貝塚寺内町巡り・感田神社に願泉寺〜村雨本舗塩五[大阪府] | オレンジの普通でHappyLife♪

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2015年7月に主人の転勤で大阪へ。
その後は埼玉(東京勤務)→金沢→埼玉(東京勤務)→金沢→大阪と毎年引っ越し転勤生活。
いつまで住めるかわからないので、後悔なく転勤先を楽しみたいです♪

岸和田市と貝塚市のマンホールカードをいただきました。 


岸和田市は、岸和田城や岸城神社など観光したことがありますが、貝塚市では観光をしたことがなく。
マンホールカードをもらいに行くので検索してみたら(主人が)、寺内町で栄えた歴史があるそうで、折角なので歩いてみました。
 
まずは貝塚市について。
貝塚市は大阪府の泉南地域に位置する市で、日本最古の櫛の産地なんだそう。
元は海塚(かいづか・「づか」は点のある塚)の文字が使われていたが、寺内町が出来た時には貝塚の字が使われていたことが古文書からわかっているそうです。ただし寺内町を除く旧村は、現在海塚(うみづか)と呼ばれているとか。

なお貝塚は一般的に「貝殻の塚」である貝塚として縄文時代の遺跡を指すことから、貝塚遺跡に関連して地名が付けられたとの説もありますが、貝塚市域では跡が発見されていないことからその関連性は証明出来ていないそうです。

 

貝塚中央商店街の案内の上に載っているのは、毎年海の日の前々日と前日に行われる貝塚太鼓台祭の時に練り歩く太鼓台を表しているそうです。
 
ふとん太鼓は大阪府河内・泉州地方や兵庫県播磨・淡路周辺で担がれる大型の太鼓台のことで、こんなのだそう↓
 
感田神社の前に、昨日の記事に載せたマンホール蓋が設置されていました。
 
約600年程前、小村だった旧貝塚市に村の発展のため神様を祀ろうと、年寄衆が山城国愛宕郡八坂郷の感神院から須左之男大神を、伊勢より天照皇大神を、京都の北野より菅原道真公をお迎えして氏神としてお祭りしたのが始まりだそう。
 
本殿
 
本殿の奥は海幸戎神社(七之社)。
 
境内には、市指定史跡の貝塚寺内町環濠跡が残っています。
 
神門 国指定登録有形文化財

 
主人は御朱印をいただいていました。

寺内町は見所が他にもありそうなので歩いてみます。

寺内町の中心だったという願泉寺へ。
行基が開創し、蓮如上人が一向宗を広めた草庵を、紀州根来寺から迎えた卜半斎了珍(ぼくはんさいりょうちん)が再興したお寺。
地域の人達は「ぼっかんさん」と呼ぶそうですが、それは卜半斎の呼称が転訛したものだそう。

表門 重要文化財 延宝7(1679)年再建

本堂 重要文化財  寛文3(1663)年再建



整備された石畳の道には立派な民家が並んでいて、往時の町の豊かさが伝わります。



山田家住宅 登録有形文化財
山田家は願泉寺卜半家の家来を務めた家柄だったそうです。


吉村家住宅 登録有形文化財

最後に、老舗の和菓子屋さんに寄りました。
村雨本舗塩五

安政元(1854)年の創業の老舗で、 泉州銘菓村雨を作り続けているそうです。
村雨は小豆と砂糖と米粉を原材料とした蒸し菓子でした。

思った以上にもっちもちでとっても美味しいお願い
上品でいい材料を使っているのがわかる銘菓でした。



お城や鉄道に乗るのが好きで、最近はマンホールカードをもらうことも楽しみにしているので、今までに何度か行っていた岸和田市と貝塚市ですが、まだまだ知らないことも多くて楽しいお出掛けとなりました。

関西に住んでいるからこそ行けるエリアとかもあると思うので、今後もお出掛け楽しんでいきたいと思っています。