引っ越し前に、京都に続けて出掛けました。
9/24は朝9:30に仙洞御所に予約していたので、それに合わせて京都へ。
一度は行ってみたいと思っていたのですが、予約をとるのはなかなか面倒で・・・でも引っ越し前に行きたいよね~って言うことで、事前にHPから予約しました。
向かったのは京都市営地下鉄烏丸線丸太町駅。
思ったより早く着いたので、仙洞御所がある京都御苑をのんびりお散歩し、9時近くになったら集合場所へ。
当日参観申し込みをしようと来た人がいたり(当日分は11時~受付開始なので早すぎ)、建物に触れようとした人がいたのか警告音がなったり・・・
そんなこんなであっという間に中に入れる時間に。
受付で印刷しておいた用紙と本人確認書類を見せ、9:30まで休所でお土産コーナーを観たり、仙洞御所について紹介したビデオを観たり。
ちょうどビデオが終わるころ、可愛らしい女性が登場。
私たちの回を案内してくれる、アニメ声の萌え系ガイドさんでした
仙洞御所は、皇位を退かれた天皇(上皇や院)の御所。
御水尾上皇の御所として、寛永7(1630)年に完成したそうです。
その北には御水尾上皇の皇后である東福門院(徳川秀忠の娘和子)の女院御所も建てられました。
嘉永7(1854)年に焼失したのを最後に再建されませんでしたが、庭園・茶室などが残っているそうです。
慶応3(1867)年に英照皇太后のために女院御所の跡地に造営された大宮御所は、現在も御常(おつね)御殿が残っていて(が、見学不可)、天皇皇后陛下や皇太子同妃両殿下が入洛した際宿泊しているそうです。
まずは御車寄へ。
御常御殿と南庭(だんてい)
作りは和風だけど、大正年間に内部を洋風に変えたそうで、ガラス戸がはめられていてカーテンが掛かっていました。
庭には紅梅・白梅・竹林・松が植えられていて、松竹梅の庭とも言われているそうです。
仙洞御所は、北池と南池とに二分されています。
どこから池をみても正面になるようになっているとか。
南池の中ほどに2つ中島があり、藤棚が立派な八ッ橋が。
この後橋を渡りました。
この藤は毎年咲く時期が違い、藤を狙って予約する人もいるそうですが、開花時期に当たるのはなかなか難しいそうです。
黄門様から贈られたと言う灯篭。
鴨がたくさんいました~
醒花亭(せいかてい)
醒花亭の醒花は李白の詩からとっていて、中に掛かっている額に出てくるそうです。
右から2行目、2文字目から書いていますね
万葉歌人・柿本人麻呂を祀っている柿本社。
御所内での火災が頻発したことから、零元上皇が「人麻呂(火止ロ、ヒトマル)」の縁起により勧請したそうです。
獲物を狙っているアオサギ、この後捕獲出来たようです
↑写真の場所は、州浜と言う所。
11万1千個の楕円形で、上下扁平の玉石が池の周囲に隙間なく敷き詰められているそうです。
石は小田原藩主大久保忠真が領民に集めさせ光格天皇に献上。
石1個で米1升と取り換えたため、一升石と言われているそうです。
60分弱の見学時間。
ガイドさんと一緒に回り、いつもと違う感じで見学が出来て楽しかったです
実は仙洞御所は、京都新城と言うお城だったところに建てた御所なんです。
京都新城は豊臣秀吉がいわゆる秀次事件により聚楽第を破却した後に築いた城。
完成後、秀吉は秀頼の元服のために滞在しましたが移居はせず、秀吉の死後に北政所が大坂城から移り、高台院屋敷(三本木屋敷)として用いたそうです。
その後関ケ原の戦い前には城門や塀が撤去され、さらに戦後には石垣なども破却され、二条城築城に転用されたとされているそうです。
ガイドさんは京都新城については全く触れていなかったので、主人は「言っちゃいけないことなのかな」なんて言っていました~
仙洞御所
京都市営地下鉄烏丸線・丸太町駅から徒歩15分
京都御苑を後にし、近くの梨木神社にも寄りました。
萩で有名な神社です。
去年行った時は終わりかけでしたが、この日はちょうど見ごろ。
白萩がとっても綺麗
萩まつり開催中
ピンクの萩も綺麗~
お祭りでイベントをしていましたが・・・
行列は本当は後ろの建物の奥に進むはずだったらしく、関係者の方が「〇〇さん、逆です逆」と叫び(笑)
行列は何もなかったように後退して行きました
間違えて下さったおかげで、写真が撮れた
梨木神社
〒602-0844 京都市上京区寺町通広小路上ル
地下鉄烏丸線丸太町駅1番出口より徒歩約20分 今出川駅3番出口より徒歩約20分
京阪電車神宮丸太町駅」1番出口より徒歩約15分 出町柳駅2番出口より徒歩約15分
市バス府立医大病院前下車徒歩約3分
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今日は主人も1日お休みで段ボール詰めがかなり進みました
疲れましたが、ホッとしました