貫と地束 | 町場の大工さんブログ

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鹿児島県南九州市に住んでいる大工。
手刻みによる木造住宅を中心に家造りをしています(犬小屋から新築まで手刻みで!)。

田園に囲まれた家


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貫を入れる作業に入っています。

貫(30x90の材を柱間に通す材)工法は、我流に近い状態で

ここ何年やってきましたが、昨年の九州大工塾に参加したことで やり方、考え方を

また一から教わり、見て 自分なりに進化させました。
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貫が入っていくと、家が締まります。

大工さんは、この骨組みが組まれた状態が大好きです。

このまま、引き渡してもいいと思うくらいです。

心の中では、完成したよううで・・・・


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床の下地、大引きを支える地束です。

刻みの残り等もここで、どんどん使っていきます。

ほぼ捨てる材は、無いとおもいます。

鋼製束も併用して固めていきます。



現場を外から見ると、ブルーシートに覆われ

まさしく サムライブルー状態です。


前半45分が終わったような感覚ですが、世間から見ると

今 キックオフ なのです。


つづく・・・・



   堂薗建築   たかひろ