彼女の細い手首を抑えつける。
そのせいで見える内側は、雪のように白い。
俺たちのような男とは違って、ふわふわしていて柔らかい。
普段、勉強が出来てスポーツも得意で、クラスの中では人気のある彼女。
いつも笑顔で、人から求められるタイプだ。
そんな彼女が、今、俺に抑えつけられて、怯えた瞳をしている。
眉は下がり、黒い眼は潤んでいる。
こんな状況が、たまらなく、俺の心を燻らせる。
彼女のすべてを、征服したい気持ちに駆られる。
細くて想像以上に柔らかかった手首よりも、もっと柔らかそうな唇に、触れてみたい。
そうしたら俺は、どうなってしまうんだろう。
めちゃくちゃに貪って、服の上から体に触れて、
・・・
確かめたい。
彼女の気持ちを。
彼女の、体を。
自信のある彼女を、俺に征服させたら、どんな気持ちになるのかを。
目覚めたら、自分の部屋だった。
見えるのは、いつもと同じ天井だ。
最近、こんなことばっかりだ。
彼女のことを思っては、夢を見る。
いつかこんなことが現実に起こるんじゃないだろうかと期待しながら。
だけど、意気地のない俺は、そんなことを実行に移すことなんて出来ない。
毎日彼女のことを目で追っては、妄想することしか出来ないのだ。
……
思春期男子の頭ん中って、
こんな感じかなー??
って想像して、書いてみました🤭
一見爽やかそうに見えても、頭ん中は、
欲望だらけなのよ🤣
かわいいよね、思春期男子😂💕