思春期男子 北人編 | ♡妄想小説♡

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主に妄想記事をあげています。作品ごとにテーマ分けしていますので、サクサク読みたい方は、テーマ別にどうぞ。 ※物語はすべてフィクションです。  
たまに、推しへのくだらん愛も叫んでます

あの子…



絶対俺のこと見てるよな。



昨日も来てたし。



その、少し前も。



隣にいる二年生の子と仲良さそうにしゃべってるから、後輩、かな。



小柄で、華奢で、結構かわいい顔をしている。



髪の毛は、縮毛矯正だろうか。



肩につくくらいのセミロングは、ツヤツヤサラサラだ。



もし、あれで何もしてない地毛だったら、やばいな。



気になって見ていたら、ぱち、っと目が合った気がした。



照れ臭そうにすぐに逸らす姿が愛らしい。



「北人!」



チームメイトから呼ばれて、急いで振り向く。



「もう一本、行こうぜ!」



バスケットボールが俺のもとに勢いよく飛び込んでくる。



するとすぐに思考は切り替わる。



見えるのは、先にあるゴールだけ。



ドリブルをしながら、一人、二人、とディフェンスを交わしていく。



右足で踏み込み、ジャンプシュートを決めた。



パサ、と気持ちのいい音がして、ボールはネットの中に吸い込まれた。



「よっしゃぁ!」



と周りから声が聞こえて、チームメイトが駆け寄ってくる。



ハイタッチを交わして、さっきの女の子の方を見た。



隣の子と一緒に、嬉しそうに喜びながら、拍手をしている。



やっぱり、俺のこと、好きなの、かな。



いつの間にか、意識をしているのは俺の方だ。



かっこいいところを見せたくて、張り切ってしまう。



だって、やっぱりかわいい女の子には、モテたいから。







北ちゃん編、でした🥰


北ちゃんには生々しい欲望より、イケメン先輩でいて欲しい、という私の願い。


でも、単純明快な分かりやすい男子、ということでニコニコ



このシリーズオモロイです昇天