲気で涼しい。
デートにはお奨めの場所です。
前回うどんを食べた場所
滝の涼やかな音が心地いいんです。
しかも誰もいなくて貸切なんです。
今回、蕎麦を食べた場所
閉店しているようです
もったいな過ぎる
なんだこの橋
単に壊れているのか
紅葉の季節は、お奨めですが混雑が予想されます。
2007.02.01 滋賀県大津市坂本5-1-1